中国では餃子と言えば、水餃子。焼餃子じゃない。何で焼餃子じゃないかと言うのは、たぶんゆでるものとして作られた料理だから。そこは分かっていたんだけれど、何故中国では焼餃子は残り物の料理として、あまり言い位置をもらえなかったのか。
やっと一つの仮説を思いつく。餃子のタネは肉と野菜の混ぜ物。この混ぜ物と言うのは曲者で一晩置いただけで、発酵が進んでしまう。すると酸味が出てしまうので、肉と野菜のジューシーさが持ち味の餃子(水餃子、焼餃子問わず)にあっては、その酸味は好まれなかったのではないか。
最近王将(餃子の王将なのか王将なのかは失念したが)が中国で焼餃子を売っている。基本的に餃子を始めから焼餃子にする場合がほとんど無い中国にあっては受け入れられるかもしれないなぁ。