NOTEBOOK

なにも ほしがならなぁい なにも きたいしなぁい

02007年002月017日(日)ロマニー?

2007-02-18 | 授業
 今日、時間つぶしのために何気なく本屋へ。そこで目にしたのは噂の「別冊カドカワ」。今回の「別冊カドカワ」はまるッと、シカオちゃん特集。立ち読みだったのに凄い読み応えがあった。シカオちゃんは実は渋谷生まれで、育ったのがイーストサイドであるとか…



 シカオちゃんと一緒にするのはどうかと思うけれど。シカオちゃんが口にしていた暮らした街への、周りへの違和感、疎外感。それが僕の経験と重なった。

 小学校時代、暮らした街も通った小学校も確かにイーストサイドではあったけれども、そこには確固とした断絶があった。通った小学校の地域と暮らした地域のギャップは暮らす街への違和感としてやっぱりあって、だから未だに地元には根づいていない感がある、というか地元の学校行ってないので知り合いすらいないし。

 んで、中学校、高校は島根。もちろん僕はアウトサイダーで、「東京もん」のそしり、と言うかレッテル張りと言うか…でやっぱり疎外感と言うか、何とも言えない違和感。友達は居たけれども、やっぱりカルチャーが違った。考え方と言うか、色んなものが。

 予備校は福岡。周りは皆九州出身。やっぱり浮く。浮遊。漂って、漂って。雰囲気はあったのだけれど、やっぱりカルチャーが違う。ぬぐい切れない違和感と疎外感。

 大学1、2年の時は島根に戻ったけれど、そこで僕は島根県出身みたいな顔をする必要に迫られた。微妙に方言を使ってみたり、島根の知識をぶって見たり、やっぱりカモフラージュだよなぁ。今考えれば。


 地元が無いんだ、僕にも。東京、イーストサイドも地元と言えば地元だけれど、出雲も地元と言えば地元だけれど(友達がその地にいると言う点だけで見れば、よっぽど”地元”っぽい)、やっぱりどちらも地元じゃない。