風に吹かれて行こう

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雪が守ってくれるもの

2024-02-10 | 日記

 触ればとてもはっこい雪ですが、雪の下あるいは雪の中というのは、寒さの中で突っ立っているのに比べて、いくらかは暖かいものです。いや、温かいという書き方は誤解を招きます。ほんの少しは、寒さが和らぎます。横手のかまくらなどはその好例といえます。

 畑に置かれたままで雪の下になっているいくつかの作物は、まさにそのような状況によって、極端な寒さから守られています。寒さと降り積もった雪の重さと、作物にとってはどちらがマシなのかは、聞いてみないことにはわかりませんが、極端な冷え込みで凍死してしまうことを考えれば、雪の重さに不満を言うわけにはいかないことでしょう。

 昨年の秋が深まったころ、タマネギの苗を自家用には多すぎるくらい植えました。今その場所が、極端な雪不足で少しずつ姿を現しそうになってきています。これから日を追うにしたがって、晴れた日が多くなるようになると、決まって起こることは、放射冷却現象。最低気温がグンと低くなります。何としても枯死は避けたいんですけど、こればっかりは自然の成り行きに従うほかありません。やっぱり気候の変動は、ほどほどであってほしいと思う昨今です。

 腰くらいの高さのドウタンツツジ。生垣ですが、毎年の雪の重さで生垣の呈をなしていません。今日の冷え込みで枝にはうっすらと毛でも生えたように氷がついていました。

 これは梅の枝。本当に寒そうです。よくもまぁ耐えています。まだ幼いタマネギがこんな状況になったら、前途多難です。

 田んぼの稲株が顔を出し始めました。


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