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コースに入っていないのですが、必ず購入するよう勧められます。
『頭痛』(初級者編)第3章
★ 慢性的な頭痛のタイプ
昨日までに紹介した頭痛が生死にかかわる危険な頭痛です。
今日からの頭痛は、誰にでも起こりえますが、中には慢性的に頻繁に繰り返し、
病院に通院しなければならないかなり深刻な頭痛もあります。
中にはあまりの痛みにもがき苦しみ、精密検査を希望する患者さんも少なくありません。
ただ、ほとんどの方が危険な頭痛ではなく、慢性頭痛なのです。
ではこれから簡単に説明しましょう。
片頭痛タイプ
若い女性に圧倒的に多い。特徴は脈に合わせたズッキンズッキンと頭が痛むこと。
動くと脈が速くなるのに合わせて痛みが増強する。ひどい場合は嘔吐もある。
脳の血管は、心臓から血液が送り出されると拡張し、送り出されなくなると収縮
して血液量を一定にしようとする働きがある。主にセロトニンという神経伝達物質の働きである。
「
片頭痛(血管性頭痛)」の人はこの働きが逆になってしまうために
起こってしまうと言われている。
つまり拡張しなければならない時に収縮し、収縮しなければならない時に拡張する
という反対の動きをするのだ。そのため脈拍に伴った痛みが出てくる。
「片頭痛」の中には、頭痛が起きる前に視野にギザギザ、あるいはギラギラした
光が見えたり、一部視野が見えなくなる前兆が起こることがある。
これは私も何度か体験したが、閃輝暗点(せんきあんてん)と言われ、この後詳しく説明しているので読んでもらいたい。
原因は脳内血流障害と言われているが、これだとは言えないのが現状である。
痛みは数時間から数日継続するが、連日決まった時間に起こるものを「群発頭痛」と呼ぶ。
いずれも症状は耐え難いが命に別状はない。治療法はてっとり早く専用内服薬(頓服)
を服用すれば軽快する。ただ、人により合う内服薬と合わないものがあるので、
慢性化している方は合う薬を探すことが必要だ。
※閃輝性暗点は、目の前に稲妻のような光が見え、引き続いて物がゆがんで見えたり、目の前が
真っ暗になったりする。大抵は両目同時に起こり、20分ほど続く。
片頭痛では、閃輝性暗点の症状が治まった後、引き続いて頭の片側にずきずきした痛みが生じる。
これは、物を見る中枢(視中枢)がある後頭葉(脳の後ろの部分)に血液を送っている血管が、
けいれんを起こし、血流が減少するために起こる。けいれんが治まって血管が開くと、血液が
大量に流れ込むが、これによって頭痛が起きる。
片頭痛は、10代から30代の若い年齢層に多く、1週間に1回とか数カ月に1回とか、
定期的に起こる場合が多い。
片頭痛は、閃輝性暗点が起こった後、血管収縮作用のある薬を服用すると予防できる。
閃輝性暗点そのものを予防するには、逆に血管拡張作用のある薬を使うが、毎日服用
しなければならず、吐き気や目まいなどの副作用があるので、予防のために薬を用いるのが、
必ずしもいいとは言えない。
片頭痛は、本人はつらいが、生命に危険を及ぼすような病気ではない。ただ、中高年で、
閃輝性暗点だけあって、その後に頭痛を伴わないような場合は、要注意だ。
血栓による一過性の脳循環障害が原因である可能性があるからだ。
動脈硬化、高血圧、糖尿病、高脂血症、不整脈など、血栓を起こす危険因子がないかどうか、
全身の検査を受けるとよい。
また、まれに年齢とは関係なく脳動静脈奇形や脳腫瘍(しゅよう)などで起こることもあるので、
コンピューター断層撮影法(CT)や核磁気共鳴映像法(MRI)による精密検査を受ける必要もある。
症状の特徴
1.脈に合致したズキンズキンとした痛みである。
2.痛みは頭の片側の時が多いが、両側の時もある。
3.頭痛は、数日~数週間の間隔をおいて発作性に現れる。
4.一回の頭痛は数時間から3日で治まる。
5.頭痛発作の時に、悪心(吐き気)、嘔吐などを伴うことがある。
6.頭痛発作の時に、強い光や大きな音、不快なにおいで頭痛が強まることがある。
7.明け方から目覚めの時に頭痛発作が起こることが多い。
8.頭痛の強い部分を手で圧迫すると、その間は痛みが和らぐ。
9.遅くとも30歳までに発症する。
10.頭痛発作の時、またはその直後に下痢や発熱などの症状があらわれることがある。
11.血縁者の中に似たような頭痛を訴える人がいる。
どうですか?ありますか?
片頭痛を事前に避ける方法
次に片頭痛には種々の誘発因子があります。これらの関与の程度はさまざまですが、
ちょっとした注意で片頭痛の引き金となるものを避けることができます。具体的な
注意事項は次のとおりです。
・空腹時に頭痛は起こりやすいので、食事は3食しっかり食べる。
・チョコレートや赤ワインなどの飲食物は避ける。
・寝過ぎや寝不足は避ける。
・月経の始まる前や月経中などに発作が集中して起こる人は、早めに予防薬を服用する。
・経口避妊薬やホルモン療法で頭痛が悪化することがあるので、症状がひどい時は治療の
継続を検討する。
・旅行中に片頭痛が起こることが多いので、旅行中でもできるだけ普段と同じ生活の
リズムで過ごすようにする。
治療法
片頭痛の治療法の中心は薬物療法です。現在までにわかっている範囲では薬物以外の
治療法つまり物理療法、食事療法といった方法では、補助的効果は認められるものの、
その効果は薬物療法を上回るものはありません。
片頭痛の薬物療法には大きく分けて二つの方法があります。一つは頭痛発作が出た
ときに対処する方法で、これを頭痛抑制治療といいます。これに対し頭痛を出にくく
する治療法があり、これを頭痛予防治療といいます。
たいていの場合、頭痛抑制治療から開始し、症状が強かったり、頭痛の回数が
多かったりした場合に、頭痛予防治療を追加します。
片頭痛の予防効果が認められている薬は、抗うつ薬、βアドレナリン遮断薬、
バルプロ酸、カルシウム拮抗薬などがありますが、日本ではカルシウム拮抗薬の
塩酸ロメリジンが保険適応となっています。
現在特効薬として、処方が多くなりつつある保険適応薬としては
イミグラン
ゾーミック
レルパック
アマージ です。特に上記2点が多く出ています。
・・・
これらの薬の効き方には、個人差・相性があります。服用後2時間以内(早い方が望ましい)
の頭痛消失と24時間以内に再発しないことが有効と言えます。現在のところ、各個人に特定
のトリプタンの反応性を前もって予測する方法はありません。従って、有効なトリプタンを
見つけるまで、ある程度の試行錯誤は避けられない場合があります。効果の程度(①劇的に効
いてスッキリして再燃しなかったか、②ある程度頭痛が軽減したか、③一旦効いたが頭痛が
再燃したか、④全く反応がなかったか)、副作用の有無などを検討して、投与量や併用薬の調
整、別の剤型・別のトリプタンへの変更などの対応策を考えます。各トリプタン間には微妙
ながら強度の相違はありますが、最終的にどのトリプタンをベストとして選択するかは、各
患者さんにおける反応性の相違(薬効の個人差)や剤形の好みの方が大きいといわれていま
す。
●最も多い事例ですから、少し丁寧に説明させていただきました。
*閃輝暗点の私の経験(付録)
その経験は30代後半に1度。パチスロしていて、まだ朝1時間も経って
いないのに、薄暗い店内のはずが、嫌にぼやけるのです。視点も定まらず、
店外に出て外を眺めると、視野にギザギザなぼやける部分があり、片側だけだったので、
車でじっとしていました。もしかして、脳内出血とか思って・・。
様子を見ていると、そのギザギザは移動していきます。かれこれ、20分でしょうか?
視野から消えていきました。とても怖かったです。視野に突然異常が起こる
なんて、あなたは耐えれますか?
病院に駆け込みたかったけど、日曜であっという間に過ぎ去り、駆け込むタイミングを
失ってしまったようで。軽い頭痛がして、当時ノーシンか何かを飲んだ気がします。
ただ頭痛の前駆症状とは当時考えれなくて。
その後今までに3-4度経験しましたが、その期間はじっと過ぎるのを待つ
だけで、何もできません。視野内でも中心部を通らなければ気付かないだろうし、
何より睡眠中に起これば絶対気づくことはありません。
出ないとき(感じないとき)は5年以上体感しませんし、出る時は1ヵ月以内でも
出ることがある病気じゃないかなと思いますよ。
片頭痛の前駆症状でありながら、私はこれ自体の単体疾患だと思います。