アカシア
2022-05-14 | 日記
田植えに向かって、仕事が続いています。一昨日と昨日は、代掻きの一回目。今日は7枚の小さな田んぼのそれです。
朝ごはんの前に苗に水をやって、その後、田んぼの水の様子を見にひと回り。今日は弱い雨が降りそうな気配です。家に入ろうとした時、かすかに甘いにおいがしてきました。もしかしたら、アカシアの花が咲いているのかもしれません。近くの川まで、直線距離で2キロくらいあるかもしれませんが、その土手(川側)に野生のアカシアの木が何本もあるのです。そこからかなと思ったのでした。
今朝は風がほとんどありません。風も無いのによくここまで届いたなと思ったのでしたが、むしろ風が無いから、淡く甘い香りが感じられたのかなと思いました。香りがすーっと消えたその時、弱い雨が落ちてきました。小ぬか雨とでもいうような雨でした。
家に入って話したら、「近くの家でアカシアの花のてんぷらを作っているのかもよ」というボケ(?)。思わず笑ってしまいました。ほんの些細なことを話せる誰かがいるということ。自然の中で暮らしていると、それがとても幸せなことのように思えます。もちろん、「見解の相違」が生じることも、多々ありますけど(笑)。
このブログを読んでくださっている方は、まだお会いしたことのない方ばかり。「ほんの些細なこと」が、何かしら届いていたら何よりです。
雨は少し強くなってきました。今日はゆっくり取り組むことにします。
ちなみに、もう20年以上も前のことですが、6月の末か7月の初め。この土手を通ったことがあります。ふわふわと淡雪のような白いものが落ちてきて、ひとりで感激したことを覚えています。アカシアの花の何かだと知りました。