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─光る波の間─

現在ほぼツイッターまとめ投稿。アート(名和晃平、奈良美智他)映画・音楽・食べ物(日々のご飯)・雑貨etc...

やっと観てきた『のだめ』前編

2010-02-02 22:02:41 | 音楽・映像・アート



「まーだやってるから~」…と後回しにしていたら今週から1日1回上映に。
あわわ・・ のんびりしてられないワ。
もうそんななるくらい客が入ってないのかしら?と思ったけど、
レディスデーも手伝ってか、けっこう人が入っておりました。

しょっぱなからウィーン楽友協会での『ベト7』!! ずごい。。。(゜▽゜;)
ほんとにここで撮影しちゃったんだ。。。観てから汗出たw
それにしてもヨーロッパの風景がきれいだった。
そして、変態の森のCGすごかったw 笑えたわー
なだぎのテオもマンガとは全然キャラが違うけどオモシロかったし、
俳優の皆さんも演奏シーンがまたまたレベルアップしていて、感心してしまった。
音を出していないにしても、“2人羽織り”が利かないシーンも多々あるわけで、
もうほんと尊敬します。

音楽はチャイコフスキーがメインに加わって、演奏シーン以外でもたくさん使われていました。
原作通りの選曲だとちょっと盛り上がり方がわからないかもしれないところ、
『1812』や『悲愴』は分かりやすくていいですね。
特に『1812』は“大砲”つきで(シーン的に笑いなんだけど)なんだか感動。
そこまでのストーリー展開のせいもあってか、泣けた。
ああ、大音量で聴くクラシックっていいなー♪
あのどヘタな『ボレロ』もある意味凄かった。めったに聴けない貴重な体験(?)かもw

ラスト、絶望のどん底のだめちゃんのBGMがアダージェットだったのもツボ。
最後の方に峰くんや真澄ちゃんも出てきたしねー、後編も楽しみ♪

*


映画『シャネルとストラヴィンスキー』

2010-01-27 10:54:02 | 音楽・映像・アート

映画観てきました。昨日。
ストラヴィンスキーのバレエ音楽「春の祭典」と、香水「シャネルの5番」。
この2つに絡んだ二人の恋愛の話。なんだけども。

まずはその「春の祭典」の初演の再現シーンが秀逸!
これだけでも私的には満足で。
ブーイングとブラボー!が入り乱れて、客席は喧々囂々。
その中で黙々と演奏するオケと、ステップを刻むダンサーたち。
ニジンスキーに向かって「お前の振り付けが悪いからだ」と怒るストラヴィンスキー。
どっちも強烈すぎて、この時着いて行けるヒトがほとんどいなかったんだもの、
八つ当たりしたくもなろうってもんだ。w

バレエ・リュスといえば、 『バレエリュス踊る歓び・生きる歓び』という
ドキュメンタリー映画があって感動でした。



そして舞台となるシャネルの別荘はアールデコ調で素晴らしい!
ストラヴィンスキー夫人の「鮮やかな色はお嫌いなの?」の問いかけに、
「ええ。黒があるかぎり」  かっこいーわ!

白金台に東京都庭園美術館があるよね。あそこは日本のアールデコの代表建築で、
建物そのものが文化財でステキなんだよね~。また行きたい。

しかしこの奥さんも彼の音楽を聴き続け、書き続けていた人だけに、
音に現われる感情の変化・揺れに気づかないはずがない。
しかし、パトロンであるシャネルの援助がなければ夫は音楽を続けられない。
悩んで、でも彼女も自分のプライドを以って子供たちとともに去って行く。。

シャネルは香水を作るために南仏へ。
「花の香りはいらない。女の香りが欲しいのよ」

で、ふと思い出したのだ。私もシャネル持ってたよね??
帰宅後探してみたら、「5番」じゃなく「ココ・シャネル」が見つかった。
嗅いでみたらオピウムみたいな濃厚な香りで、ああ、そういえば昔むせちゃって
好きじゃなくて全然使わなかったんだっけと思い出す。
香水かぁ・・・ たまには着けてみようかな。

アメリカ的映画が好きな人には退屈かもしれないけれど、
音楽・美術・映像美、どれもほんとに素晴らしい!!
シャネル役の女優は声も野太くて、かっこいいし、老婆になったシャネルの演技も凄い!
ストラヴィンスキー役の俳優はポーランドの人で、口元がフレディ・マーキュリーに似ていた!w

というわけで、帰宅後はストラヴィンスキーの曲でベジャール振り付けの
「春の祭典」と「火の鳥」のビデオを鑑賞。
ビデオ・・・ あービデオ。もうDVDに落とす間もなくブルーレイが押し寄せてくる~~
どうしたらいいんでしょーね。うちまだブルーレイじゃないんですけど、やっぱりそっちに
録っておいたほうがいいわけ?また新しい器械を買わなくちゃなわけ??(怒

でもビデオならまだいい方かも。
実はレーザーディスクもあってね。。。 DVDになってないもんもけっこうあって、
こいつも録り直さなきゃなんだけど、めんどくさいんだよー!!
誰か代わりにやってくで!

*


DVD『ハゲタカ』

2010-01-20 22:35:32 | 音楽・映像・アート
いや~ん待ってました~~♪♪♪
劇場で2回観たんだからこれ。笑



ドラマもDVDで何回も観てるけど、何回観ても引き込まれてしまう。
昨日と今日はどっぷりハゲタカですわよ。
最初にコメンタリーで観て、次に本編を。
メイキングやインタビュー、未公開シーンなどを堪能いたしました♪

やっぱり大森南朋はサイコーですわん♪
今『龍馬伝』にも出てますもんね。毎週南朋さんが観れて至福。
武市半平太の切腹シーンは『新選組!』の山南さんを超えられるのか?!

そういえば、『龍馬伝』にはまた谷原章介さんが出演するけど、今度は長州側だ。
それに最近、シンゴちゃんまでCMで龍馬になっちゃってて、
思わずテレビに「局長・・・」とつぶやいてしまいました。笑
龍馬さんはつい最近まで内野聖陽さんが『仁』で見事に演じていて、
さすがっていう感じだったけど、私は『新選組!』の江口洋介さんの龍馬が好きだなー。
福山龍馬はまた別物だと思うけど、好みとしては。

・・・『ハゲタカ』からすっかり話が反れてしまった。(^^;
ま、『龍馬伝』でも一番の楽しみは南朋さんですから♪
あんまり早く死なないでくださいってことで、NHK様よろしくお願いします。笑


*

『なくもんか』観てきた!

2009-11-24 21:17:52 | 音楽・映像・アート

主演:阿部サダヲ&脚本:宮藤官九郎の大人計画コンビである。
おもしろいに決まってんだろう!!!(≧▽≦)



じつはちょっと竹内結子さんが苦手で、
観てて気持ちが引いちゃわないか心配だったんだけども。
これはアリ!この映画はOKでした。(助かった~)

カンニング竹山。実年齢で20歳以上離れたいしだあゆみ様と、
普通に夫婦に見えるってどうよw

伊原剛志・・・さん。 よ・・・・良かったんですか?!そんなんやっちゃって(汗
●●らに火をつけるとかやっちゃって?… ショーゲキすぎて笑うの忘れた。

ホームドラマといえばホームドラマなんでしょうけど、
ヒトの心理の深いところをぐりっと掴み出すクドカンはやっぱすごいな。
やたらに感嘆詞が多いヒト、「すごーい!」とか「わぁ~!」とか、
仰々しく騒ぐヒトってほんとはあまり感じてないことが多いんだって話を思い出した。

重たいのに、可笑しかったり。笑えるのに、切なかったり。
人間て、必死すぎると滑稽になるよなぁなんてしみじみ。
そして、ブリーフ姿でオカマメイクの阿部サダヲを観て涙ぐんじゃう自分と、
さらにそんな自分に「おいおい」と優しくツッコミ入れる自分がいて…

いやしかしあの商店街は夢の商店街ですね(笑
実際にありそうで無さそうで、あるんだけど無いんだな。
あと瑛太くんの肌のきれいなことったら!
隣りに並べないね!・・・並ぶ機会は無いけど( ̄∀ ̄;
塚本高史くんも脚がきれいで困っちゃうわ~!
そういえば『マンハッタンラブストーリー』で男の子のふりした女の子役をやったとき、
ふつうにスカート穿いてたっけね(汗

案の定、『笑う警官』より断然こっちが良かったです。はい。
『なくもんか』 ぜひご覧くださいまし。

*


南朋さんDay

2009-11-19 20:15:39 | 音楽・映像・アート

今日の『いいとも』に大森南朋が出ましたね~
昨日と今日と休みが交換になったんで、ラッキーなことに観れました!

そして、昨日行く予定だった映画『笑う警官』を観てきた。
南朋さんのスーツ姿を拝むにはなかなか良い映画かと。(* ̄∀ ̄*)
真面目な映画ですからね、宮迫が一度もフザケないし(当たり前だけど)。

えーとですね。悪くないんだけど、映画としては好みのタイプじゃなかったなぁと。
「もう1回観たい~!」っては思わなかった。わかってはいたんですけどもね。
なので私的な見所といえば、南朋さんオンリ~~・・・・

いや違った!!! もう一つの見所は松ケンのカメオ出演!!
ありゃびっくりしたわ。 ほんの数分だったけど。
声で「あれ?」って思って、あんまりはっきり顔は映ってないんだけど、
すごい、インパクトあったわ。。。 浮きまくっていたとも言えるか。笑

    

来週は『なくもんか』を観る予定。たぶんこっちが私好み。(* ̄∀ ̄*)
『クヒオ大佐』も観たいな。
今年はあと、あれだね。

 『のだめカンタービレ』!!! \(⌒0⌒)ノ♪

*


トリノ・エジプト展

2009-11-12 20:09:33 | 音楽・映像・アート

行ってまいりました!宮城県美術館♪
『トリノ・エジプト展』を観に~(*^^*)



迫力ある彫像や石棺の数々。すげーです。
もう、言葉汚くてゴメンだけど、「まじすげえぇ!!」て感じ。
まあ、目玉の展示品については別に私が語らなくても。ね。

ちょっと気に入っちゃって、一通り観たあと引き返してまた観たものというと、
[敵を打ち据えるラメセス3世のオストラコン]。
石版にインクで描かれてあるんですが、その線の美しいことったら!!
(なんか順序が逆っぽいけど)浮世絵に通じるような、西洋絵画よりむしろ
日本画のラインに通じるような滑らかでリアリティのある筆致!

そしてもう一つは、シャブティ(墓人形)を入れる箱に描かれた美女。
ケースに入っていて壁際の展示なので、横から覗き込まないと見えない。
見つけちゃった。ふふ。ニオイがしたもん。 セクシーな美女見っけ♪

グッズ関係はあんまり欲しいものが無かったけど、
山岸凉子の『ツタンカーメン』が売られていて、微笑。( ̄∀ ̄)




最初の単行本は、2巻まではタイトルが『封印』だったんだよね。
…そのタイトルのほうがカッコよかったのにと思うんだけど。
このマンガは面白いし、ちゃんと勉強にもなります。
ちょっとコワイところもあるけどね、そこは山岸凉子だからしょうがないやね。

あとお奨めは『古代エジプトうんちく図鑑』。

  

ちょっと字が細かいし、絵の好き嫌いもあるかなーと思いますが、
神話からクレオパトラ7世が死んで王朝が終わるまで、
そして著者のはちゃめちゃエジプト紀行もあっておもしろい!

・・・ これが会場で売られていなかったのだけが納得できない私です(笑

*


『カイジ 人生逆転ゲーム』観た。

2009-10-20 19:12:56 | 音楽・映像・アート

観ってきったよ~~~ん♪♪

『カイジ 人生逆転ゲーム』

今月は『TAJOMARU』『カムイ外伝』と観てきたけど、これが一番オモシロかった!
テイストが全然違うから比べるのもなんだか…ですが。

藤原竜也ってさ~、なーんであんなに魅力的なんだろか♪
写真だけだとそんなに・・・って思うんだけど、動き出すととたんにイイよね。
そしてこの映画は出演者がスゴイです。
香川照之、天海祐希、佐藤慶、松尾スズキ・・・一癖も二癖もある。ありすぎる。

松山ケンイチも出ていて、“ライト”と“L”が励まし合ってた。(笑
いや、笑うような場面では無かったのですが。(^^;
それにしてもカイジくん。そんだけの頭脳と状況判断力があるのにナゼ負け組?!笑

利根川(香川)VSカイジ心理戦。息を呑みます。
なんかもう目が血走っちゃって形相が凄くて、
人間追い詰められるとあんな顔になっちゃうんだ…と。(--;;
そして、凛子サン(天海)。アナタって人は!(爆

観たあとは気持ちがスカっとする、オモシロい映画でした!

… 高所恐怖症の人はちょっとゾクゾクするかもしれませんが。フフ



今まで単館上映の作品を観ることが圧倒的に多かったけど、ロードショーも悪くないねー。
この次は 『笑う警官』『なくもんか』 を観ますです。ハイ。^^

*


送料のほうが高いのだ。

2009-10-16 21:32:35 | 音楽・映像・アート
ふんふんふ~~ん♪
ポストにちょこんと入っていたよ♪

届くまでドキドキでした。
フランス語なんてさっぱし分からんもの。
大学の第2外国語なんてチョーテキトーだったもの。

ボンジュー、オーボワッ、サヴァ、メルスィ~・・・
パルドン、ウ・スレ・トワレッ?(トイレどこっ?)
もーそんなもんですわ! いやーよく届いたな。

amazon.fr から10日かかって我が家へようこそ♪


はいッ!ネマニャ・ラドゥロヴィッチくんのおニュー!!

日本での通常発売を待っていたらいつになるか分からないし、
彼を日本に招聘していた会社は潰れてしまって、リサイタルの予定もなく、
となると会場で買うというテも使えず。。。

でもあるファンの方が、「アマゾンフランスで買いました。割と簡単にできた」 と。
・・・・・!!! 簡単なんですね?!そうなんですね?!



ま、ちょっと時間はかかりましたが思っていたよりは確かに簡単だった。
翻訳サイトってありがたいなあぁぁ~~!!

ただ、おフランスのお仕事態度事情を他ブログで読んでいたので、
まともに送ってもらえるのかが多少不安だったというのはありましたが、
到着は予定より1日ずれただけでした。

で、送料手数料など14,90ユーロ。 CDそのものは11,28ユーロ。 ぷぷ。
買った日のレートで、トータル3500円くらいですか。ま、いんじゃないでしょうか。

で、肝心の曲目。
読めないのもあるけど、『ヴィターリのシャコンヌ』!!(やったー!!)
タルティーニ『悪魔のトリル』やクライスラー『前奏曲とアレグロ』などなど、
“ネマニャの生演奏聴きました!or聴きたいと思ってました!”のオンパレード~♪♪

これでしばらくトキメいて生きていけます(笑)

えへへへへ・・・


うへへへへ・・・



へっへっへ・・・・

*

「TAJOMARU」&「カムイ外伝」

2009-10-06 22:19:42 | 音楽・映像・アート

今日はレディースデーでしたので、映画を観てきました。

 「どっち観ようか迷ってて~」
 「どっちも観れば?」
 「…ですね」

ということで、2本観て来た♪
1本目は朝から 『TAJOMARU』
一旦帰宅してお昼食べて晩ご飯の肉じゃが作って、
2本目に『カムイ外伝』

どっちもオモシロかった。けど、どっちかって言ったら、、、、カムイに1票かなぁ~。

美しさとか情緒はTAJOですけど、敵役が物足りない感じと、
小栗旬てもっとドガーーンとしたものを持ってると思うんだけど、
なんだか表されきれてないような… もどかしさ。これはいっつも感じるんだなぁ。
「いやもーっとあるでしょう!」「もっと上手く撮れる人はいないの?」みたいな。
って言ってもそんなに観てないんだけどね出演作。

・・・『キサラギ』 さいこーだったよね。  …あ。私のセンスがイケナイのか。

で、松山ケンイチはスタイルがいいね!運動神経もいいね!棒高跳びのシーンもあったね!
表現力については言うまでもないです。
大後寿々花の演技力も相変わらずすごい。 2人 『セクシーボイス&ロボ』でしたね♪
忍の殺陣もなかなか。何年か前の『SHINOBI』よりはるかに迫力があって良かった。
まぁちょっとグロいシーンも多々、あるんですけど。(--;

カムイは海賊に遭うんだけど、宴会のシーンで海賊の一人が踊ってましてね。
やたらに上手いというか、なんでそこでそんなに前衛的な踊りを?
と、訝っておりましたら思い出しましてよ!! 森山開次が出演してるんでしたわ!!
セリフも言ってたけど、私は物静か~な森山サンしか知らなかったので、
怒鳴っていたのはびっくりした。(・_・;
むしろ小さいお子様をお持ちのお母様のほうが分かるでしょう。
「おかあさんといっしょ」のカイジくんです♪

そうそう!実は画面の中にやったら「似てるなー」と思った人がいて、
いやでもまさか、“その他大勢”では出ないよね~? と思ったらエンドロールに名前が。

 小林 十市

ほぼ毎日ブログチェックしてんのに!だのに知らなかったなんて~!!
と思ってHP見直したけど、どこにも書いてなかった。
そうか、シークレットだったのか。なら許す。自分を。

十市さんも前はレギュラーだったよね♪「からだであそぼ」の。


というわけで。
映画2本を堪能したあと本屋に寄って買ったのがこれです。↓



カムイの後になんでやねん!と、自分に突っ込みいれました。

だってだって 松ケン+うめめ なんてオモシロすぎる!!!

*


 ☆カムイの中で、首にぷっすり千枚通しみたいなのが刺さっても、カムイは平然としているシーンがあって。
  いくら急所を外れてるっていっても実際ないだろ?!とか、思っちゃうかもしれない。マンガだしね、とか。
  でもあれはありです。あります。私の知り合い(♀)で、オソロシイ回復力の持ち主がいて、
  落ちた包丁がさくっと足に刺さって深傷を負うも、翌日も生活は普通どおり。1週間程度でほぼ完治って、
  その治りの速さに医者が驚愕していたという。しかも痛みにかなり強い。
  釣り針が刺さっても力ずくで引き抜いて、次の日にはもうほとんど傷が無いとか・・・
  「あたしは人と違うから、あたしみたいな治し方しちゃだめよ」だって。誰がマネするか!w
 


映画『ハゲタカ』

2009-06-17 22:24:05 | 音楽・映像・アート


 

観てきましたわ~~♪
これのドラマすごいはまって、欠かさず毎週かぶりつきで観てました。
経済金融のことなんて、一番ワタシに縁遠いことなんですが。

おもしろかったです!大森南朋好きだし~
楽しい内容ではないし、登場人物たちも最初から最後まで笑顔なしだし、
でも全然、冷たい映画じゃないし、気の抜けない張り詰めた展開だけど希望があるし。
ドラマのとき同様ハラハラドキドキで、題材もほぼリアルタイムな出来事で、
何年か後にこれを観たら、「そうそう08~9年てこういうことあった」って
ドキュメンタリーにもなりそうだ。

映画の冒頭、表舞台から退いた鷲津が一人で過ごしているシーンは、
ラフなスタイルだし髪は下ろしてるしで、眉間にしわは寄っているものの、
「わー南朋さんだわ~なおちゃ~ん」と、ワタシのテンションは別次元で高まり(笑
でも、復帰を決心した彼が、前髪を上げ、ネクタイを締め、ベストをはおり、
メガネをかけたその瞬間…

きたっ!鷲津だー!!やっぱこうじゃなくっちゃね~

「…じゃ、行きましょうか。キラ--ン」と歩き出したとこで、ワタシのテンションは“正しく”上がった。笑
映画が進むにつれてイロイロなことが起きる。経済に詳しいならともかく、詳しくないので、
こうきたらこう行くのかな?なんて、ドラマのストーリーをなぞってします。が、
そんな同じ展開なわけないだろう!なんのための映画だ! ということで、
えぇ?あー!そういう手を使うのか!と。鷲津カッコイイ~

シーンごとに画面の色調を変えるのも効果的。
1シーンも長いので緊張感があって、役者同士の火花もバチバチと。
敵役の玉山鉄二も良かった。今まであまり気にしなかった役者さんだった。
今年は大河にも出て悲劇の武将を演じていましたが、こちらもまた悲劇的。
哀しいね・・・ でも、

やっぱりワタシは鷲津Love(シツコイ)

あのエンディングの歌もいいんだよね。
ドラマのときも、すごく重たい内容でも最後にあの曲が流れると、
なんか希望を感じて、清清しい気持ちになれた。うーん、ドラマのほうをまた観たくなってきたわ。
…あっちはね、シャキーンとしてて隙のない鷲津がふっと、ネクタイを緩めたりメガネをはずして
素の顔を見せる瞬間が色っぽくてね ・・・エ?もういい?

*