最近はyoutubeという便利なものがあるので、検索すれば組み立てに関する動画はいっぱいあるので、それを見て実行するのが間違いないかと思います。
その中でもyoutuber的な人の動画よりも、メーカー公式や、ワークスドライバーの動画をまずは参考にするのがよろしいかと思います。
なぜなら、ワークスドライバーはちゃんとワールドクラスのレースで実際に培ったノウハウを持っているし、メーカー動画は教科書的な位置付けになると思ってるので。
もしくは周りにいる、トップクラスの方で動画を上げられているのであれば参考にしていいと思います。(直接聞くとか。ショップのオーナーやベテランのスタッフさんとか)
とりあえずどの動画でも共通しているのが
1.脱脂
2.ボールデフグリスとスラストグリスの使い分け
3.締め込み、調整
キモはこの3点です。せっかく脱脂したのに組む時に指でつまむのは問題外ですよ笑
締め込みに関してはスプリングを初めに潰す、潰さない、締め込んだら緩ませない、緩ませて調整する、とかいろいろありますが、とにかく試してみるといいと思いますよ。
最近話題のTA08ボールデフとか、タミヤのデフスクリューの溝がマイナスになっていて2ミリのレンチで締めるタイプのデフは
「車載したまま外部から調整できます」
ここ数ヶ月でデフの話題になった時に、自分の周りではコレ意外と知らない人が多かったです。
ギヤデフはオイルの番手や量によって動きが変わるので、なるべく複数用意してすぐ交換できるようにするのがベストですが、最近のタミヤボールデフだと、レンチ1本で調整できるのは便利です。
とにかく、組み方や調整はいろいろやってみて良かったものを取り入れるのがベストかなと思います。
メンテサイクル
これも意外とよく目にしますが、パワーソースや路面でも変わってくるので一概に言えませんが、「タイヤを手で回して引っかかりやゴリゴリとかカリカリとか感じたら、若しくは何やっても滑るようになったら」でいいと思います。
○デフボール
再利用する際もとにかく脱脂。タングステンやセラミックじゃない安いグレードの玉は使い捨てでもいいかと。
○デフリング
あまりにも深い溝ができて、そこで引っかかり感があったりしたら研磨、交換でいいと思います。もちろん組み直す際は脱脂必須
○スラストボール
別体式のものなら、安くてもタングステンとかの玉に変えておけば飛躍的に耐久性があがるので、組み直す際に入れることをオススメ。もしくはキット付属品相当のグレードのものを使い捨てで。もちろん組み直す際は脱脂必須
○スラストプレート
裏返してボールに当たってない面を使ったりしてます笑
小さいので研磨が大変なのでここは両面使ったら新品にしてます。もちろん(以下略)
○ボールデフグリス
アソシ
ヨコモ各種
京商
ロッシ
モロテック
タミヤVG
と使ってみましたが、個人的に好きなのはチューブ入りのやつが塗りやすくて好きです笑
ロッシ、京商はバギーでしか使ったことないですが、どちらもしっかり感があって良かったです。後は「アソシ使えば間違いない」と言われて育ったので、アソシは常に持ってます笑
最近はモロテックのボールデフグリスが好みです笑
○スラストグリス
アソシ
ヨコモ
主に普段の入手のしやすさからこれを使うことが多いです。どちらも結構なパック数走っても、グリス切れすることなくキチンと動作します。(さすがに50パックノーメンテはしたことないからわかりません)
ただ、過去に某社のスラストグリスを使った時は上記のグリスと比較するとすぐスラストがゴリゴリしてダメになったので、それ以降は使ってないです。
長くなったけど、正解はないと思うので、いろいろ試してみて欲しいなと思います。失敗したらしたで経験値になるし!