何だか今日は3月末の暖かさだそうで、ニュースでは初春の風景が・・・
確かに風がなく、春の太陽がいつもより強く、眩しく感じました。
春っていいですね。花粉症がなければですが・・・
今日はこんな話題を。
≪大衆薬で重篤な副作用・死≫
医師の処方なしで購入できる大衆薬にもまれに大きな副作用があり、
2004年度から2007年度の4年間で少なくとも8人以上死亡している
ことが、医薬品副作用被害救済制度のデータでわかったのです。
大衆薬の安全性については、かねてから警鐘が鳴らされており、今回日本薬剤師
会学術大会で発表された。
同制度は被害者や遺族の申請を基に医薬品医療機器総合機構が審査、薬を正しく
使った場合に救済を決めるというわけです。年間約800件が給付対象となって
います。
入院を要するような副作用の大半は医師が処方するいわゆるきつめの部類に
属する薬によるが、大衆薬でも年間平均35件が救済されていたのです。
4年間で大衆薬による死亡は10人の申請に対し、8人を認定。重い障害も
9人が認められました。
死亡例の原因はすべて「風邪薬」。
死因の半数は、皮膚が広い範囲で赤くなり、高熱を伴って急激に悪化する
中毒性表皮壊死症です。
重い障害では風邪薬に加え、解熱鎮痛薬が目立ち、半数はスティーブンス・
ジョンソン症候群による視力障害。
約190件の大衆薬被害では、風邪薬が半数を超え103件、解熱鎮痛薬が
47件、漢方製剤が12件と続いています。
同じ4年間に厚生労働省に報告された大衆薬の副作用は1092件でしたから、
制度で救済されたのはその13%に過ぎなかった。制度を知らないままに
救済されないケースが多い実態が浮かび上がっています。
風邪薬や解熱鎮痛薬は例え大衆薬であっても、重い副作用があることを
薬局薬剤師は説明しなけれなならない。厚生労働省も昨年9月の医薬品安全
性情報で、中毒性表皮壊死症などによる死亡例や重い皮膚障害の副作用が
大衆薬でも起きていることを報告し、販売時の注意喚起を訴えています。
漢方薬でも世の中のすべての薬と呼ばれるものには副作用があります。
大衆薬を購入したら、必ず服用する前に説明書の副作用情報を読んで
おくことも大切です。これは開発途上や発売後に起きたまれであっても
起こりうる副作用がすべて載っているのです。
漢方薬は副作用がない、少ない・・・嘘です。合わない、自分にはきついと
思われる漢方薬はすぐに中止しましょう。食前服用が多いことから、胃腸障害を
起こす方も大勢いますよ。漢方薬の効能効果に「体力のある人・・」ていうのが
あって、あれって微妙な表現ですよね。合わなければ体力がなかったことで
逃げられてしまいそうな注意書きですね。
確かに風がなく、春の太陽がいつもより強く、眩しく感じました。
春っていいですね。花粉症がなければですが・・・
今日はこんな話題を。
≪大衆薬で重篤な副作用・死≫
医師の処方なしで購入できる大衆薬にもまれに大きな副作用があり、
2004年度から2007年度の4年間で少なくとも8人以上死亡している
ことが、医薬品副作用被害救済制度のデータでわかったのです。
大衆薬の安全性については、かねてから警鐘が鳴らされており、今回日本薬剤師
会学術大会で発表された。
同制度は被害者や遺族の申請を基に医薬品医療機器総合機構が審査、薬を正しく
使った場合に救済を決めるというわけです。年間約800件が給付対象となって
います。
入院を要するような副作用の大半は医師が処方するいわゆるきつめの部類に
属する薬によるが、大衆薬でも年間平均35件が救済されていたのです。
4年間で大衆薬による死亡は10人の申請に対し、8人を認定。重い障害も
9人が認められました。
死亡例の原因はすべて「風邪薬」。
死因の半数は、皮膚が広い範囲で赤くなり、高熱を伴って急激に悪化する
中毒性表皮壊死症です。
重い障害では風邪薬に加え、解熱鎮痛薬が目立ち、半数はスティーブンス・
ジョンソン症候群による視力障害。
約190件の大衆薬被害では、風邪薬が半数を超え103件、解熱鎮痛薬が
47件、漢方製剤が12件と続いています。
同じ4年間に厚生労働省に報告された大衆薬の副作用は1092件でしたから、
制度で救済されたのはその13%に過ぎなかった。制度を知らないままに
救済されないケースが多い実態が浮かび上がっています。
風邪薬や解熱鎮痛薬は例え大衆薬であっても、重い副作用があることを
薬局薬剤師は説明しなけれなならない。厚生労働省も昨年9月の医薬品安全
性情報で、中毒性表皮壊死症などによる死亡例や重い皮膚障害の副作用が
大衆薬でも起きていることを報告し、販売時の注意喚起を訴えています。
漢方薬でも世の中のすべての薬と呼ばれるものには副作用があります。
大衆薬を購入したら、必ず服用する前に説明書の副作用情報を読んで
おくことも大切です。これは開発途上や発売後に起きたまれであっても
起こりうる副作用がすべて載っているのです。
漢方薬は副作用がない、少ない・・・嘘です。合わない、自分にはきついと
思われる漢方薬はすぐに中止しましょう。食前服用が多いことから、胃腸障害を
起こす方も大勢いますよ。漢方薬の効能効果に「体力のある人・・」ていうのが
あって、あれって微妙な表現ですよね。合わなければ体力がなかったことで
逃げられてしまいそうな注意書きですね。