帰りの電車の中の広告にこんなものがあった。
「銀座千疋屋が選んだ桃に出会ってしまったら、もう二度と、普通の桃に戻れませんよ。」
銀座千疋屋の缶入りカクテルのキャッチコピーなんだけれども、普通に取れば「銀座千疋屋が選ぶ桃を使った大変おいしいカクテルです。」と言うことになるだろうけれども、よく読むとこのコピーの中では商品のカクテル=美味しいとは明確に言ってはいない。銀座千疋屋の桃が美味しいと言ってるだけだ。
もちろん暗に銀座千疋屋の名を冠した商品のカクテルが美味しいと言うことは含まれて入るのだろうけれども、前作のメロンを口にした人間からするといささか疑いたくはなる。コピーライターの良心が囁いてるのか。