お金が無いのに、今月の予算を割り込みそうなのに
どうかしているので思いつきでモノを買ってしまう僕は
大変に馬鹿なのですが、新聞に載っていた広告が薄っすらと
残っていたためか、柄にも無く『論座』なんか手に取ってる。
「連帯」の二文字にどうにも引かれて、理論社会学的な
モノが繰り広げられるのかと期待して買ったら
どうも違ってがっかりだったけれど、内容的には
面白く読めて、働くって大変だなとか思ってしまった。
だけれどこれらはどうでも良いのです。何で『論座』なんか
買ったのか、読み出して分かる。理解できた。井上陽水だ。
井上陽水のインタビューだ。無意識にこれが読みたかったんだ。
「軽やか」とはこの人を形容するためにあるのかも知れない。
硬くて、ガチガチに、大変まじめにインタビューの下準備を
してきたであろうインタビュアーの記者さんが井上陽水の
手のひらの上でころころされてる雰囲気が伝わってくる大変
捉えどころの無い、でもどこか心地の良いインタビューだ。
井上陽水から何か示唆的で、政治的な言質を導きだそうとする
記者の本意を見抜いて?けれどもそこに悪意は無くて軽やかで
そういう意図をふらっとよけてしまうような空気感が柔らかだ。
ロッキンオンに井上陽水のインタビューなんてあったっけ。
それでもって、どんなに否定をしようが、慎ましく臨もうとも
井上陽水が見る社会は人より少し斜めに、もしくは違って見える
らしく、非常に強烈なカウンターがある。記者がどうにかしなくとも
きっと出ちゃうんでしょう、この人の感覚は。
インタビュー全体を包む黄昏た感じが読んでて心地よくて
血気盛んな記者がやり込められる、煙に巻かれてる様子が
面白い上に、流れるように井上陽水が話題を展開してゆく
過程がとっても楽しい読み物にもなっててよかです、これ。
自分や社会に対する恐怖感の考えも非常に共感で。
どうかしているので思いつきでモノを買ってしまう僕は
大変に馬鹿なのですが、新聞に載っていた広告が薄っすらと
残っていたためか、柄にも無く『論座』なんか手に取ってる。
「連帯」の二文字にどうにも引かれて、理論社会学的な
モノが繰り広げられるのかと期待して買ったら
どうも違ってがっかりだったけれど、内容的には
面白く読めて、働くって大変だなとか思ってしまった。
だけれどこれらはどうでも良いのです。何で『論座』なんか
買ったのか、読み出して分かる。理解できた。井上陽水だ。
井上陽水のインタビューだ。無意識にこれが読みたかったんだ。
「軽やか」とはこの人を形容するためにあるのかも知れない。
硬くて、ガチガチに、大変まじめにインタビューの下準備を
してきたであろうインタビュアーの記者さんが井上陽水の
手のひらの上でころころされてる雰囲気が伝わってくる大変
捉えどころの無い、でもどこか心地の良いインタビューだ。
井上陽水から何か示唆的で、政治的な言質を導きだそうとする
記者の本意を見抜いて?けれどもそこに悪意は無くて軽やかで
そういう意図をふらっとよけてしまうような空気感が柔らかだ。
ロッキンオンに井上陽水のインタビューなんてあったっけ。
それでもって、どんなに否定をしようが、慎ましく臨もうとも
井上陽水が見る社会は人より少し斜めに、もしくは違って見える
らしく、非常に強烈なカウンターがある。記者がどうにかしなくとも
きっと出ちゃうんでしょう、この人の感覚は。
インタビュー全体を包む黄昏た感じが読んでて心地よくて
血気盛んな記者がやり込められる、煙に巻かれてる様子が
面白い上に、流れるように井上陽水が話題を展開してゆく
過程がとっても楽しい読み物にもなっててよかです、これ。
自分や社会に対する恐怖感の考えも非常に共感で。
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