よみびとしらず。

あいどんのう。

2021-06-19 11:12:38 | 散文
つながりが保てないと嘆くあなたはだから痛いメに遭わせてやろうと嵐を呼んだふたりの距離はますます離れて四季は遠からじ天と地のあいだの全てを満たしたこの網膜ではとらえきれない場所にあるのはあなたの本音と隠した涙なんにも見えないとあなたは俯くわたしの閉ざされた眼光に夜昇る月はとてもよく似ていて唾を吐く噛みしめた思いは幾重にも偽物の空に美しい星々を語り継ぐこの目に落ちてきたお星様ひとつずつみんな誰にも見え . . . 本文を読む