よみびとしらず。

あいどんのう。

GREEN

2021-04-11 10:50:09 | 散文
目から溢れだした光はこぼれてハラハラと散りゆく花びらの如くにそんな儚いものであるかと怒りにまかせてあげた咆哮は手のひらに太陽を受けとめて傷を負うそのなかに流れる血潮から海の息吹を求めて旅に出たわたしの身体は動かないままただ夜だけを欲して感情を喰らい尽くした不動の木立は光に晒され息を吐くまるで異なるあなたとわたしは同じ身体に住みついて背中合わせのくらいクライ思いは裏腹を厭(いと)うて朝日は昇るこんが . . . 本文を読む