彼のロバート・ジョンソンは余りのギターのテクニック(当時では考えられない演奏技法だった)のために、自身が嘘ぶきながら「十字路で悪魔に出会って、その悪魔に魂を渡す引き換えにギターのテクニックを得た」と言った、みたいな話がある。そして彼が27歳で亡くなった事がその彼自身の言葉にちょっとした信憑性を宿らせた。またその後多くの伝説的なロックミュージシャンが27歳で亡くなっていることが其処に追い討ちをかけてきた。
閑話休題。僕も今十字路に差し掛かっているような気がする。僕の将来は幸か不幸か一応夢がある。漠としたものであるけれど。僕にそれが出来るかどうかは解らないけど、今から第2のロバート・ジョンソンになるよりは可能性はある、と思う…。
で、僕のこの十字路にも悪魔がいて、例のアベフトシっぽい友人が囁くのです。留年しろよと。だって就職がアレなのでしょと。既卒より新卒ですよ、と。確かにそうだなぁ…僕は悪魔に魂を売るのんか?