よみびとしらず。

あいどんのう。

アイ色

2022-03-19 12:58:14 | 散文
藍にただれて火傷を負ったこの胸の痛みもなにもかもそのあおの深さに触れたくて私はあわずにいることの理は待つほうき星の流れる夜にそのアイの色を知りたくて深みにハマったら終(しま)いよと 哀しみをたたえて海は波打つ笑い声に似た歌声に耳をすませば落ちていくあおのその色はアイにも似つかぬ透明な空だった . . . 本文を読む