身体にいい日誌

健康雑学、医学雑学、医療雑学、サプリメント雑学、日本中から興味津津~身体にいい話集めとこ的ブログ

大衆薬でも重篤な副作用 「死・・・」

2010-01-19 20:47:26 | 健康(雑学)
何だか今日は3月末の暖かさだそうで、ニュースでは初春の風景が・・・
確かに風がなく、春の太陽がいつもより強く、眩しく感じました。

春っていいですね。花粉症がなければですが・・・


今日はこんな話題を。

≪大衆薬で重篤な副作用・死≫


医師の処方なしで購入できる大衆薬にもまれに大きな副作用があり、
2004年度から2007年度の4年間で少なくとも8人以上死亡している
ことが、医薬品副作用被害救済制度のデータでわかったのです。

大衆薬の安全性については、かねてから警鐘が鳴らされており、今回日本薬剤師
会学術大会で発表された。
同制度は被害者や遺族の申請を基に医薬品医療機器総合機構が審査、薬を正しく
使った場合に救済を決めるというわけです。年間約800件が給付対象となって
います。
入院を要するような副作用の大半は医師が処方するいわゆるきつめの部類に
属する薬によるが、大衆薬でも年間平均35件が救済されていたのです。
4年間で大衆薬による死亡は10人の申請に対し、8人を認定。重い障害も
9人が認められました。

死亡例の原因はすべて「風邪薬」。
死因の半数は、皮膚が広い範囲で赤くなり、高熱を伴って急激に悪化する
中毒性表皮壊死症です。
重い障害では風邪薬に加え、解熱鎮痛薬が目立ち、半数はスティーブンス・
ジョンソン症候群による視力障害。
約190件の大衆薬被害では、風邪薬が半数を超え103件、解熱鎮痛薬が
47件、漢方製剤が12件と続いています。
同じ4年間に厚生労働省に報告された大衆薬の副作用は1092件でしたから、
制度で救済されたのはその13%に過ぎなかった。制度を知らないままに
救済されないケースが多い実態が浮かび上がっています。

風邪薬や解熱鎮痛薬は例え大衆薬であっても、重い副作用があることを
薬局薬剤師は説明しなけれなならない。厚生労働省も昨年9月の医薬品安全
性情報で、中毒性表皮壊死症などによる死亡例や重い皮膚障害の副作用が
大衆薬でも起きていることを報告し、販売時の注意喚起を訴えています。

漢方薬でも世の中のすべての薬と呼ばれるものには副作用があります。
大衆薬を購入したら、必ず服用する前に説明書の副作用情報を読んで
おくことも大切です。これは開発途上や発売後に起きたまれであっても
起こりうる副作用がすべて載っているのです。

漢方薬は副作用がない、少ない・・・嘘です。合わない、自分にはきついと
思われる漢方薬はすぐに中止しましょう。食前服用が多いことから、胃腸障害を
起こす方も大勢いますよ。漢方薬の効能効果に「体力のある人・・」ていうのが
あって、あれって微妙な表現ですよね。合わなければ体力がなかったことで
逃げられてしまいそうな注意書きですね。

新型インフルエンザ 続報・・と 日誌

2010-01-09 15:09:51 | 新型インフルエンザ
今年2回目の投稿です。え?自分のブログ更新を投稿って言うのかな?

最近、受験勉強(といっても国家資格です)が忙しく、暇に任せて
GOO教えて!に回答ばかりしている毎日です。
こちらのブログは相変わらず・・・ごめんなさいね。

非常に寒くはありますが、とりあえず瀬戸内海側は毎日晴れています。
今朝は快晴ですね。大雪の地方の皆様には申し訳ないくらいです。

ただ最低気温は毎日マイナスちょっとです。

今、試合は見ないのだけど、岡山桃太郎アリーナでの女子プレミアリーグ
シーガルズ VS JT戦を控えてのアリーナ横でB級グルメ地元の出店が
あるというので、急きょ笠岡ラーメンと日生かきおこを食べてきました。
会場は試合の開場で長蛇の列と、グルメの列で超満員・・・
でも地元のグルメは食べておかないとね。
津山ホルモンうどんは最高の長蛇の列・・以前食べたことがあるので、今回は
キャンセル!!!
だって津山ホルモンうどんは2009年全国B級第3位だからね。
今年はB級全国大会が何だかまたまた神奈川での開催???
なら、シロコロホルモンだっけ?神奈川、静岡あたりのグルメに負けちゃうね。
地元強しの大会だから・・・

さて、
新型インフルエンザは全国的には小康状態になっていますが、
一部沖縄で新型は再来!?とのニュースもあり、本日もその話題で。

★日米研究者のウイルス分析から


現在の新型インフルエンザと過去に流行したスペイン風邪など、同じ「H1N1型」の
インフルエンザのインフルエンザウイルスの遺伝子分析から、60代以上の人の多くが、
新型への免疫を持っている可能性があるとの研究結果を科学技術振興機構の研究者と
米国の研究者グループがまとめ、英科学誌に8日発表した。
グループは11の国と地域で新型感染者の年齢分布を検討。75%以上が30歳未満に
集中し、10~19歳がピークで65歳以上は3%未満と少ないことを確認した。
これを踏まえ、1918年以降に流行したH1N1型のウイルスについて、人の免疫反応
にかかわるウイルス表面のタンパク「ヘマグルチニン」の遺伝子配列を分析。
18年以降40年代まで流行したウイルスと新型との間に、タンパクに付いて
いる「糖鎖」と呼ばれる構造が一部脱落している共通点があることを突き止めた。
77年以降に流行したウイルスにはこの特徴がなかった。この流行時期による
ウイルスの違いが、年齢による免疫の差が生じた理由とみており、60代以上には
新型への免疫があるが、77年以降に生まれた人には免疫がないと考えた。
また、日本での流行を分析したところ、年齢によって新型への感染にしやすさの
違いがあるとも判明。
20代~39歳を基準にすると、0~5歳は2.77倍、6~12歳は2.67倍、
13~19歳は2.76倍感染しやすく、一方40~59歳は0.56倍、60歳以上は
0.17倍と感染しにくい結果が出た。

これは我々の周囲の状況と一致しているデータであり、これから流行が予測される
大人主体の季節性インフルエンザとの相互関係が、今後注目されるであろう。

以上、新聞ネタと併せて書き込んでみました。

新年早々・・喫煙のリスクを実感せよ!

2010-01-01 20:49:44 | 健康(血管・脳・心臓)


>あけましておめでとうございます


寒波に襲われた日本列島ではありますが、山陽側(瀬戸内側ともいう)
では、雲が多いながらも晴天に恵まれ、元旦にも関わらず、日の出や
初詣に出掛ける人たちで、真夜中にも人の声、昼間も車の波・・・

昔は元旦と言えば、街はひっそりして皆自宅でお節料理を囲んでおとそを
一杯・・二杯・・
飲むと車は乗れませんから、一日中テレビを見て賀状の返事を書いて、
みかんを食べて、太る太ると気にしながらもあん餅、豆餅などをおやつ代わりに
ぺろりと食べて、家族で卓上ゲームなどをしていた記憶が。

とにかく元旦に初売りをする店が増えて、もう普通の生活が元旦にあります。
遅くても二日はどこも開いていますよね。開けて儲けなきゃね。
どの店にも「福袋」があって、1万円には4-5万円が当たり前のように。
でも本当に欲しいものがあるの?
なけりゃ仲間で交換したり、売りさばくとやら・・・
    なるほどね。。。。。

ただ、市場はまだ三が日は休みです。寿司チェーンも仕入れは年末に入れて
皆さんは冷凍を食べてます。飲食店はすべてですね。
もう元旦の夜から待ち時間だなんて。。。。ウーン変わったな。

では元旦の健康の頁を。

「慢性閉塞性肺疾患」

肺の生活習慣病と呼ばれる慢性閉塞性肺疾患(COPD)の疑いがある人は、
高齢の喫煙者ほど高く、60歳以上でほぼ全員に達することが「健康と喫煙
に関する実態調査」でわかった。調査結果について専門の教授は「衝撃的結果だ。
喫煙は肺リスクで体に様々な悪影響を及ぼす。一日も早い禁煙が最善の解決策」と
話している。
調査は6月末、10年以上喫煙している40~90歳の男女計600人にインターネットで実施。
8月1日の「肺の日」に合わせて、結果を発表した。COPDの疑いがある人は全体で
62%に上ったが、年齢とともに急増。40代で20%、50代で69%、60代以上で
97%に達した。健康を脅かされているのに、喫煙の影響で気になる点は
健康よりも「たばこ代」が81%ともっとも多く、自分への健康への過信や
楽観が目立った。
COPDの疑いのある人に「長期間の喫煙習慣が原因でCOPD」が引き起こされている
のを知っているか」と聞いたところ、知っていたのは33%で、認知度がまだ低かった。
特にCODPが急増する50代男性で、知っていたのは18%にとどまった。
肺気腫などでのCODPの疑いがある人のうち、「今すぐ禁煙したい」はわずか15%。
症状改善にもっとも有効な禁煙に対する消極的姿勢がうかがえる。
COPDの疑いがある人ほどニコチン依存症になり、うつ病やうつ状態の可能性が高い
ことも今回の調査でわかった。
喫煙、COPD、ニコチン依存症、うつ病と心身症の連鎖があるようだ。

と簡単なうんちくで始めましたが、皆さん禁煙しましょうね。
「苦しくて息ができない」って苦しんで死ぬのは・・・辛いですよ。

今年もよろしくお願いしますね。

※喫煙されている方はいろいろ反論もあるかと思いますが、
 実態には誤りはない結果です。
 タバコやめるなら死んでやる!とは私の父・・
 でもタバコのために寿命を縮めないでくださいね。
 このCOPDは慢性ですから治癒はほぼ望めません。
 症状等についての脅威は後日掲載します。