運動会ぎりぎりセーフ
3時頃からポツリポツリ
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朝から曇天…風が寒く感じました。半袖の人も多く、走らない役員等は
寒そうでしたね。
とりあえず、秋の一つの行事が終わりました。
うちの学区運動会は14町内もあるものだから、規模が大きくて、小さな
オリンピックみたいです。アナはラジオ局から毎年来てもらって、私(音楽係)
とペアで放送管理を行います。ホント大変ですよ~。
毎年二人だからプロなの?って言われますが、私は完全なる役員ボランティア なのです。少し金一封がほしいなあ
今回はCMで最近使われている「スカイハイ」「サンダーバード」など
1970年頃の曲をたくさん使わせてもらいました。他にも「ルパン三世」
や「トップガン」「ロッキー」…いい曲多いっすよ。
それから盛り上がりを狙って「悲愴感」を声ありで
結構よかったっす。
喘息の原因が解明されて以来、喘息の治療方法も変わりました。以前は発作時の対応を
行うための対症療法が中心でしたが、現在では、気管支の慢性の炎症に対しての予防的
治療が重視されています。
予防的治療が重視さている理由は、喘息の患者さんは発作がなくても気管支の炎症が
あるため、炎症を起さないよう日常的な治療を行うことが大変重要と考えられている
からです。
1.喘息発作の誘因を遠ざける
【ダニなどに対するアレルギー対策】
最も代表的なアレルゲンは室内のほこりで、主成分はダニです。
ダニは高温多湿を好み、6月から10月の間は特に注意が必要です。
ダニを寄せ付けないためには、湿気が
たまらないよう、部屋の風通しにつとめる。
週1回は、ふとんにも掃除機をかける 。
じゅうたんや毛布、羽毛ふとんはできるだけ避け、掃除は頻繁に行う。
花粉の飛ぶ時期には外出時のマスクを着用する。
ペットを室内で飼うのは避ける。 などが効果的といわれています。
【風邪などのウイルス感染防止】
風邪やインフルエンザなどのウイルスに感染すると、喘息の発作が起こりやすく
なります。外出から帰った時には、まずうがいをすることが大切です。特に咳だけが
1週間以上続く時は、喘息のコントロールができていない可能性がありますので、
早めに受診してください。
【運動誘発喘息の防止】
走ったり、運動したりすると喘息の発作が起こることがあります。これを運動誘発
喘息といいます。しかし、喘息の患者さんが運動をしてはいけないということでは
ありません。医師の指導のもとで適切な治療を行えば、運動しても発作は起こり
にくくなります。実際に有名なスポーツ選手の中にも喘息の患者さんがいます。
【禁酒】
アルコールを飲むと発作を起す人がいます。原因は、アルコールが体内で変化して
作られたアセトアルデヒドという物質が気管支を狭くすると考えられています。
そのため、アルコールは基本的には止めたほうが無難といえます。
【禁煙】
タバコは喘息の悪化因子です。喘息に限らず、気管支や肺に病気を持った方は禁物です。
また、たき火や花火、蚊取り線香などの煙も気管支を刺激しますので、できるだけ
避けたほうがよいでしょう。
【アスピリン喘息の防止】
喘息の患者さんの約10%が、鎮痛解熱剤を使うと発作を起こします。特に、中高年の
女性に多いといわれています。これをアスピリン喘息といいます。アスピリンだけ
でなく、ほとんどの鎮痛解熱剤が問題となります。
アスピリン喘息と診断された方は、主治医が処方した薬以外は絶対に飲まないように
してください。 なお、高血圧や心臓病などの薬にも咳や喘息を誘発するものが
ありますので、かかりつけ以外の医療機関で受診する時には喘息持ちであることを
きちんと言う必要があります。
【その他】
その他、身体的な疲労や精神的なストレス、大気汚染や香水などの強い匂い、
天候の変化(急に寒くなるとき等)などには十分気をつける必要があります。
喘息は糖尿病や高血圧と同じく慢性の疾患で、厳密には完治しないと言われています。
しかし、正しい治療を行うことによって、コントロールすることができ、健康な人と
何ら変わりのない日々を過ごすことができます。
一番気をつけなければいけないことは、「喘息が治った」と思いこみ、主治医の了解を
得ないで、患者さんが勝手に処方された薬を止めてしまうことです。
特に、発病初期の不十分な治療は、その後の経過を悪化させてしまいます。
医師を信頼し、指示通りに薬を飲むことが喘息治療の最大のポイントといえます。
【吸入ステロイド薬】
効果
現在、喘息治療の第1選択として用いられます。抗炎症作用が、他のどの薬よりも強く
予防的治療の主体となります。
なお、喘息の発作が起きた時には、気道を刺激して、逆に発作をひどくしてしまう
こともあるため、吸入ステロイドは使いません。
副作用
喘息の吸入治療用に特別に作られたステロイド薬で、全身性の副作用はありません。
ステロイドという名前に嫌悪感を持つ方もいますが、医師の指示通りに使えば、
心配ありません。
口の中や舌が荒れる口内炎などの副作用は、正しい吸入のやり方で防ぐことができます。
【ステロイド薬】
効果
気管支の炎症を早急に抑えこみ、喘息には非常に効果的な薬です。
2週間程度の短期間であれば、大量に飲んでもあまり心配はありません。
副作用
長期間使用すると、高血圧や糖尿病、肥満、免疫力の低下、骨粗しょう症などの
副作用が出てきますので、医師の処方を正しく守ることが重要です。
【アレルギー薬】
効果
気道の炎症を抑える作用があります。主にアレルゲンがはっきりしているアトピー型
喘息に使用されます。
吸入ステロイド薬同様に、突然起こる発作を静める働きはありません。
副作用
喘息の治療に用いられる抗アレルギー薬には、抗ヒスタミン作用があるものとないもの
があります。抗ヒスタミン作用のある薬には、副作用として眠気や倦怠感を伴うものが
あります。
【気管支拡張薬】
効果
発作が起きた時に狭くなった気管支を広げ、空気の通りをよくして呼吸を楽にする
作用があります。
最近、効き目が長時間持続する薬が登場し、予防的治療にも使われることが多く
なりました。
副作用
動悸、手のふるえ、頭痛などの副作用を伴うことがあります。
では具体的医薬品名を紹介しましょう。
テオフィリン製剤 → テオロング、テオドール、スロービット、ユニフィル等
いずれも、有効成分「テオフィリン」の徐放製剤です。古くから喘息の飲み薬として
使われてきました。規則的に服用することで、気管の炎症や収縮を防ぎ発作を予防
します。このお薬は、量が少ないと効きませんし、逆に多すぎると副作用がでやすい
という気難しい性質があります。そのため、できるだけ血中濃度を測定して、
その人に合った量を決めるようにします。医師により服用量がコントロール
されますから、用法どおりに正しくお飲みになってください。頭痛や吐き気がする
ときは、早めに受診するようにしましょう。
β刺激薬 → メプチン、ホクナリン、ホクナリンテープ、スピロペント、イノリン、
ベネトリン等
気管支を広げるお薬です。テオフィリン製剤と併用されることもあります。
貼り薬のホクナリンテープは作用時間が長いので、明け方の発作をおさえるのに
好都合です。比較的多い副作用として、手の震え、動悸などがあります。
アレルギー薬―1 → アレジン、リザベン、アレジオン、アレギサール、
プロノン、アイピーディー、アゼプチン等
アレルギーを予防するお薬です。アトピー型や比較的軽い喘息に向いています。
単独では弱いので、ふつう他の喘息薬と併用されます。抗アレルギー薬の特徴と
して、効果の発現が遅いということがあげられます。薬によっては、1カ月以上
飲み続けないと十分な効果が得られません。また、予防薬ですので起きている
発作を止めることはできません。
アレルギー薬―2 → オノン、キプロス、シングレア
新しいタイプの抗アレルギー薬です。喘息に深くかかわるロイコトリエンという
体内物質をおさえます。軽い喘息でしたら単独でも十分な効果を発揮します。
重症の場合は吸入ステロイド薬などと併用します。
吸入ステロイド剤 → キュバール、タウナス、フルタイド、パルミコート、
オルベスコ、アドエア
ステロイドには優れた抗炎症作用があります。気道の炎症を抑え過敏性を低下
させます。これを予防薬として毎日規則的に吸入する方法が喘息治療の主流です。
エアゾール式やドライパウダー式などがあり、製剤により吸入方法が違います。
いずれも局所に作用しますので、飲み薬のような全身性の副作用はまずありません。
口内炎や声嗄れ予防に、使用後は水でうがいをしましょう。なお、新薬のアドエアには
ステロイドのほかβ刺激薬(下記セレベント)も配合されています。
β刺激薬 → サルタノールインヘラー、メプチンエアー、セレベント等
発作時には、速効性のβ刺激薬を吸入します。早めの使用がポイントです。
ひどくなってからだと、よく効かないことがあります。
もし、決められた最大量を吸入しても発作がおさまらないときは、それ以上
使わないで直ちに医師の診察を受けてください。過剰に吸入すると、
心臓への刺激が強まり危険です。なお、長時間作動型のセレベントは、
発作時ではなく、ステロイドと併用して定期吸入します。
抗コリン剤 → アトロベント、テルシガンエロゾル
おだやかな気管支拡張作用を持つ吸入薬です。予防的に、あるいは症状悪化時に
補助的に使用されることがあります。
抗アレルギー薬 → インタール
予防薬として毎日規則的に吸入する必要があります。よい効果がでるまで少し時間が
かかります。喘息発作が起きてから急に使用しても、発作を止めることはできません。
*喘息は「気道の慢性的な炎症性の病気」と考えられるようになりました。
そして、その治療もステロイド吸入療法が重要視されています。ふだんから
ステロイドにより気道の炎症をしずめておくことが、発作を予防する意味で非常に
重要なわけです。
吸入薬には、予防用と発作用があります。これらを正しく使い分け治療効果を
あげるようにしましょう。
もし2種類以上の吸入薬を同時に使用する場合は、まず気管支拡張作用をもつ
β刺激薬、次に抗コリン薬、最後にステロイド薬または抗アレルギー薬の順で吸入
するとよいでしょう。はじめにβ刺激薬で気管支を十分に広げておけば、後から
吸入する薬剤が気道の奥まで到達しやすくなるわけです。5~10分くらい間隔を
あけて、次の吸入をするようにしてください。
吸入β刺激薬で発作がおさまらないときは、ネオフィリン注やステロイド注射液に
よる治療をおこないます。ネオフィリン注は強い気管支拡張作用をもつ
アミノフィリンを有効成分とする注射液です。
商品名はプレドニン注、ネオフィリン注、ケナコルト注などです。
(医療機関にはこちらを積極的に使用して、診療日数を1-3日程度ですませる
ところと、一切使用しないところがあります。いずれがよいかは…)
*去痰薬(ムコダイン、ムコソルバン、ビソルボン)や消炎酵素薬(ダーゼン、
エンピナースなど)が併用されることがあります。
症状によっては、マクロライド系抗生物質のエリスロマイシンやクラリスロマイ シン
(クラリス、クラリシッド)の少量を長期に使用することがあるかもしれません。
私の体験から
喘息は一概に要因を特定できません。日曜に遊び疲れた時など、深夜から朝に
かけて発作が起こることが非常に多いです。
土曜日に遊んで日曜は休ませる方がよいでしょう。
喘息は予兆がある病気です。本人にはわかります。
だから気持ちの病気とも言われます。
ヒューと喉が鳴る予兆です。最近は予防吸入もあるそうですから、利用しましょう。
ただし、使い過ぎもあり得ますから、注意が必要です。
また、患者は比較的皮膚が弱い方がなりやすい病気です。
発作が起こるシーズン以前から、風呂で水をかぶったり、乾布摩擦をこまめに
行って皮膚を鍛えましょう。
アレルゲンが特定された方は、食べない、触れない、縁しないことです。
減さ療法は次回に紹介します。