よみびとしらず。

あいどんのう。

迷ノ宮

2021-06-04 01:21:01 | 散文
正解なのにうらっ返しの闇雲に解き放たれたままあべこべになったのは鏡に映り込んだ御伽(おとぎ)の話踊れや踊れと体力なくともなんの力もないわたしから足元は造作もないほどにリズムを刻み時間は細切れになって訪れたタイムアウトの鐘の声朝起きて目が醒めた気になったのは逆さまに落ち着いたあの頃の名残りから運命をミカタにつけた裏切り者共の夢の後(あと)その後ろ姿は傾いたまま不恰好な三日月は真昼の空に笑ってる無闇矢 . . . 本文を読む