よみびとしらず。

あいどんのう。

明烏

2022-03-20 13:58:49 | 散文
生きていてくれてありがとうそんなあなたにとって残酷な言葉しか残らない夜は明ける希望という名の絶望と歓びという名の後悔をいつまで経っても終わることのない懺悔は続いてわたしは星を待つゆうべに眺めた海の音から人魚に成り果てぬまま歌をうたい恋しいあなたの面影は暗む夜の色にとてもよく似た翼を添えて光は飛び出したイカロスにとっての悲しみと共にその目はただ強く前を向きて朝を迎えるいまわたしの願い事が叶うならばと . . . 本文を読む