身体にいい日誌

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糖尿病の治療④  薬物療法

2008-12-26 20:09:27 | 健康(代謝異常)
「薬物療法について」

糖尿病の中でも、2型糖尿病の方の場合の治療は、食事療法と運動療法により、
血糖値をコントロールしていくのが基本です。

ただ、食事療法と運動療法での血糖値のコントロールがうまくいかない方もいらっしゃいます。

そのような方には、血糖値を下げる経口薬の「経口血糖降下薬」という飲み薬を
使って治療をします。これを「経口薬療法」といいます。

経口薬は、使用目的や作用などによって、種類があります。ですから、
糖尿病の方の症状によっては、2~3種類ぐらいを併用する場合もあります。

経口血糖降下薬を飲むと、体内に吸収されて、膵臓や肝臓、腸管へ作用して、
血糖値をうまくコントロールしてくれます。


糖尿病の薬である、経口血糖降下薬の正しい服用によって、血糖のコントロールの
状態がよくなります。

ただ、経口血糖降下薬は糖尿病を一時的に改善する薬であり、糖尿病を治す薬では
ありません。
ですから薬を飲んで、良くなったからといって勝手に薬をやめてはいけません。

薬物治療が医師の判断により開始されたら、医師の判断がなければ飲むことを
やめてはいけません。そしてだいたいの場合、飲み薬を飲み始めたら、
長い期間か、一生飲み続けることになります。

そして、食事療法も忘れては行けません。薬を飲んでいれば、それでよいという
のではなく、薬を飲みながら、食事療法をしっかりとつづけることが重要です。


糖尿病の薬物治療によく使われる飲み薬である「経口血糖降下薬」は 5種類あります。

糖尿病の飲み薬療法によく使われる薬
・スルホニル尿素薬(US薬)
・α-グルコシダーゼ阻害薬
・速効型インスリン分泌促進薬
・インスリン抵抗性改善薬
・ビグアナイド薬

上の 5種類は、糖尿病の患者さんの状態により最善のものが選ばれます。
それぞれ作用が違い、副作用もありますので、どの薬がどんな効果があり、
どんな副作用があるのかをしっかりと知っておくことは必要なことだと思います。

それぞれの薬の作用や副作用について見ていきましょう。

スルホニル尿素薬(スルフォニル尿素薬)とは、40年以上糖尿病の飲み薬として
最もよく使われている薬です。安全で、血糖値を下げる効果があります。

スルホニル尿素薬の作用
スルホニル尿素薬の主な作用は、膵臓のβ細胞(B細胞)を刺激し、インスリンの
分泌を増やします。さらに、インスリンの働きを良くし、肝臓から放出される
ブドウ糖の量を抑えます。

スルホニル尿素薬はインスリンの分泌を増やすのが主な作用なため、膵臓に
インスリンを分泌する力がまったく無いと効果が期待できません。

服用は食前が基本ですが、食後でもかまわないと考えられています。

スルホニル尿素薬の副作用
スルホニル尿素薬の欠点は、服用量が多すぎると低血糖になることがあります。
肝臓・腎臓の弱い方、お年寄りの方は特に注意してください。

そして、空腹感がとても強くなることです。ですので、余計に食べてしまわない
ように注意してください。

また、長い間使っていると効果が現れにくくなります。(この現象をスルホニ
ル尿素薬の二次無効といいます。)そのため、薬の服用量が増えるなどのマイナス
面があります。

α-グルコシダーゼ阻害薬とは、1993年に発売された薬で、「食後過血糖改善薬」、
または「糖質吸収阻害薬」ともいいます。

α-グルコシダーゼ阻害薬の作用
小腸での糖質の分解と吸収を遅らせる作用により、食後の急激な血糖の上昇を
抑える働きがあります。

スルホニル尿素薬にくらべると低血糖を起こしにくいという特徴があります。
この薬だけの服用であれば、低血糖を起こさないので、
薬物治療を始めるときに選択されることが多い薬です。食事前の血糖値はそれほど
高くないが、食後にあがりやすいなど、比較的に症状が軽い方に適しています。

α-グルコシダーゼ阻害薬は単独で服用する場合と、スルホニル尿素薬やインスリン
療法と併用されることもあります。

服用は、食事の直前に飲みます。薬の飲むタイミングを守らないと効果がありません。
そればかりか、副作用が出やすくなってしまいます。

α-グルコシダーゼ阻害薬の副作用
お腹が張ったり、ガスが出やすくなったりします。この薬だけでは低血糖を起こす
ことはありませんが、他の薬と併用した場合は低血糖になることもあります。
その場合は砂糖ではなく、ブドウ糖を飲んで対処します。

速効性インスリン分泌促進薬とは、フェニルアラニン誘導体ともいいます。
比較的軽症の方に適しています。

速効型インスリン分泌促進薬の作用
スルホニル尿素薬(スルフォニル尿素薬)と同じインスリン(インシュリン)の分泌を
促進する薬です。低血糖を起こしにくく、スルホニル尿素薬よりも作用時間が短いのが
特徴です。

服用は 1日 3回、食事をとる直前になります。食後に服用すると本来の効果が望めません。

速効型インスリン分泌促進薬の副作用
この薬は、効き目が速くあらわれるので、食事をせずに服用してから 30分以上
たってしまうと低血糖を起こしてしまう危険があります。


インスリン抵抗性改善薬とは、1995年から使われるようになった薬で、
インスリン感受性改善薬ともいいます。

インスリン抵抗性改善薬の作用
インスリンの効きをよくして血液中のブドウ糖の利用を高めて、血糖値を下げます。
さらに、血液中の中性脂肪を低下させる効果もあります。スルホニル尿素薬
(スルフォニル尿素薬)とくらべると血糖降下作用はやや劣りますが、低血糖を
起こしにくいとされています。

インスリン抵抗性改善薬の副作用
むくみ、貧血、まれに重症の肝障害を引き起こすことがあります。


ビグアナイド薬の作用
ビグアナイド薬とは、小腸からのブドウ糖などの栄養素の吸収を妨げ、肝臓から
血液中にブドウ糖がでていくのを抑えて、血糖値の上昇を抑えます。食欲を抑える
作用もあるので、肥満体型で、いつも食べ過ぎてしまう方に適しています。

服用は食後が原則です。スルホニル尿素薬(スルフォニル尿素薬)と比べると血糖を
下げる作用は弱いです。服用により、低血糖を起こすことはあまりありません。

ビグアナイド薬の副作用
肝臓や腎臓、心臓の悪い方や、高齢者の方は、この薬を服用することで、血液中の
乳酸が増えてしまい、吐き気やけいれんを起こして、昏睡状態になってしまう
「乳酸アシドーシス」になってします可能性があります。

この薬を飲んで、吐き気などの体調に変化が起きたら、服用はすぐに中止しましょう。

食前に飲むと胃腸障害が出ることもあります。

飲み薬を使う、飲み薬療法ができるのは、 2型糖尿病の方が中心となります。
1型糖尿病の方には飲み薬療法での治療はできません。


それでは、どのような症状の方が、どの薬を使われるのかを見ていきましょう。

スルホニル尿素薬を使用する方
スルホニル尿素薬(スルフォニル尿素薬)を使用する方の条件は下記の条件が全て
当てはまる方に、食事療法と運動療法とともに服用されます。

・2型糖尿病である。
・食事療法と運動療法を十分に実行しても、血糖値のコントロールがうまくいかない
・膵臓がインスリンを分泌する能力がある。
・肥満していない。
・低血糖についてしっかり理解している。
・妊娠していない。

α-グルコシダーゼ阻害薬を使用する方
食事を食べる前は血糖値は高くないが、食後に血糖値が高くなってしまう症状的には
軽い糖尿病の方で、食事療法と運動療法だけではしっかりコントロールできない方に
使われます。(α-グルコシダーゼ阻害薬とは)

インスリン抵抗性改善薬を使用する方
血液中のインスリン値が高いのに、高血糖状態がつづく方に効果があります。

速効性インスリン分泌促進薬を使用する方
食前の(空腹の時の)血糖値はそれほど高くはないが、食後は高くなってしまう方に
使われます。

ビグアナイド薬を使用する方
この薬は食欲を低下させる作用があるので、肥満の方で、食べ過ぎてしまう傾向に
ある方に使われる場合が多いです。薬の量を増やすと、その分効き目もよくなります。

糖尿病の薬は、医師の診断によって使うかどうか、そしてどの種類の薬を使うかが
判断されます。糖尿病の方の症状はそれぞれ色々で、年齢、性別、生活環境などに
よっても判断されます。

ですので、薬での治療も医師の指示に必ず従ってくださいね。

糖尿病の飲み薬である「経口血糖効果薬」を使う時にはいくつか注意しなければ
ならない点があります。

まず、一番気をつけることは、低血糖です。飲み薬の服用を正しく行わないと、
血糖値が低くなりすぎてしまい、低血糖の状態になってしまいます。

具体的に低血糖を防止する方法は、空腹の状態が長く続かないようにすることです。
毎日 3食決められた量を規則正しく、食べるようにしましょう。

もし食事が取れないときや、やむをえず食事を抜くようなときは、薬を飲むのを
見合わせましょう。食事の量がいつもよりも少ないときは、薬の量を減らすほうが
良いこともあります。医師と事前に、少ない食事の時の薬の量についても
相談しておきましょう。

低血糖の症状は、ひどい空腹感や脱力感、動悸、冷や汗などがあらわれます。

飲み薬による低血糖は、インスリン療法での低血糖に比べれば、症状も軽い場合が多く、
起こる確率も少ないです。

だからといって、低血糖になってしまうと、脳や内臓に障害をもたらす可能性が
あります。昏睡に陥れば、命の危険もあります。

ただ、いたずらに怖がることはありません。医師の指示にしたがい薬を服用して
いれば問題はありません。一番よくないのは、自分で勝手に判断して薬の量を
増やしたり、薬を飲み忘れたからといって服用時間を守らなかったりすることです。

わからないことは医師に相談することを心がけてくださいね。

糖尿病の飲み薬を処方されたら、決められた量を、決められたタイミングで飲むことだけでなく、
毎日欠かさず飲むこと忘れてはいけません。

調子がよくなったからといって自分で判断して薬をやめてはいけません。
やめるともとの状態にもどってしまいます。

血糖コントロールが良くなることで、体調に変化がでることもあります。
新聞の文字が読みづらくなったり、足が痛んだりする症状は、高血糖に慣れている体が、
正常な血糖値になったことで起こる症状です。このような場合は薬を飲むことを
やめてはいけませんが、体に異変を感じたら、すぐに医師に相談して、指示に
従ってください。

薬の量にも注意してください。医師の指示どうりに服用していると思っても、
勘違いをしてしまうこともあります。定期的に処方箋などを見て、
薬の服用量などはチェックしたほうがいいですね。

飲み薬療法をしている方で、勘違いして欲しくないのは、飲み薬を飲んでいれば、
それだけでOK、と思ってしまうことです。飲み薬療法の効果を上げるには、
食事療法をしっかりと続けることが重要となります。

医師からの指示や食事指示票よりも食事を少なくしてしまうと、薬の効果が強く
なってしまい、低血糖になってしまうこともあります。逆に、食事を多く
とりすぎてしまうと、薬の効果が十分に発揮されなくなってしまいます。

そして、肥満の方は特に注意して、食事療法も続けていってください。
薬にたよりすぎて食事療法をなまけてしまうと、肥満が解消されず、
血糖コントロールが悪化します。そのため、合併症を引き起こしてしまうことも
あります。

食事療法もキチンとおこなうことで、飲み薬が必要なくなる場合もあります。
ですので、食事療法、そして運動療法も合わせてしっかり続けていきましょう。

糖尿病の飲み薬、「経口血糖降下薬」を飲んでいる方は、かぜ薬や胃腸薬などの
市販薬といっしょに飲むときにも注意が必要です。

市販薬には、糖尿病の薬といっしょに飲むことで、血糖値を下げる力を強くして
しまう、または弱くしてしまうものもあるからです。

糖尿病の薬とともに、服用したい市販薬がある場合は、医師にその薬をみせて
一緒に飲んでもいいかどうか確認してください。
自分が普段よく使うかぜ薬や胃腸薬などをすべて見せて、糖尿病の薬と一緒に
飲んでもいいか相談することを忘れないでくださいね。



今夜はとても寒いっすしんしんと冷えてますよ~。

やっぱり寒いのも嫌だ!!

糖尿病の治療③ 運動療法 わかっていても…

2008-12-24 20:13:35 | 健康(代謝異常)
   今日も平年と言われながら、最低はマイナス、最高も10℃以下。
   寒いに加えて、我が職場でもついに「インフルエンザ」罹患者発生
   ちゃんとワクチン接種しているにもかかわらず、職場で39℃超え…
   朝一でインフルエンザA型と判明。早く帰っての声多数でやっと…
   隔離だぞーって。 

「運動療法は?」
糖尿病の方にとって運動療法は、食事療法と共にとても重要な治療方法です。
運動といっても激しい運動が必要なわけではありません。糖尿病の方の状態や体力
に合わせたものでOKです。

運動療法の大きな目的は、体内でのブドウ糖の利用を円滑にすることにあります。

適度な運動は筋肉を使うために、エネルギーを必要とします。筋肉はエネルギーで
あるブドウ糖を、血液中から取り込んでつかいます。そうすると、血糖値が下がってきます。

そして、運動することで、脂肪組織や筋肉がインスリンに反応しやすくなり、
血液中のブドウ糖を細胞に取り込ませる働きがあがります。脂肪細胞や筋肉に
ブドウ糖をとり込ませる働きをするのがインスリンなので、運動することで、
インスリンの働きを助け、さらにインスリンを節約することにもなるんです。

インスリンが節約できれば、インスリンの分泌量がうまくない糖尿病の方でも、血糖値が下がりやすくなります。

以上のように、糖尿病の方にとって、運動療法はとても重要なものなんです。

ただし、運動療法も医師の指示を受けて行うことが必要です。運動療法が効果的
だからといって、無理な運動をしすぎることは危険ですので、注意しましょう。

糖尿病の方にとって、運動療法がどのような効果があるのかをくわしく見ていきましょう。

・皮下脂肪などの体の余分な脂肪組織が減って、肥満が解消される
 肥満の解消はインスリンの効き目を高めるだけでなく、血糖を上げるホルモンが 必要以上に分泌されなくなります。

・インスリン受容体が活性化して、インスリンの効きがよくなる
 インスリン抵抗性の糖尿病の方は、運動によってインスリン受容体の働きをよく し、
 受容体の数が増えたりすることが確認されています。運動はインスリンの働きを
 助けるので、血糖値が下がりやすくなります。

・ブドウ糖の利用が増え、血糖値が下がる
 運動により、筋肉でエネルギーが消費されるので、血液中のブドウ糖がエネルギーと
 して使われます。健康な方は肝臓からグリコーゲンが放出されるので血糖値に変化は
 ありませんが、糖尿病の方の場合は、筋肉へのブドウ糖の吸収が速いので血糖値が下がります。

・筋肉が増えるため、基礎代謝が上がる
筋肉の量が増えれば、それだけ多くのエネルギーが必要となります。
それは基礎代謝アップにつながり、運動をしていないときでも脂肪燃焼量があがります。
運動によって太りにくい体質をつくることができます。

・脂質代謝が改善される
 運動により脂肪はエネルギーとして利用されます。そうすると血液の中の中性脂肪が
 減るので、動脈硬化の進行がおさえられます。さらに、善玉コレステロールも増えるので、
 動脈硬化の防止にもつながります。

運動によって表れる効果は、糖尿病の方のインスリン不足の程度や、
血糖コントロールの状態などで変わります。

運動療法が効果的な方は、血糖コントロールの状態がよく、血液中のインスリンの量が
正常に近い方や、肥満によりインスリンの量が多くてもその働きが悪い方などです。

対して、血糖コントロールが悪くて血糖値が高い方は、運動をすることで逆に血糖値が
上がってしまうこともあります。尿にケトン体がでるほど状態が悪い方は、
ケトン性昏睡を起こすこともあり、危険です。

また、進行した腎症や網膜症などの合併症のある人や、狭心症などの心臓に疾患がある人、
足に障害がある人などは、激しい運動は禁止です。

つまり、運動療法は糖尿病の方の状態ややり方しだいで逆効果になってしまうのです。

ですので、運動療法をするためには、医師の指示を受けることが大切です。

運動療法は、糖尿病の治療にはとても効果的ではあるのですが、糖尿病の方の状態に
よっては、運動することが逆効果になることあります。
 
ですから、運動療法もしっかりと医師のメディカルチェックを受けてから行います。

一般には、1型糖尿病の方は、血糖コントロールの状態が良いのであれば運動をしても
大丈夫なのですが、もし合併症を起こしていると運動をすることが良くない場合も
あるんです。ですから、メディカルチェックは重要なんですね。

1型糖尿病の方も、基本的には運動をしたほうがいいのですが、血糖値の状態や尿に
ケトン体が出ている時には運動はよくないので、医師の指示が必要です。

運動療法も、しっかりとした医師の診断、メディカルチェックを受けてから行いましょう。

糖尿病の方で、運動療法を避けた方がよい場合を見ていきましょう。
以下は一例ですので、あくまでも参考程度に見てください。

・血糖コントロールがうまくいっていない時

・心臓に疾患があるとき(狭心症や不整脈など)

・神経痛や腰痛があるとき

・足に潰瘍(かいよう)や壊疽(えそ)があるとき

・風邪をひいていたり、風邪ぎみのとき、熱があるとき

・進行した網膜症や腎症などの合併症があるとき

・膝や足の関節に障害があるとき

ではここから、運動療法を安全で効果的に行っていくための重要なポイントを見ていきましょう。

メディカルチェックが終わって、とくに問題がなければ運動療法を開始していきます。

糖尿病治療のための運動療法は、これといった決まりはありません。
ただ、普段あまり運動をしていない人はいきなり無理に運動をしすぎるのは
よくありません。無理のない程度に、毎日運動をするのがいいです。

運動療法を安全で効果的に行っていくためには、次の 5つが重要です。

・運動の種類
・運動の継続時間
・運動強度
・実施する時間帯
・運動の頻度

運動療法の目的は、運動によってブドウ糖を消費することより、長時間運動を続ける
ことでインスリンの感受性をよくしたり、運動により筋肉を増やしてエネルギーの
消費を円滑にしていくことが重要です。

つまり、激しい運動をたまにするより、無理のない運動を毎日続けることが効果的な
運動療法です。毎日は無理でも、 1日おきぐらいは運動する時間が持てるといいですね。
もちろん、最終的には医師による指示に従って、自分の状態にあった運動量をこなしましょう。

そして、1人で手軽にできる運動がよいです。特定の場所が必要だったり、相手が
いないとできない運動だったりすると、自分が運動をしたいときにできないという
ことになってしまうので、よくありません。

運動の強度を自分で調整できるというのも重要です。体調に合わせて、運動の激しさを
緩めたり、中止できるものがいいですね。

糖尿病の運動療法で効果的なものは、有酸素運動です。体内での糖質や脂肪の利用をよくするためには、多くの酸素を体にとりいれる必要があるからです。

おすすめの有酸素運動は、ウォーキング(歩行運動)、ジョギング、自転車運動、
ストレッチ体操(ラジオ体操)、縄跳び、水泳などがあげられます。

特にウォーキング(歩行運動)は、手軽に誰でもどこでもできるので一番おすすめです。
私の母も食後など、血糖値が上がりすぎないようによく歩いています。

ジョギングもいいですが、あまり急に激しく行うのはよくありません。
あまり無理をしないようにゆったりとはじめるほうがいいですね。

水泳もおすすめですが、場所やお金がかかるところが欠点ですね。
ただ太っている方は、長時間歩くと膝への負担も注意しなければいけませんので、
そのような場合は水泳はいいですね。

運動療法で大切なことの一つとして、自分にあった量(強さ)の運動をすることです。
運動することが良いこととはいえ、やりすぎては体を壊してしまいます。

自分にあった運動の強さを知るための簡単な方法は、脈拍数から見ることです。
自分の運動できる限界の強度を 100%とすると、糖尿病の運動療法に適しているのは、
40~60%の強度が適度な数値といわれています。

例えば、50歳代の方なら、1分間に 100ぐらいの脈拍からはじめて、125程度の
脈拍数にふやしていくのが、ちょうどよいということです。

・60代 = 1分間に 100程度からはじめて 120程度まで
・50代 = 1分間に 100程度からはじめて 125程度まで
・40代 = 1分間に 105程度からはじめて 130程度まで
・30代 = 1分間に 110程度からはじめて 135程度まで
・20代 = 1分間に 110程度からはじめて 135程度まで

これはあくまでも目安です。上の数値でも苦しい場合は運動量を抑えてください。
自己判断せずに、医師の指示に従ってくださいね。

運動療法は糖尿病の方にとって、効果的ではありますが、どのくらいの時間 運動を
すればいいのでしょうか?

1回の運動をする時間は、30分ぐらいがちょうどよいとされています。
脂肪を燃やす為には、最低20分は続けて運動する必要があるので、
肥満を解消したい方もふくめて、30分ぐらいがいいでしょう。

脂肪の燃焼程度は、行う運動と時間によって違います。下記の「運動種目別
エネルギー消費量」を参考に計算すれば、だいたいのエネルギー消費量がわかります。

散歩          29分(60Kの人が80Kcalを消費する時間)
歩行(分速60m)  25分
歩行(分速70m)  21分
歩行(分速80m)  18分
歩行(分速90m)  15分
歩行(分速100m) 12分
ジョギング       10分
自転車(10K)    17分
自転車(15K)    11分
水泳(クロール)    4分
卓球、バトミントン   9分
ゴルフ打ちっぱなし 16分
テニス          9分
 

運動をするタイミングは、血糖値が上がる食後 1~2時間の間が一番効果的です。

運動療法は、長く続けていくことが大切です。ですからなるべく長く続くような
時間帯と運動量にしましょう。そして、食後すぐの運動は糖質の消化と吸収を
悪くするのでやめましょう。

糖尿病の運動療法は色々な運動が考えられますが、一番基本といえるのが、
歩行運動、つまり「歩く」ことです。歩くことは誰でも気軽にできますし、
特別な道具が必要なわけでもないので、オススメです。

実際に歩行運動をする際は、運動する時間や速さ、回数、強さなどが重要となります。
それぞれどの程度行うのかは糖尿病の方の年齢、運動能力、合併症があるかどうか、
などで変わりますので、医師の指示が必要です。

下記は歩行運動の目安として、ご覧ください。

・歩行運動の回数
 1日に 2回ぐらいがちょうどいいでしょう。

・歩行運動をする時間
 だいたい 30分ぐらいがいいでしょう。あまり時間が短いと、血糖値が下がりにくいので、
 効果が望めません。

・歩行運動の強さ
 歩いた後の脈拍数が、運動前よりも 20%ぐらい増えるのがよいとされています。
 目安としては、「運動療法をはじめよう!④ ~運動強度」のページを見てください。

・歩くスピード
 1分間に80m歩くスピードで始めましょう。 13分で 1kmちょっと歩けますね。
 慣れてきたらさらにスピードを無理のない程度に上げてきます。あまりゆっくりの
 スピードだと効果が低くなってしまいますので気をつけてください。


運動療法について解説してきましたが、実際にどれだけの効果があるのかを
知っておくことも重要です。

その意味でも、糖尿病の定期的な検査を受けることをおすすめします。
合併症が起きていないかもチェックできるので、やはり定期検査は受けましょう。

運動療法をしっかりと続けていくのはもちろんですが、食事療法のことを忘れては
いけません。糖尿病の治療は、食事療法、運動療法、そして薬物療法など、
自分に必要な治療のすべてを続けていないとよりよい効果が期待できません。

薬物療法は糖尿病の症状によって、必要ない方もいらっしゃるとは思いますが、
糖尿病治療の基本である、食事療法、運動療法を、医師の指示にしたがって
続けていくことが大切であることを忘れないでいてくださいね。

  ここまでの段階の方が大多数ですが、薬物療法も必要です。
  ここまできたら、もう少しだけお付き合いくださいね。


じゃ、皆さん  メリークリスマス

よいイブをお過ごしくださいね

糖尿病の治療② 食事療法…

2008-12-23 14:02:02 | 健康(代謝異常)
寒いですね。気温は平年らしいのですが、氷点下になるかならないかの最低気温。
昼も寒いです・・・



「食事療法」

もっとも効果的で、一番重要な治療法である「食事療法」は、適正におこなうことで、
たちまち糖尿病が改善されることも少なくありません。

それでは、なぜ、それほどこの食事療法が糖尿病の治療には効果的なのでしょうか?
食事の量により、インスリンの分泌量が影響されます。糖尿病の人はインスリンの
作用が低下しているので、たくさん食べ過ぎると、さらにインスリンの作用が低下
して血糖値があがってしまします。

あまり長い間 膵臓が高血糖にさらされることは危険です。
膵臓が正常にインスリンを分泌できなくなり、そのうちインスリンの分泌を
しなくなってしまうからです。

食事療法は、不足しているインスリンの働きにあった量の食事をとるように
コントロールすることです。そうすることで、食べ物から得たブドウ糖を
インスリンがうまくエネルギーとして利用できるんですね。
そして、血糖値をおさえ、膵臓の負担を軽くして、再び十分な力を発させることができるんです。

具体的な食事は

前日は、食事療法の大切さを解説しました。今日は、食事療法で、
どのようなことに注意して食べるものを選べばいいのかを見ていきましょう。

糖尿病の食事療法は、
・栄養のバランスのいい食事をする
・決められた範囲内のエネルギーにおさえる

ということになります。

糖尿病だからといって、特別食べていけないものはありません。甘いものも食べて
いいんです。ただ、1日の決められたエネルギーの範囲内で、糖質・脂質・
たんぱく質のバランスのとれた食事をすることが必要です。

3大栄養素である、糖質・脂質・たんぱく質は一般的に、1日の総エネルギー量の、
「50~60%を糖質」、「20~25%を脂質」、「15~20%をたんぱく質」という割合で
とることが望ましいとされています。

血糖値があがってしまうから・・・、といって糖分をまったくとらないことは
よくありません。糖分は必要なエネルギーです。糖尿病のぐあいによって制限して
とることを心がけましょう。

1日にとるエネルギーの総量を制限して、適切で健康的な食事をしましょう!

糖尿病の方は、1日に摂取するエネルギー量を必要最小限に抑える必要があります。

1日に必要な最小エネルギー量を「適正エネルギー量」といいます。

適正エネルギー量は、人それぞれ違います。その人の体格や年齢、生活環境、
仕事を含め、日常どのくらい体を動かしているのか、などを考慮して考えなければ
いけません。

以下は、適正エネルギー量を計算する計算式です。まずは標準体重をもとめて、
それから適正エネルギー量の計算式にご自分のデータをあてはめてみてください。
「体重 1kg あたりの必要エネルギー(kcal)」は計算式の下の表を参考にしてください。

・標準体重(kg) = 身長(m)×身長(m)×22

・適正エネルギー量 =
    標準体重(kg)× 体重 1kgあたりの必要なエネルギー(kcal)


運動強度と必要エネルギー

運動強度  軽い   25Kcal    主婦・事務職
       普通   30Kcal    重労働をしない
       重い   40Kcal    重労働をする

(事例)
上の計算式を使って、適正エネルギー量を計算して見ます。身長が 175cmの場合、
 1.75m×1.75m×22 = 67.375kg
になります。そして適正エネルギー量の計算です。
次に事務職ですと、

 67.375kg×25kcal = 1,684.375
 小数点以下を切り捨てると、適正エネルギー量は、1,684kcal となります。(私は170cmだから…?)


 適正エネルギー量は、生活での活動の変化、治療経過などによって修正をしていきます
ので、最終的には医師の判断が必要です。上の計算式で出た答えは、あくまでも目安と
してくださいね。

3大栄養素である、糖質・たんぱく質・脂質に加えて、ビタミンやミネラルをとる
ことも忘れてはいけません。

ビタミンやミネラルは食事制限をすると、どうしても不足がちになってしまいます。
ですから、意識してビタミン、ミネラルをとることを心がけましょう。


そして、食物繊維をとることも、とても重要です。

食物繊維は糖尿病の治療に力を貸してくれます。そして栄養が腸の中で吸収されるの
を遅らせてくれるので、血糖値の上昇をおさえてくれます。

さらにコレステロールを体の外に排出してくれるなど、合併症の予防にもなるんです。

ですから、食物繊維は毎日必ず食べるようにするといいですね。

糖尿病は血糖値が下がらず、高血糖になってしまうことで、体に悪い影響が
でてしまう病気です。

つまり、血糖値が健康な人と同じであれば問題は無いので、食べ物の種類の制限はありません。

ただ、「砂糖」の摂取には気をつける必要があります。

3大栄養素の一つである「糖質」は、1日のエネルギー量の 50%から60%を取得
するのがよいです。「なら砂糖をつかった食べ物は結構食べてもいいだ」と思う方
もいらっしゃるかもしれませんが、それは間違いです。糖質と砂糖とを一緒のものと
考えてはいけません。

ご飯などに含まれる糖質は、でんぷんなので、ブドウ糖に変えられて吸収されるまで
に時間がかかりますが、砂糖は消化吸収が早いので、血糖値がすぐに上がりやすいんですね。

それに、ご飯には他の栄養(ビタミン・カルシウムなど)が含まれていますが、
砂糖にはそれがありません。

ですから、砂糖を使った食べ物をとるときは十分気を付けて、そしてなるべく控えた
ほうがいいですよ。


糖尿病の方は、合併症にも注意する必要があります。ですから、毎日の食事でも、
合併症になる可能性を上げてしまう食べ物は控えた方がいいです。

塩分の取りすぎは、高血圧の原因になりますので、塩分のとりすぎには中止しましょう。
食塩は 1日 7g以下にしましょう。

そしてコレステロールや、動物性脂肪などにふくまれる飽和脂肪酸の多い食べ物も
控えた方がいいですね。これらの食品は動脈硬化を招いてしまう可能性が高くなります。

・とりたい栄養素 - ビタミン・ミネラル・食物繊維
 食事制限をすると不足がちになります。野菜やきのこ・海藻・こんにゃくなどが いいですね。

・控えたい栄養素 - 砂糖・塩分・高コレステロール
 砂糖は消化がはやいので、血糖値が上がりやすいです。塩分は高血圧の原因になります。
 たらこなどの塩蔵品、練製品・佃煮などの加工品、漬け物、干物などに注意。
 コレステロールの高いものは動脈硬化の原因に。バター、いか、あわび、肉の脂
 などの動物性脂肪などに注意。

さらに糖尿病による合併症を起こしてしまっている方は、その症状によって制限
されるものもありますので、医師の指示に従いましょう。


*糖尿病食等の摂取カロリーや食事内容については他のネットサイトをご覧ください。



~私思うのです。ネットって専門的なことを探していこうとすればするほど、
何でも掲載されているとは思うのですが、最初にひっかかるのが、発刊本の紹介
です。これを書いている本を販売しています、なんて知ってるよ、です。

それに近い説明をネットに探しに来ているのですから。

でも購入する本の数は以前と変わりませんから、結局は本に頼っているのですかね。
ネット検索よりは、本のタイトルを探す方が楽しみだし、見つけやすいですよね。
(本屋にいると一気に時間が経ってしまいます。)

ネット検索のタイトルは正直苦手です。目的となるサイトにたどり着きませんね。


糖尿病の治療①  

2008-12-22 23:11:51 | 健康(代謝異常)
前回までは、検査を紹介してきましたが、具体的数値については別の機会に掲載します。



「糖尿病の治療について」


糖尿病は、初期では自覚症状が無い病気です。健康診断などで糖尿病である、
という検査結果がでても「どこも何も悪く無いじゃないか」とほうっておいては
いけません。そのままにしておくと、糖尿病は確実に自分の体を蝕んでいきます。

糖尿病の治療は、薬を飲んで完治させたり、手術で悪いところを治すというような
ことではありません。糖尿病は血糖値が異常に高くなってしまう病気ですから、
血糖値が上がりすぎないようにコントロールすることが治療となります。

毎日の食生活の改善や、適度な運動などを続けで、血糖値をコントロールしていく
ことになります。つまり、糖尿病である方の普段の心がけが重要です。

それでは、糖尿病の治療法をもっと具体的に見ていきましょう。

糖尿病の治療は、「食事療法」、「運動療法」、「薬物療法」の 3つが基本となります。

この中で一番重要となるのが、食事療法です。

糖尿病は、血液の中のブドウ糖が多くなってしまう、つまり血液中のブドウ糖をうまく
エネルギーに変えることができなくなり、高血糖になる病気です。
ブドウ糖の摂取は、毎日の食事からとるので、食事の糖質やカロリーを制限して、
高血糖にならないようにコントロールするのが、食事療法です。

運動療法も、食事療法と同じぐらい重要なものです。運動は、ブドウ糖の消費を多く
したり、インスリンの働きをよくするなど、血糖値を下げるのには効果的です。

薬物治療は、インスリン療法、経口血糖降下薬による治療、の 2つになります。
インスリン療法は、インスリンを注射によって直接体内に入れる方法です。
経口血糖降下薬は、飲み薬によって血糖値を下げる方法です。

「食事療法」、「運動療法」、「薬物療法」の中から、患者さんに合わせて適切なものを
組み合わせて治療をしていきます。

1型糖尿病は、食事療法と運動療法にくわえて、インスリン療法が必要です。

2型糖尿病は、食事療法と運動療法を基本として、血糖値をコントロールしていきます。
症状の軽い人なら、この 2つだけで大丈夫な場合がほとんどです。
食事療法と運動療法でもうまく行かない場合は、経口血糖降下薬を使います。
それでもダメな場合はインスリン療法を行います。(「在宅自己注射」と言います。)


*明日からは具体的に一つずつを見ていきます。


まもなくクリスマス

明日の休日…明後日のイブ…そしてクリスマス当日
皆さんは、どう過ごしますか

私は…子供も大きくなり、それぞれで過ごすみたいです。
ちょっと寂しいですね。もちろん、それなりに私もその過程で
楽しく過ごしてきましたので、あまり愚痴は言えません。

ただ家族が別に過ごしても、病気で寝込んでいる家族がいるわけでもなし。
元気に感謝して、ごく普通の一日を。

    そうだ!別口の彼女にメッセージを…。ナンテね。

    

発毛体験~第一弾「初回編」

2008-12-21 09:29:20 | 発毛・育毛
                             18日の岡山駅前~忘年会の後フラフラ
                             人出は一番多かったんじゃないかな 

こちらは昼から下り坂

と、天気予報 されてますが、皆さんのところはいかがですか??


こちらは昼の気温はずっと10℃を超えています。穏やかなこの頃ですが、
明日から少し冷えるようです。


『リーブ体験記』と言っても、昨日から通い始めましたのでしばらくは、私の
日記ですかね。
リーブにしてみれば、やはりこういう業界ですから、あまり内容を一般には
知られない方がよいのでしょうが、本当に育毛できるよ、というような成果が出た
経験談は流してよいのではないでしょうかね。

とにかく初めて店を訪ねた時は、カウンセリング室に「携帯で店内を撮影することを
禁ず!」とか「店の女の子に手を出すな!」とか表現方法は違いますが、そのような
主旨のことがたくさん書かれていて、法的措置をとるとか、当り前のことが書かれては
いるのですが、緊張しましたね。

まぁ契約して通うまでは、お試しとかで訪ねても冷やかしや、取材のような者も
訪れますからね。

最初のお試しは、とにかく6千円です。そこで悩んでいる事項を聞かれ、
脱毛による発毛をしたいのか、脱毛を止めて現状維持なのか、育毛なのか
訪ねた目標を聞かれます。

価格は6800円ですが、ネット予約で6千円に。また電話予約でもネットで割引券を
印刷すれば割引と、結局は6千円なのです。

次にカウンセリングでは日常的なこと、疾患既往歴、洗髪のことや他たくさん聞かれて、
やっと頭皮診断です。この診断とお試し予約の際に言われた「抜け毛を15本程度」
持参した毛根部や抜け毛の状態を診断時に受けます。
抜け毛の原因は、肥厚性、脂漏性、男性ホルモン等(他にストレス等の病的)が
あるそうで、
私の場合は、脂漏性と男性…がありました。

髪も艶がなく、ほとんどが痩せこけていて、いつ抜けてもおかしくないとのこと。
今まで、2日に1回しか洗髪しないことも多く、毎日洗髪した方がいいと言われ、
過去20年間を悔やんでしまいました。
だって、ふけに悩まされるといったことはあまりありませんでしたから。

実は脂漏性のため、頭皮の発毛部分(クレーターのようになっている)に油がこびりつき、
ふけさえもくっついて離れない状況なのでした。

皆さんも自分の頭皮のFEで見てみてください。すごいっすよ。

*FE→ファイバースコープ

そして一般的には洗髪で抜けるのは50~80本程度。1日に抜けるのは70~
120本までだそうです。

それが私は、体験版洗髪で560本…
前日洗髪していないので、半分と見積もっても280本…

これは何とかしなければ、先が見えていると・・・

多分40代以降の男性諸氏ならわかる部分もあるのではないでしょうか??

そのあと、スチーム(頭皮を温めて汗をかくことで、発毛部分を活性化します)、
育毛剤を塗りながら低周波、次に高周波をあてて、頭皮に染み込ませます。

約1時間のコースでお試し終了。しかし、お試しは2回あるのです。
次を予約して、約1週間のシャンプーとコンディショナーを渡され、その効果を
見るのです。その時にやめるかいずれかのコースを選択するかを決めるのです。

初回は私の場合、3時間半もかかりました。とにかく最初なので、リーブの紹介と
こちらのカウンセリングに時間がかかります。私は帰ってダウンしてしまいました。

私の支店(店)では診断等の有資格者が2名(女性)いて、他は全員女性で施術者
です。

今回はお試し初回の状況を簡単に説明させていただきました。

次回はお試し2回目のことを簡単に感想を入れながら述べたいと思います。


リーブのTV-CMでは、効果の出なかった人に返金制度ありとかありますが、
これもきちっとしたシステムがあり、こんなのも生命保険で言うと証書の小さい
字で書かれた部分を少し誇大的に表現しているのかなと思います。
なぜって?   すべての額を返金するものでもなく、返金を受けるにはそれ
相応の高価なコースを選択しなければならないからです。

あたかもCMではどれでも、と感じ取れますよね。小さな字で書いているのかもしれませんがね。
また効果のあるなしは本人ではなく、リーブ側の判断です。当然ですが…。

では次回も読んでくださいね。(次回は「発毛は本人の強い意志が求められる!」の巻です。)