ハテナ

わたしとあなたの間にあるのは意味なんか何ももたない約束事ひとつ染まらずにいたかった願いは絶えてどんな色にも染まることに耐えるただ唯一の約束ひとつそれだけは手放してなるかと硬く結んだなんの意味もない朝昼晩の空にかかるのはいつもの月とは異なる月の有り様と時の流れにも違えて何度でも交差したわたしとあなたを行き来してわたしでもあなたでもない場所に焦がれたわたしたちしかいない月夜の晩に大切な約束事への扉は閉 . . . 本文を読む