身体にいい日誌

健康雑学、医学雑学、医療雑学、サプリメント雑学、日本中から興味津津~身体にいい話集めとこ的ブログ

うつ病患者6割に身体的疼痛あり!

2010-04-03 10:50:17 | メンタルヘルス
うつ病患者の6割が頭痛など身体の痛みを感じていますが、
医師は3割しか痛みを伴うことを知らないとの調査結果を
塩野義製薬と日本イーライリリーで作る「うつの痛み」情報センター
が発表しました。
うつ病で現れる痛みについて、患者と医師の間で大きな認識のずれが
あることを示す報告なのです。

調査は過去5年以内にうつ病と診断されて治療薬を服用している患者
297人とうつ病患者を一カ月に一人以上診察している内科医と精神科医
計309人を対象に実施しました。
患者の60%が痛みがあると答えた一方、患者の「多くの場合」と「常に」
痛みがあると答えた医師は約34%でした。

痛みがある患者のうち、もっとも煩わしいと感じているのは頭痛が約34%、
背中の痛みが約25%、胃腸等の消化器系の痛みが約16%、身体全体の漠然とした
痛みが約26%でした。
また痛みが原因で1年のうち仕事を休んだ日数の平均は約107日に及ぶなど、
生活上の大きな支障となっていることが判明したのです。
うつ病に詳しい高知大医学部下寺教授(神経精神科)によると、うつ病に伴って脳内の
神経伝達系が正常に働かなくなり、痛みの感覚を増幅させている可能性が
あるというのです。
鎮痛剤の投与などで痛みが改善すると、うつ病自体も治る確率が2倍に増えたとの
海外の研究結果もあるとしています。
下寺教授は「痛みの症状を訴える患者がうつ病を抱えている可能性を一般に医師は
知らないし、精神科医もうつ病患者が痛みで苦しんでいることに思い至らない。
うつ病の痛みに注目すれば治療ももっとよくなる」と話しています。


寒暖の差が例年以上に大きく、我が近辺では感冒性と思われる胃腸炎が流行しています。
私も類にもれず、先週帰宅途中急に吐き気をもようしたかと思うと、自宅まで持たず
車内で嘔吐連射・・・、深夜嘔吐反射止まらず、救急へ
すごい悪寒でしたが、発熱せず、胃腸不定症状は今週になってやっと落ち着きを
取り戻しました。
最初は食中毒かと思ったのですが、心当たりもなく・・・

今日はあったかい、今日は最高気温が平年以下です・・などの気象予報士の感情も
実感性もない言葉を信じつつ、毎日あくせく働きましょう!

ナンテ・・そろそろ近隣も桜満開近しです
今日は蘭展示会に行ってきまーす

アルツハイマー 最終夜  指がかじかむよ…

2008-11-21 10:33:08 | メンタルヘルス
毎日のブログの入りが、「寒くなりましたね」的、時候のあいさつからが当然のように                  閑谷学校  紅葉観光の様子です。
なりました。
今朝も1℃からスタートです。
思うんですけど、東京発信の天気予報は9℃で「寒―い」とお天気おねえさん?いや!
キャスターがおっしゃっていますが、今の時期は東京は沖縄を除いて、日本中で一番暖かな地域
ですよ。って天気予報を見ながら、毎日感じています。皆さんもそこに注意して見てみてください。
一番でなくても、不思議ですね。寒波の西からの入り方だとは思いますが…。
こちらは最高気温も10℃になるかならないかって…西日本がですよ。
だいたいお正月あたりの気温だとか。

私の地域のよいところは、まだ晴れマークで冷えることです。これを放射冷却と言います。
ちょっと県中部より県北に行きますと、どんより曇って雨、雪になります。
健康的には過ごしやすいですよ。

さて、今日でアルツハイマーは最終日。

大切なことは何度も申し上げますが、痴呆やボケとの区別です。
今日も記載していますが、とにかく医師の診断と併せて参考にしてみてくださいね。

現在はほとんどの方にアリセプトの処方がなされていますが、この疾患で外来通院して
いる方のほとんどが、他の疾患をもっておられます。と言いますのは、アリセプトはアルツハイマー
に対する薬剤で、症状は不眠症や精神疾患も出てきますから、いろいろな精神疾患が
同時に付けられ、他のそれらの薬剤も同時服用となります。これらは傾向ですがね。
現在も多種な研究が重ねられている、期待の持てる分野の疾患ではありますから、
早期な発表を期待したいものですね。

今回はアルツハイマーとの鑑別のための似た疾患の予防法とかを…

11.物忘れ防止

物忘れが進行するときは、性格が変わって、頑固になったり、怒りっぽくなったり
疑い深くなったりします。また、日常の挨拶が出来なくなる等の変化が出てくるので
見逃さないことが大事です。進行を防止するには脳を刺激する事が重要です。
脳を刺激すること。2~3歳の頃が一番神経細胞が多く、その後徐々に減ります。
死んだ細胞はそのままでは復活しません。物忘れ防止には脳に刺激を与える事が必要です。
そうすれば海馬の中の脳細胞も新しく出来ることが分かりました。
メモを取ったり、声を出して読み上げたりすると、覚え直すことになるので記憶が
定着し易いこと。外に出て花を観賞する等は特に良いこと。サラリーマンが定年後、
自宅に閉じこもってテレビばかり見たり、テレビゲームをしていると呆けやすいので、
趣味、運動、友人との会話などにより常に脳に刺激を与える事が重要です。
あれこれ趣味があって、友だちも大勢いるような意欲的な人はまず呆けません。

単純計算問題を解くこと。5+7=12,7+8=15,15-9=6等の問題を出来るだけ早く、解く練習を
すると、前頭前野が活発になる効果があります。
文章を音読すると、上記の単純計算をやるのと同じ、脳の活性化効果がでます。
山歩き、散歩、ストレッチなどの運動は物忘れを改善します。
ウオーキングが前頭前野を鍛える効果があります。(歩き終わった後に、歩いた道を
地図に書いてみる訓練をすると、更に前頭前野が活性化する)
手を握ったり開いたりするぐっぱ運動をやること。1日1回30秒。フリフリグッパ体操を
1日10分やることで、脳の前頭前野の活性化につながりボケ予防に効果があると言われています。
包丁でリンゴの皮をむくような作業は、大変脳を活性化する効果があります。
緑黄色野菜と背の青い魚を努めて食べると良いです。
食事の際に、一口最低20回は噛む。出来れば30回噛む。
噛むことで唾液が出ると脳が活性化されます(NGFが出で脳の成長を促す)。
夕食後に一杯のリンゴジュースを飲むと、脳の酸欠を防止します。
字を書く。手紙を書く。一日を思い出して日記をつけるのは頭の活性化になります。
朝食は、ご飯、みそ汁(豆腐、あげ入り)、海苔と卵、緑茶が良いです。
(カテキンは活性酸素の除去能力が高く記憶力向上に良い)
サンマ、カツオ、牡蠣、柿、茄子、ヤマブシ茸、イチゴが脳に良いです。
血糖値が低すぎる人は脳の活性化に悪影響があるので、砂糖を適量摂取します。
砂糖は昼食時などに摂るのが良いです。
植木等の緑の香りは脳の疲れを解消します。
恋愛をすれば脳は活性化して物覚えが良くなります。
睡眠は6時間以上取ること。ペンシルベニア大学の調査では、6時間以下の生活を
長年続けていると記憶力が衰え、問題処理能力や情報処理能力がどんどん悪くなって
いくと報告されています。

12.レビー小体型認知症

初期に幻覚、幻視(ないものが見える)が出現します。
パーキンソン病と同じような動作がゆっくり、前屈みで歩く、動作が小さい等の
歩行障害が起きます
漢方薬の抑肝散で幻視が消え症状が落ち着くことがあります。
この疾患でもアリセプトが用いられます。
痴呆は進行性。
レビー小体という一種のたんぱく質が大脳皮質にたくさん蓄積し、神経細胞が壊れて
いくものです。高齢者に多いですが、40歳代で発症することもあります。

13.ピック病

前頭葉又は側頭葉が萎縮する病気です。MRIで確認ができます。
症状は、身なりを構わなくなる、社会に対して関心が薄れる、スーパーで万引きなど
悪いことをしてもその自覚がない、暴力的になる、同じものを次々買ってくる、
会話の内容が同じ内容になるなど。
40-50歳代に多い若年認知症の一つです。男も女も罹患率に差はありません。
アルツハイマー病に比べると患者は少ない(20,000人程度)。
まだ有効な治療法が見つかっていませんが、介護が必要です。
衰弱して死亡することが多いので要注意です。

14.一過性全健忘(TGA)

ある日突然一時的に記憶がなくなるという一過性全健忘という症状があります。
発症中は、自分が今いる場所も、一緒にいる人の名前も思い出せない程になるので、
本人も周りの人も焦ります。記憶は一日程度なくなりますが、多くは一晩寝れば記憶は
回復しますし、後遺症も残らないので、それほど心配することはありません。
発症している間の記憶はありません。発症中はこれまでの事を思い出せない等の症状は
ありますが、判断力などには変化がありません。
海馬に一過性の血流低下が生じた結果とか、ストレス、高血圧、糖尿病、肥満が悪いとも
言われますが、本当の原因は依然不明です。再発もあまりしないので、特に治療することもありません。


*私もここ数年、脳ドックで軽い膿萎縮があると確認されていますが、そのたびにピッグ病?などと怯えています。
40過ぎれば、色々病気も出てきます。そのとき、人は3つに別れます。
1は、頭はしっかりしているが、足腰(体力)が弱った人
2は足腰は強いが、司令塔がやられた人
3は足腰も司令塔も程々にやられた人です。

究極の選択ではありませんが、いずれも避けたいですよね。

今、そこでカップラーメンを食べているあなた!!!  毎日じゃないですよね。
若い間の食生活が40以上の発症の大きな要因になっています。
40以上になって、初めて改善しても、それは厳しいです。

足腰もですが、脳内環境も食生活が大きくかかわっていることが、わかっていただければ
このシリーズは終わりです。


    そうだ   ボジョレー飲まなきゃ

    買いに行こうっと  

    …あれワインの絵文字がなーい

今年最初の冷凍庫!アルツ第5夜

2008-11-19 21:01:08 | メンタルヘルス
一気に紅葉の時期がすっ飛んじゃってしまいました。
でも画像はしばらく、紅葉です。せっかく撮ったものですから。     この画像は、ちょっとピークを過ぎた「楷の木」です。

今朝の気温は2℃…県北はマイナスで積雪と吹雪だそうです。
明日は県南もマイナスになりそうです。

皆さん、事故に気をつけましょうね。寒くなると、凍ってなくても事故が増えます。
最近、追突によく出会います。これから師走は皆さん、イライラ…
こんな時に事故ってなんかいられないすよね。

アルツハイマーシリーズは、明日で最終です。
ほとんどがネット記事改良版ですから、後は、私の雑学がフォローいたします!



8.アルツハイマーの予防

高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病にならないように注意します。
特に腹部の脂肪を減らすことが重要。(男性はウエスト(へそ周り)85cm、女性は90cm以下に保つ事が大事)
米国の研究で45才前後の人で内臓脂肪が多い人(ウエスト85cm以上)を追跡調査した
結果、30年後には90%が認知症になったとの報告があるのです。
1日の摂取カロリーが2500kcalを超えると多くなるとのことです。→高脂肪食をやめ、
カロりーを制限すると良いでしょう。降圧治療は認知症の発症を遅らせる効果があります。
運動は認知症の予防に効果があります。一日30分程度の散歩で良いから毎日やること。
これにより、脳血流の改善、血圧安定、血液中のコレステロール値の低下が得られます。
膝曲げ運動:手は椅子に捉まり、膝を1/4程度屈伸して中腰になる膝曲げ運動を1日
10回する(ゆっくりでよい)→高齢になって下半身の筋肉が弱って歩けなくなることを
防止する。
脳は使えば使うほど発達すると言われます。新しいことに意欲を持って取り組めば、
脳は発達し、活性化します。脳は病気や老化で細胞が死んで減少してしまって、
物忘れがおきるようになっても、普段の生活の中で脳に刺激を与え続けて、
脳を活性化すると、生き残った脳細胞が機能を回復する事ができると言われています。

① その日の行動を思い出しながら日記を付ける。(字を書く事は脳の老化を遅らせる)
② 簡単な計算をする。(17+7=24,17-9=8等) スーパーのチラシを使って、
食材を3,000円分購入する組み合わせをやってみるのも良い。(3分間で、金額はぴったり3,000になること。例:500x4個+100x10個等)
③ 新聞や本を声を出して読む。
これらの事を一日10分程度で良いから毎日続ける事が重要。
リウマチの治療等に用いられる非ステロイド系解熱消炎剤(イブプロフェン、アスピリン、
インドメタシン等)を二年以上毎日服用するとアルツハイマー病の発病率が最大で80%も
減少することがドイツの大規模臨床試験で判明しました。
アルツハイマー病の原因と言われるβアミロイドが脳内で生成するのを抑える結果であると推測されています。
食事:一日三食きっちり食べる。但し食べ過ぎない(腹八分目)。カロリーは抑えめにする。
一日の摂取カロリーが2500kca以上の人は特に注意しましょう。

①カレー(2週間に1度程度)、②バナナ(1日1/3本)、③玄米入りのご飯と納豆、
④コーヒー1日2杯(カフェイン)、⑤イモ、⑥こんにゃく、⑦青魚(1日80G)、
⑧鶏肉(むね肉)、⑨ミカンやリンゴなどの果物(リンゴを皮ごと一日一個食べると
発症予防になるとの米国の研究がある。抗酸化物質ケルセチンの効果)、
⑩緑黄色野菜(1日350g以上)、⑪生姜、⑫緑茶1日3杯(カテキンが良い。出来れば
煮出し緑茶がよい)、⑬甘いものは控える、⑭銀杏(一日3粒。食べ過ぎない)ことは
アルツハイマーの発症予防に良いとされている。⑮海苔、⑯ブラックチョコレートが脳に良い。
魚(サバ、サンマ、カツオ、イワシ、サケ、マグロ等)を週に1回以上食べる人は、
ほとんど食べない人に比べて、アルツハイマー病の発症リスクが60%減少するとの
研究報告があります。DHAが効果があると言われています。
カレーの成分ウコンに含まれる「クルクミン」がアルツハイマー病の原因物質の生成を
防ぐ効果があると言われています。事実、カレーを常食するインド人は米国人に比べ
アルツハイマー病の発症率が1/4と言われています。
ビタミンE、葉酸、ビタミンB12、亜鉛を摂る。特に海苔がよいです。
海苔を毎朝食べると良い。葉酸は海苔、枝豆、ほうれん草、ブロッコリー、大豆に多く
含まれます。ビタミンB12はサンマ、サバ、海苔、シジミ、カキなどの多く含まれます。
葉酸は血中のホモシステインを抑え、アルツハイマーや動脈硬化の発症リスクを下げる
効果があるとされ、厚生労働省では1日240マイクログラムの摂取を薦めていますが、
発症リスクが高い人は400マイクログラムの摂取が望ましいとされています。
亜鉛は有害な活性酸素を除去する作用があります。
無症候性脳梗塞がある人はアルツハイマーを起こしやすくなるとの研究もあり、
脳梗塞を予防するのはアルツハイマーを防ぐのに効果があります。
酒に弱い人は活性差酸素による酸化のダメージを受けやすいので、アルツハイマーに
なる危険度が高く、酒を飲まない方がよいと言われます。
一方、酒に強い人は適量呑めば発症を抑制出来る効果があります。但し、酒を飲んで騒ぐ人は呆けやすいです。
肉より魚(特にサバ、鰯やカツオなどの青魚や脂身の少ない魚)が良いです。
魚中心の食事にします。DHA(ドコサヘキサエン酸)が脳の炎症を抑え痴呆の発症を
防ぐ他、発症した人でもDHA剤の服用で改善する事が判明しました。
1日1GのDHAの摂取が薦められます。⇒マグロトロなら2切れ、鯛の刺身なら5切れ、サンマなら1匹。
家に閉じこもらないで出来るだけ外出することです。新しい場所に行くのは脳の刺激に
なります。歩くことが脳の活性化につながり予防効果になります。
料理や園芸など趣味を持つこと。旅行に行く、友人と遊ぶ、手芸やガーデニング、
絵を書く、音楽を聞く、歌を唄う、踊る、碁や将棋をする、短歌や俳句を作る等は
右脳を使うので特に薦められます。
多くの友人と話し合うこと。特に、初対面の人と会って話すのは刺激になります。
おしゃれをすること。家に閉じこもりテレビばかりを見ているのは危ないです。
友達の多い人ほどぼけにくいと言われます。
電卓に頼らず自分で暗算すること。
ゲームをする(将棋、囲碁や麻雀)
指先を使う。特に左手。
20-30分程度の昼寝をして脳を活性化するとアルツハイマーの発症リスクが20-30%減ります。(1時間を超える長い昼寝はむしろ害)
昼寝の効用: 昼寝は午後の作業効率を高める効果や事故防止に役立つ他、高血圧の
予防にもなります。人間は生理的に一日二回眠気が来る(強い眠気は夜12時、軽い眠気
は昼2時頃)と言われます。従って、午後1時~3時前頃が最適。
但し、寝過ぎると心拍や体温が下がって身体がだるくなったり、頭がぼーつとするので良くありません。
15~20分程度椅子に座って眠るのが良いです。昼寝する直前にコーヒー
(成分:トリゴネリン)、ココア又は緑茶を飲むと良いです。カフェインが20-30分位
したら、効いてきて寝覚めがすっきりします。20分以上昼寝をすると、脳は完全に
ノンレム睡眠という深い眠りに入ってしまうので、途中で起きると、不快感が出るので、
短時間眠るのが良いです。横になって眠ると寝過ぎるので椅子に座って短時間眠るのが
良いです。身体を休めると言うより脳を休める目的。どうしても眠れない時は、
5分間目を閉じているだけでも効果はあります。1時間以上昼寝をするのは逆効果です。
かえって呆けやすくなる。
20分以上の散歩は脳を活性化して物忘れの予防になります。
出来れば早歩きをします。但し、30分を超えないようにします。周囲の家や花や風景の
変化を良く観察しながら歩くのが良いです。目標は1日1時間、5千歩。散歩で5千歩
歩けば、生活の中で3千歩は歩くので、8千歩程度にはなります。ウオーキングの他、
水泳も非常に良いです。
物忘れが目立ってくるようなら、早めに受診⇒物忘れ外来等
ストレスの除去。37-40度の温めの風呂に入ります。ラベンダーの精油を1-2滴加えると効果的。
その後30分程度ごろ寝をします。1日5回深呼吸(鼻で吸って、5秒止め、ゆっくり
口から吐き出す) ストレスが多いとセロトニンの分泌が抑制されます。
痴呆予防の最新研究:①週に数回トランプやチェス(将棋・囲碁)などのゲームをする(痴呆発生率0.26倍)、
②楽器演奏をする(0.31倍)、③小説や新聞を読む(0.65倍)が効果的であるという。
尚、「楽しみのために書く」「クロスワードパズル」「友人との話し合いに参加する」等は
痴呆予防には効果がほとんど見られなかったと言う。
一方、「ダンス」「家事」「散歩」等の身体的余暇活動については、ダンスのみに痴呆予防
効果が見られたが、それ以外は顕著な効果は認められなかったと言う。
最近の報告では「抗コリン作用薬」を長期に服用すると、軽度の認知障害を引き起こす
可能性があることが指摘されており、可能ならば休薬すれば回復するとのことで、
服用の是非については充分な検討が必要。抗コリン作用は制吐剤、鎮痙薬、気管支拡張薬、
抗不整脈薬、抗ヒスタミン剤、鎮痛剤、降圧薬、パーキンソン病薬、潰瘍治療薬、
向精神薬等に含まれています。
アルツハイマーの発症予防には、特に下記が薦められます。
頭を使う(新聞や本を声を出して読む、暗算で計算をする、日記をつける、食事を作る)
有酸素運動(1日30分の散歩、体操、水泳等) 青魚(サバ、サンマ、イワシ等)や
緑黄色野菜・果物中心の食生活、但し腹八分で食べ過ぎないこと(カロリー控えめ)
友人と趣味や笑いのある生活をしてストレスを発散する。
何事にも意欲ややる気を持って生活する。(将棋・囲碁・麻雀・短歌・ダンス・唄・楽器演奏・ゲーム・・・)
30分の昼寝
糖尿病・高血圧の人は血糖値、血圧をコントロールすることは大切です。


9.アルツハイマーの治療


「物忘れ外来」「痴ほう外来」のある外来を受診する。現在はどこでも、65才以下の若年性アルツハイマーの専門外来があります。
中程度までならある程度の効果が期待できる薬が出てきました。早期発見・早期治療が重要です。
現在は病気の進行を遅らせる薬しかありません。アリセプト(塩酸ドネペジル)は
1~3年記憶力低下を遅らせる効果があります。タクリン(コグネックス)は一時的に
記憶力を高めます。初期に服用すると30%程度の人は症状が改善します。
アリセプトは横紋筋融解症による死亡例や食欲不振、幻覚等が報告されているので、
副作用の出現に注意することです。米国では進行を止める画期的な薬が治験中。
(米国では4種類の薬があり、個々人の効き目に応じて選択できるが、日本では厚生労働省の後進性のため認められていない)
抗痴呆薬(塩酸ドネペジル) 記憶の障害が進行するのを抑えます。初期に使わないと効果がありません。効果は1~2年程度。
米国や欧州各国で使用されているガランタミン(商品名レミニール)とリバスチグミン(
エクセロン)については効果があるとの判断から日本での使用が検討されています。
「ガランタミン」(商品名レミニール)やメマンチンの承認時期は未定です。
メマンチンは中等度、重度のアルツハイマー病の治療薬としてEUとアメリカで承認されています。
アリセプトとメマンチンの併用療法が効果があるとの報告があります。
抗うつ薬、抗精神病薬も使われる。
総合ビタミン剤の服用。
進行を遅らせる有効な方法は「情緒の安定」 優しく応対し、決して誤りを責めたり
怒ったりしない。“呆けてるのではないか?”とか、出来ないことを責めて怒るのは
アルツハイマー余計に進行させることになり、むしろ逆効果です。
イチョウ葉エキス(脳の血行促進):ドイツ・フランスでは末梢血管の障害や認知症の
治療薬(第一選択肢)として使われています。国民生活センターのレポートにもあるように、
副作用の報告もあり服用にあたっては、信用すべきメーカーの製品を購入するように
しましょう。特に、葉の抽出物を使用したものであること(葉の破砕物ではない)、
ギンコール酸の含有量がドイツの基準5PPM以下の原料を使用したものであること等を、満たした製品を購入しましょう。
DHA+EPA+リコピン+フラボノイドを含む食事が良いです。
現在、アルツハイマー病を根本的に治す薬の開発競争が激烈で、武田薬品やリリーでは
新薬の臨床実験に入っており、数年以内の実用化を目指しています。
国立長寿医療センター研究所(田平武所長、大府市)と名古屋大鍋島俊隆教授(医療薬学)などの
チームはアルツハイマー病の原因物質である、アミロイドを脳から取り除く新ワクチンの
開発を進めています。マウスでの実験では、副作用なしに、発症後でもアミロイドが
除去されて認知能力が戻ることが確かめられたと言われます。今後、小人数の患者を
対象にした臨床試験を開始するとのことで成果が期待されます。
埼玉医科大総合医療センターでは、臍帯血を静脈に注射することでアルツハイマーを
予防できる研究を続けています。マウスによる注射では効果を確認していると言われ、
今後の研究が期待されます。
漢方薬の「抑肝散」は幻視、妄想、不安や抑鬱を改善するのに効果があると言われています。
西八王子病院の説明では、日本ヒーリング研究所の強力振動水流入浴療法で脳から強い
ストレスを除くことで、アルツハイマーの治療になることが、明らかになってきており、
今後の研究が期待されます。
芸術療法(絵を描いて脳を活性化する)、音楽療法も早期に実施すれば進行を抑えられることが
分かって積極的に取り入れる施設も出てきました。
今までの生活の規則性、リズムを保ち進行を抑えます。家事や仕事を続けます。
子供と一緒に勉強したり遊んだりします。子供の宿題を一緒に考えるのはとても良いこと。
一番悪いのは、特別待遇をして何もさせないこと。

10.患者の日常生活

病状が比較的早く進行するケース(発症から3年で死亡する事もある)と長い間
軽いままのことがあります。その場合、自宅での生活が可能です。
夜寝ない、騒ぐ、徘徊する等、夜に手のかかる患者の場合、日中は自宅で生活し、
夜間のみ施設に預かって貰うのも一法です。
病状が進行すると完全看護が必要になります。
徘徊や暴力を振るう患者には画一的な看護ではだめ。患者の考えていること、
希望する事を周りの人が見つけ出し、それを実現することで、患者の徘徊や暴力は
確実に減らせます。


*とにかくこの疾患の特徴を羅列した文章になっていますが、関心のある方は
 ゆっくり読んでみてください。参考程度にはなると思います。
 最後にとりまとめをしてみます。

アルツ第四夜  寒波襲来 冷凍庫警報発令!

2008-11-18 20:25:37 | メンタルヘルス
寒波襲来

ポカポカ陽気の秋から一気にクールダウン

午後五時で岡山県南でも7.5℃。当日の最低気温を更新しています。
多分明日朝は一ケタもマイナスに近い数字になるものと思われます。

明日朝は辛い起床になりそうです。冷凍庫なら仕事行きたくなーーーい

さて、今コンタクトレンズ度数が合わないと「自律神経失調症」か!!って
やってます。眼精疲労が…体の不調に?って、よくあることですね。

この疾患も早いうちにやりたいと思います。
この疾患は非常に多くの人が罹患しています。ただ病名が肩こりや頭痛、吐き気で
終わらせているだけなのですね。
昨日「交感神経」と「副交感神経」について質問を受けました。
特に休日と休日明けの体調不良や、私のように深夜に症状が出たり…は
可能性がかなり高いですね。



6.アルツハイマーの検査


記憶力テスト:例えば、犬・桜・電車⇒この3つの言葉を2分後にも覚えていて言えるか?
まず、犬・桜・電車を覚えさせます。次に、100から7を次々に引く計算を暗算でさせます
(100-7=93,93-7=86,86-7=79,79-7=72・・・)、2513を逆に言わせます、答え:3152、次に、
最初に覚えた3語を言わせます。犬・桜・電車の内2つ以上言えれば合格となるわけです。
任天堂DSのとあるソフトのようですが、理屈は同じですね。
従来はCT、MRI、脳波などの検査を行っても、アルツハイマー病と確定診断出来る
指標はありませんでした。従って、慎重にあらゆる他の病気の可能性を排除した後に、
ようやくアルツハイマーとの診断を下していましたが、最近、ガンの診断にも使われる
PETではCTやMRIで、とらえにくい早期のアルツハイマーが、かなり高い精度で
把握できる事が分かってきました。(MRIでは早期発見は困難で、異常が分かったとき
は進行しているので、現状では対処法も効果も限られます) 特にPET-CTは症状が
出る前のかなり早い段階で、異常を察知できます。従って、アルツハイマーが疑われたら、
頭部のPET-CT、又はPET検査装置のある病院を受診する事が望ましいと言えます。
但し、現時点ではPETは保険が効きません。
画像検査(SPECT検査)で脳の血流を測定し、脳の帯状回後部の血流が低下し
いないかを検査することで、軽度認知障害やアルツハイマーを診断出来るようになってきました。
脳血流SPECT画像統計解析法(イージス法)によれば、従来のSPECTに比べてより
早期に診断出来るようになっています。スペクトによる脳血流検査は自費の場合約5万円。
脳脊髄液の中のタウの量を調べてアルツハイマー病を発症しやすいかが分かるようになっています。
「軽度認知障害」の段階で本格的な治療を開始すれば、本物のアルツハイマー病への
移行を阻止したり、遅らせたりする事が出来るようになりました。
→軽度認知障害でも、昼寝30分、ウオーキング、緑黄色野菜や青魚を食べる、料理を作る、
趣味など生き甲斐を持つ、ストレスをなくする等を積極的に行うことで良い状態を維持
できると言われています。
認知症の人の脳をMRIやCT検査すると脳が萎縮し、海馬が小さくなり周りの細胞も
死滅して、大きな隙間があいているのが確認できます。但し、脳に萎縮があっても認知
機能に異常がない人がいます。社交ダンス、合唱、俳句・短歌、有酸素運動(早歩き)、
健康的な食生活など、何らかの活動を継続的に行っている人で、これらの人は症状が
出ないことも多くあるのです。→活発に頭や身体を使っている人は脳の細胞が減って
いても認知症の発症予防になっていると言えます。
腰から脳脊髄液を採取して、タウ蛋白を測定する方法も診断に活用されます。タウが一定
以上に検出されるとアルツハイマーと診断できるのです。どこの病院でも検査ができますから、早期診断に活用できるのです。(保険適応外)
がん検診に利用されるPETが、アルツハイマーの診断にも活用されるようになってきていることは
先ほど書きましたが、発病の10-20年前から脳組織に異常が現れる事が分かっており、
血液検査だけで早期診断する方法の研究が進んでおり、成果が期待されます。米国の
大学では発病前に、血液検査でβアミロイドの測定する方法を臨床研究中です。
武田薬品工業の子会社の和光純薬工業が、アルツハイマー病の原因物質とされる
βアミロイド42の血中濃度を測定する世界最初の試薬キットを開発し、2年前から販売されており、早期発見に寄与している。
米国では、発症する10年~15年前から、脳の海馬の隣の内臭皮質が萎縮していない
かをMRIで調べて、早い段階で認知症の兆候を掴み、早期治療する研究が進められて
います。認知症の症状が出る10年以上前から、脳の異常を捕捉して治療すれば効果が高いのではないだろうか。

7.アルツハイマーになりやすい人とは

高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病はアルツハイマー病発症の危険因子。
(たとえば糖尿病の人は健常者の1.5倍アルツハイマー病を発症しやすいとの調査結果があります)
高インシュリン血症の人は特に要注意。(インシュリンが増えると老人班が増えたり、海馬が打撃を受けます)
高齢である人。男性より女性に多い。60歳を超えると多くなり、85歳以上では一段と増える。
頭を使わない人。
高学歴の人は進行が早い(発症しにくいが、一旦発症すると進行が早いとのこと)
1時間以上昼寝をする人。(昼寝は30分以内にすればアルツハイマー病の予防になります)
偏食の人はなりやすい。肉が好きで、特に緑黄色野菜(ブロッコリーや人参)や魚の嫌いな人は
統計的にアルツハイマーが多いと言われています。
酒に弱い遺伝子の人は強い人の1.6倍なりやすい。(遺伝子の問題なので酒を飲む練習をしても効果はありません)
どんな酒でもグラス3杯程度飲む人が、アルツハイマーが一番少ない傾向があるようです。
喫煙はアルツハイマーになる危険度を2倍にする。
運動をしない人 
アルミニウムの恒常的な摂取になるような事は控えた方が良いです。
女性の肥満は危険因子。
魚をほとんど食べない人。
高脂肪食を過剰に食べる人
食事の量が少ない人。
水分の摂取が少ない人。
真面目な人。ストレスがある人。米国の調査では、クヨクヨ悩んだり、沈み込んだり
不安に思うなど否定的な感情を持ちやすい人は、活発な人の2倍アルツハイマー病に
かかりやすいと言われています。物事に悩む人は記憶力の減退が著しいと言われています。
物事を悲観的に考えたり、不安な気持ちや鬱傾向の人は将来認知症になる可能性が
1.3倍高いと、米国のクリニックが発表しています。
女性ホルモンの一種である「エストロゲン」を長期に服用している人。
若返りや老化防止に効果があるとして期待されているエストロゲンを高齢者が服用し
続けると、アルツハイマーや物忘れがひどくなる危険性が40%近くも高まると
米国の研究チームが警告しています。
遺伝性はほとんどないと言われています。


*このアルツハイマーも現在急増中の疾患で非常に怖いものです。
 こういう疾患だという理解、知識は持っておくべきです。

 精神疾患は、今や外来通院者は急増しており、以前の行きにくい医療機関の
 イメージは払しょくされつつあります。
 それでもやはり、戸をたたきにくいことは確かです。
 最初は精神科ではなく、神経内科を受診してみましょう。

アルツハイマー 第三夜  他疾患との鑑別は?

2008-11-17 20:00:42 | メンタルヘルス
明日からは大寒波ですかね?とにかく天気予報がそう言っています!!

今日までがあったかでしたから、ちょっと覚悟がいりますね





3.アルツハイマーの症状

何度も同じ事を言う、同じことばかり聞く、何度も同じ事をする、置き忘れやしまい
忘れが目立つ、化粧、料理や買い物をしなくなった、以前は熱中したことに興味や
関心を示さなくなった等はアルツハイマーの始まりの事が多いようです。
半年も同じ事が続くようなら物忘れ外来を受診したほうがよいでしょう。
少し前のことを忘れる。聞いたばかりの事を忘れる。
物忘れが徐々に激しくなりますが、自分ではあまり意識しない(聞いたことを直ぐに
忘れるとか自分がやった事を覚えていない等、新しい記憶が定着しないのが特徴です。
覚えた事でも少し時間がたつと忘れる特徴があります。)
⇒顔は分かるのに名前が出てこないとか、テレビでよく見るタレントの名前を思い出
せないとか、別の部屋に行って、何をしに来たのか分からなくなり、元の部屋に戻って
考えたら思い出す、漢字を忘れて辞書を引く、物をどこに置いたか忘れた、昼ご飯に
何を食べたか思い出さない等知っているのに、その記憶が取りだしにくいのは加齢に
伴う良性の物忘れです。 アルツハイマーの場合は一部の記憶消失ではなく、
関連する事を含めてごそっと記憶が抜け落ちる特徴があります。 だから、昼ご飯を
食べたかどうか、トイレをしたかどうか等を忘れるのです。記憶がすっかり抜け落ちて
しまいます。従って、他人がそのことを指摘しても思い出せません。
家族が分からなくなります。
進行すると理解力や判断力が低下する。⇒自分の居場所が分からなくなり迷子になる、
食事が順序よく作れなくなる 等。
アルツハイマーに似た症状の病気はとても多く。鬱病、脳腫瘍、多発性脳梗塞、
慢性硬膜下血腫、甲状腺機能低下症、飲酒、栄養不良・貧血などがあります。従って
これらの病気との鑑別を行う必要があり、物忘れなどがあるからと言って、
せっかちに診断を下すのは危険です。アルツハイマーとは違いますが、高齢者がかなり
ひどい貧血になると痴呆の初期に似た症状が出ることもありますので、血液検査が必要です。
アルツハイマー病を発病した場合、自分自身を自覚している期間はおよそ10年程度と言われます。

4.加齢による物忘れとの対比

加齢による良性の物忘れ


物忘れは一般に加齢に伴い起きる良性の変化
昼ご飯に何を食べたか思い出せない、テレビで良く見るタレントの名前が直ぐに
出てこない、ものを置き忘れる、同じ物を二度買う等
30分前のことなら思い出さないことはない
物忘れや記憶力の低下を自覚している
今日の日付や曜日、今いる場所は分かる
進行性はあまりない
判断力はほとんど落ちないので日常生活にそれほどの支障はない
炊事、洗濯、掃除などは今まで通りできる
心配になるので自分自身で病院に行く

病気の認知症(アルツハイマー、痴呆症)

治療を要する病気

昼ご飯を食べた等体験した事を忘れてしまう、数分前のことを忘れる。
※加齢による物忘れの場合は、ヒントがあれば思い出すことができますが、
認知症の場合はヒントを貰っても思い出せない。
30分前の体験を忘れてしまったり、今さっき聞いたばかりのことまですっかり忘れて
しまうことがある
本人は物忘れの自覚に乏しく、家族からしばしば指摘される
今日が何日か、何曜日か、住所等を忘れる。帰り道を忘れる、どこにいるか分からなく
なる
年単位でゆっくり進行する。10年程度経つと一日中ぼけーっとして物を言わなくなる。最後は寝たきりになるのが多い。
判断力が低下する。忘れたことを自覚しなくなるので日常生活にも支障が起きてくる。
料理の品数が減ったり、今まで出来ていた料理の作り方を忘れたりする。最終的には
料理を作らなくなる。
家族に付き添われて病院に行く事が多い。

5.アルツハイマーの原因

アミロイドβたんぱくという異常物質が脳に10-30年かけてたまり神経細胞が死滅します。
2002年、脳内のβアミロイドが神経細胞間の情報伝達を妨げている事を突き止めました。
老人班というシミができます。脳に炎症が起きて神経細胞が死滅します。⇒抗炎症薬が
脳の炎症を止め、老人班があっても、アルツハイマーの発症を抑える作用があります。
アルツハイマー病の患者の脳を調べたら90%の人にクラミジア菌がいることが判明したのは、
もう随分前になりますが、クラミジア菌がアルツハイマーの原因菌であるか
どうかは現在も断定されていません。ただ、かなり可能性があることは事実です。



一昨日からアルツハイマーについて、説明文を書いていますが、注目はやはり
外来診療に行く前の段階で「アルツハイマーかどうかの判別」でしょう。

ここらで初期症状を把握して、一刻も早く対応することが早期治癒の第一要件でしょう。

承知してください。高齢者に多い疾患ですが、決して高齢者だけの疾患ではありません。
20代、30代でも数多くの症例があります。メンタルヘルスはうつ病だけではないのです。


明日からは検査等を紹介します。