昨年11月初め、秋田県種苗交換会の会場で買ったシクラメンです。様々な品目の農産物が出品される中、花きの部門で最優秀賞を受賞した方の農園で育てられた鉢です。ちょっと高めの値段でしたが、記念にと買ったのでした。花はもうずいぶん散ってしまいましたが、それでもこの時期まで楽しませてもらえるとは思ってもみなかっただけに、見る度に買ってきて良かったなーと思わされます。「花より団子」のこともありますが、それにしたって花のちからは、大きなものですね。こころに栄養を与えてくれます。
その時、同時に買ったのが、びわの苗木。それぞれの枝の先々が、ほんの少し膨らんできたような感じです。当地で、びわの地植えを見たことはありません。わずかに風除室での鉢植えを、一軒のお宅で見たことがあるだけです。果たして、実をつけることができるのか。それを食することができるのか…。びわの種や葉は、身体のためにとても有用だと聞いたことがあるのですが、大きくなってくれれば良いなー。直接利用できるくらい大きくならなくても、それがそばに生きているということが、何となくこころの安定につながるっていうこともあると思うんですよ。園芸療法って言葉もあるくらいですから。
一昨年の?春、まだ当地では雪の残っていたころ、県内沿岸部の道の駅に行った際に、買った花です。フクジュソウ、イチゴのパックくらいの大きさの入れ物に入っていたのを買ってきて、雪が消えてから地植えをしました。
それが昨年の春に、草むしりの際にいっしょに取られてしまい、わずかに残った株の一部が、今年咲いていたのでした。すべて取られてしまったと思っていたので、気を付けてみることもしていませんでした。わずか2輪ですが、来年は少しでも増えていてくれたら良いなー。というより、まずは今年、このあと枯れてしまわないよう願うのみです。