身体にいい日誌

健康雑学、医学雑学、医療雑学、サプリメント雑学、日本中から興味津津~身体にいい話集めとこ的ブログ

レーシック手術で初歩的人為的被害!

2009-02-28 12:51:35 | 健康日誌
この一週間雨・雨・雨で体調もサイアク・・

よく休まず、スケジュールを消化できたものです。

持病の腰痛から下半身が冷えまくり、持病の痔が出たのかと思いきや???
太ももから腰部、背中まで鈍痛というか神経痛ですね。ズキンズキンではなく、ジーン
という感触です。風呂では精一杯温めるのですが、その時だけ心地よくて、今朝は泌尿器系の
かかりつけ医に痔の具合と、前立腺、尿道あたりを診てもらいに行ってきます。
加えて鼻水も止まらず・・こちらは温度差によるアレルギーです。
こちらは日にちが薬なのかな??(10:00)

行ってきました。(13:00)
我が家から車で30分・・久々の晴れ(薄曇り)なので、道路も混んでいて・・
医院まで混んでいて・・お子さん連れが多かったので、医師に「花粉症?」って聞くと
「うちは皮膚・泌尿器だから」と。おっしゃるとおりだ。
結局今までが雨続きで、急がなくてもいい患者がどっと押し寄せているみたいです。
アレルギー性皮膚炎が主ですかね。

痔が少し腫れているみたいで、原因は「辛い韓国料理?」と自己判断。
まだ軽いので、軟膏を毎日入浴後に塗ればいいそうですが、
個人的感想としては→→ もう入院したくないので、きちっと治さないと、です。

今日は日誌のみ

まず、レーシックによる菌感染??

  以前にレーシックの恐怖を書かせていただきました。
  こういう事例は全国であり得ることだと思いますが、特に保険診療中心でない、
  レーシックや他の保険の効かない自由診療を重視する施設で起こりやすいのではないでしょうか?

  なぜか?保険の効かない自由診療は保険点数でチェックを受けることもなく、自分で
  価格設定ができ、他クリニックより患者を増やそうと思えば、安く設定するか、クリニックを
  豪華にホテル仕様にしたり、清潔感をうたい文句に、広告宣伝等で集客します。
  したがって某医療機関のように、儲かる手術中心の施設を作るわけです。

  今の眼科は外来だけではなかなか患者数を増やさなければ一気に収入が出ませんから。

  前々回の点数改正でコンタクトが保険で認められて、一気にコンタクト診療を売り物にする
  眼科が増えましたが、現在は点数を低く抑えて、今に至っています。

  自由診療部門を保険適応にするとなかなか厄介ですよ。(ニーズですが)


  さて、最初の話題に戻りますが、手術の機器を十分消毒することなんて、医師として初歩の初歩の
  鉄則です。血を見ない手術だから安易に考えていたのですかね?

  最近はどんな手術でも患者さんにC型肝炎等のウイルスがないか術前検査を行います。
  眼科でも白内障手術などは必ず行います。

  この開業医師は、レーシックの講習会も受けずに600人以上を手術していたというから
  驚きです。結膜炎や角膜縁ということは、ウイルスや菌ですが、消毒なしということは
  怖い菌だったら、失明も起こります。(現に起こっていますが・・)


  今回はレーシック自体の問題ではありませんが、自由診療治療をされる患者は、
  医療機関を選んだり、治療に対する自己責任も必要ではないでしょうか?
  保険が効かないということは、その医療機関がどんな治療をしようが、
チェックする機関がないということですからね。
  そして、レーシックに関しては全国で訴訟が多いことも、術後がよくない場合も
  あるということも・・それに対する処置も患者が満足していない事例も
非常に多いということも。
よい医療機関は、やはり保険医療中心の中でレーシックを行い、専門医師がいること。
そして、少しだけ要素とするなら、そこに医療機関が根付いて長いことです。
開設が新しくて医師もまたわかぞう・・では、すぐにいなくなるって都会に多い事例です。

今回の場合は研修も受けてなくて、機器だけ導入してやってましたから、怖いですよ。

手術結果が満点でも・・今回はね。


レーシック一本でも長くなってしまいました。

明日からはしばらく短発シリーズです。今までシリーズ化した疾病の中から
最近の話題等を書き込みまーす。

 これから、今週放映された「A・B・O・AB型の△*◆○」(録画)を観ましょう。
 

タミフルと異常行動/リレンザのその後 (久々Q&A)

2009-02-25 21:41:16 | 健康(Q&A)
                      おいしかったぁ

菜種梅雨は3月から4月にかけての梅雨前線が日本にかかった状況を言うのですが、
今はまだ2月。ここで早くもこのような天気配置図になっているのは、やはり
温暖化?と思うのですが、全くないとは言えないでしょう。
今日は平均気温はかなり高かったのですが、天気がここのところずっと雨なので、
暖かいという実感は寝起きに寒くない、と感じる程度で、晴れないことが底冷えのような
寒さを覚えますね。

昨日は久々の飲み会で、韓国居酒屋に・・・。

雑誌の取材を兼ねていて、味、盛り方、店の雰囲気、器、店構え・・などをカメラで撮影しながら、
梅酒に凝った(ナント韓国居酒屋なのに、100種以上あるよ)を味わったのでした。

取材は必ずコース料理を完全拒否! すべて単品で頼むので割高ですが、セットメニューより
丁寧な料理が出されます。一品ずつ調理されますからね。

それにしても辛い・・・料理が多いです。でも塩辛いわけじゃないので、どれも美味しいです。

口の中のヒリヒリ感をビールと梅酒ロックで抑えるわけですが、お酒がすすみます。

今日は久々の画像で、プリプリ海老と・・なんだったかな?を載せます。

ちゃんとメニュー名を調べて雑誌には載せますよ。感想もしっかりね。


さて、今日はQ&Aを。

Q! タミフルと異常行動の関係はどうなったのですか?

A1 厚労省の安全対策調査会ワーキンググループは、インフルエンザ治療薬の
   タミフルと異常行動との関連を基礎研究面から検討し、「異常行動につなが
   中枢神経系への影響について直接的には示唆されなかった」との見解をまとめました。
   たしかに動物実験で、向神経薬などの中枢神経系への影響を増強させるという
   報告が国内外で報告されており、今後も継続検証する必要があると、2月初旬に
   調査会に報告するとのことです。

   この問題は、現在高校生等以下の年齢に対して、積極的投与が禁じられていますが、
   必ず、異常行動があるわけでもなく、例えばずっと付き添える状況にあるのであれば、
   投与してもかまいません。
   何千、何万という症例の中から、異常行動者が数例出るわけですから、果たして
   服用してない高熱患者が異常行動をしない、とも言い切れず、結局早期に治癒させたければ
   タミフルを選択すべきでしょうね。
   もし、副作用と認められても、それはその他の薬剤の副作用症例数からみれば、
   限りなく低い数字なのですから。(副作用の人命にかかわる作用という面では
   侮れませんがね)

Q2 リレンザ(インフルエンザ治療薬)はなくなりませんか?

A2 今季は300万人分のリレンザを用意していましたが、タミフル耐性のA型
   ソ連型ウイルスが流行した為、供給が厳しくなっています。
   ダラクソ・スミスクラインは2月初旬200万人分追加輸入することを発表
   しました。市場への供給は2月40万人分、3月には60万人分、4月に
   100万人分です。えー、4月に100万もいらないよ、とおっしゃるかもわかりませんが、
   インフルエンザは結構春先から夏にかけても流行るのです。
   タミフルに耐性菌が出たことから、リレンザにも・・?
   これはあり得ます。ただ次の治療薬も出ないわけではありません。

   結核菌と人間の戦いは昭和初期から今も続いています。耐性菌との戦いは
   薬剤が発明された時から始まるのです。

Q3 体温の低下が免疫力を下げるとありましたが、私は普段から低体温で
   35℃しかありません。ずっと低いのですか?

A3 平熱が36.7℃の人よりは免疫力ははるかに低いことは確かです。
   ただ、疾患は免疫力だけが原因ではありませんから、絶えず、高体温の
   人より弱いイメージはないでしょう。

   ただウイルスや菌が体内に入ってきた時に、撃退する力が弱かったり、
   何より高熱に対する弱さが露呈されます。
   同じ39℃でも2℃ちょっと上がるのと、3℃以上上がるのとでは
   辛さも違います。
   体内の臓器や筋肉や血液やリンパ液他すべての活動も、低いより高い方が
   より活発です。低体温化は現代人のひ弱さの原因でもあります。
   太古の昔は低体温の人の数は少なかったでしょう。ただ、薬がないから
   寿命が短かっただけで、免疫力や体力はかなり上だったでしょうね。

   ただ体質的なものもありますので、一日中運動をして風呂に入り続けて
   体温を上げておくものでもありません。大切なことは、カラダの新陳代謝や
   臓器などの活発化を促すために日頃から、カラダを温める努力をしましょう。
   冷たいものは夏でも飲まない、運動はできるだけする、水分を多く摂り、発汗作用を促すなど。
   
   最後にこれは太らないすべでもあるのですよ。体内に蓄積される体質の方は
   体温の低い新陳代謝の悪い人が多いですよ。意外と。

   *ここでいう高体温の人  とは、低体温でない程度の人を言います。
    36.5℃から37℃が平熱の人。現在はなかなかいませんね。
    (未成年者は除きます。)

  私が体調の悪い時は、寒気がして体温計で計測すると、ナント35℃しかなかったり、
  風呂が寒くもないのに、とても熱く感じたり・・・。人生長いと予感は
  あちこちで感じますよね

免疫力の基礎知識.6  暴走編   おめざフェアで人に酔う・・

2009-02-22 15:01:17 | 健康(免疫と感染症)
「免疫力の基礎知識6」


―怖い免疫力の暴走!―  (今日は雑学を含めて書かせていただいています)

免疫力は生きていく上で、必要不可欠な働きと言えます。しかし、問題なのは
カラダに害を及ぼすことも意外と多いのです。

白血球が外敵と戦うことを「免疫反応」と呼びます。
この反応が起こると、言いかえれば、街に潜んだ敵を空爆すると街も被害を被るように
カラダにも相応の被害が発生します。そしてその被害はとても困った形で現れてしまうことがあるのです。

「動脈硬化」は、一般にコレステロールが血管内に蓄積された結果起こるようですが、
実は血管内で免疫反応が起こった結果として発生します。
死亡率が高い「劇症肝炎」は、肝臓細胞の中のウイルス(B型・C型等)に対して、
カラダが強力な免疫反応を起こしてもたされrます。
「アトピー。アレルギー性○○炎」と呼ばれるものも大半が、免疫反応によるものです。
花粉症も外敵(花粉や稲、ダニ等)の刺激に対して過剰反応を起こしたものです。
(アレルギーは昨年シリーズで説明しています)

そして最悪な疾患として、慢性関節リウマチなどの膠原病は、自分の体を敵と誤解して
起こる強力な免疫反応なのです。
その攻撃力は自分の体に向けられるため、強い症状が現れます。これを「自己免疫疾患」と
総称で呼ばれています。

次は、白血球そのものが病気になってしまう「白血病」があります。

白血病は異常な白血球が大量に増殖して起こる疾患です。
こうなると、通常の白血球は減少して、働かない白血球ばかりが増えて、免疫力が一気に
低下していきます。

ドラマで無菌室に入院している様子が出ますが、これは私たちが普段共生している多くの菌でも
免疫力が弱っているために、体内に入ると増殖して生命を脅かしてしまうためなのです。

白血病の治療は、この白血球を元に戻す治療と同時に、免疫力を維持させるための治療を
同時に行う必要があるのです。いくら体力に自信がある人でも、筋骨隆々の人で
も、この疾患になると関係なく、進行すると免疫不全になってしまいます。
(本日14時からの「がん治療最前線」でも白血病を放映―全国ネットです)

また、つい最近患者数が増加していると発表された「エイズ」は、白血球のリンパ球そのものが
HIVウイルスに感染して起こる疾患です。(後日詳細に)

この免疫力を高めた状態で、仲良くつきあっていくことが現在では長寿の秘訣とされています。


最後にその他の疾患では~

全身性エリテマトーデス、多発性筋炎、多発性皮膚炎、シューグレン症候群、ベーチェット病、
特発性血小板減少紫斑病、自己免疫性溶血性貧血、バセドウ病、橋本病、間質性肺炎、
自己免疫性肝炎、原発性胆汁性肝硬変、慢性糸球体腎炎、クローン病、潰瘍性大腸炎、
悪性リンパ腫など

身近では、じんましん、喘息、接触性皮膚炎、アレルギー性鼻炎等です。

*これで3のテストの解答理由がほぼわかっていただけたと思います。
 Q&Aはまた後日に掲載しますね。


さて、今朝は9時からりー●で2時間+カウンセリング

今回は、抜け毛チェックで50本と減少、褒められちゃいましたね。
まぁいつもと違って、午前中の施術ですから、昨夜の洗髪から時間が経過してない、
休日でリラックスしているなどの理由もあったようですが、前回の140本からは
かなりよくなっていますね。
またFE(ファイバースコープ)で頭皮を見た結果、毛穴(毛根)部分がかなりふけ(脂)
がなくなり、くっきりクレーターが見えるようになっていました。

今日で18時間経過。  契約は50時間ですから後32時間・・・。何とか育毛初期の
太い新毛が生えてくるまで見届けないことには・・・


帰りに岡山駅前まで歩き、高島屋で行われている「おめざフェア」に。

明日までとあって、12時前に到着したものの、まともに歩けません。満員御礼どころか
おしくらまんじゅうです。
名古屋の風来坊の手羽先には長い行列・・並べないことはなかったのですが、今日は
公共交通機関(バス)での帰宅のため、あまり匂いのきついものは持って帰れません。
他にもたこ焼きやらいろいろあったのですが、結局長崎のケーキを買いました。

あの雑踏に酔いそうでだめですね。どこやらの牛乳プリンは1時間で売り切れ・・・
こういうのは前もって売り切れがわかっているんだから、空輸量を増やせばいいのに!!

そしてもっと言いたいのは、もう何度も「おめざフェア」をやっているのに、場所が狭すぎること。
もっと1ブースを大きめにとって、通路を広くして!

特に土日と平日の昼と夕方は込み合うことがわかっているのだから、
もっとスペースを広げるとか、会場を広いところに持ってくるとか努力をすればいいのにな。

どうせデパート側は、こういう催しを開催して、顧客動員による他階への波及効果を
目的としているのだから。

  でもデパートって今危機なんでしょ。しっかりしなきゃ

ホントはホワイトデー買い出しも予定していたけど、まだ時期早々のようなので、次回に
しまーす。

明日は残業、明後日は雑誌取材(居酒屋)のために、水曜あたりの更新になりそうです。

免疫力の基礎知識.5  免疫力を高めるには? 発熱時の風呂はいいの?

2009-02-21 11:07:31 | 健康(免疫と感染症)
「免疫力の基礎知識5」


―免疫力を自ら高める!―  (今日は雑学を含めて書かせていただいています)

昨日の最後に「白血球そのものの働きが悪くなるのは、体温が低い場合」と書きましたが、

これから想像することとして・・・「インフルエンザや感染症、腫瘍ができた時になぜ発熱するのか?」

という部分が自然とおわかりになるでしょう。

そうです。白血球が働いて外敵もしくは内側の敵に対して、攻撃ができるようにカラダが
発熱させているのです。
ですから、発熱したら、原因を究明したうえで、この熱は下げてよいのかを医師は判断しなければなりません。

ただ、近年では苦痛の症状を緩和するという意味で、下げない方が早く白血球が働いて外敵を
倒せるのに、仕事や学校のために下げざるをえない、という状況なのです。

原因と病名が確定している場合では→→→
「自然治癒力を最大限に発揮させようとすれば解熱剤は使わない」
方がカラダのためであることを知っておきましょうね。

これはあなたの免疫力を高めるためにもよい手段なのです。
(ただし、個人差やケースバイケースがありますので、かかりつけ医と
相談されることが肝心です。老人や体力の落ちた方の肺炎等白血球の攻撃が
見込めない時は例外です)

さて、本題に入ります。
どうすれば免疫力を高めることができるか! です。

重要なのは、自律神経の働きを整えることです。そのためには肉体的・精神的
ストレスをためないことが大切です。(昨日読みましたよね)

お酒やタバコは控えめに。
適度な運動は肉体疲労の解消だけではなく、気分転換につながります。
これは精神的なストレスも取り去ってくれます。

そしてもっとも大切なのは「休養を十分にとること」です。
疲れを感じたら、まず睡眠・休養をとること。
ヨガやアロマセラピー、マッサージ、Wiiで体を動かすことも多忙な方には効果的です。
休日に近所のぽかぽか温泉でのんびりもお勧めです。ただし、一週間の疲れをとるんだと
のぼせるほど入浴すると、逆に大きな疲労となりますので、血行がよくなればすぐに出ることです。

入浴は入院されたことのある方は理解できると思いますが、かなり元気にならないと
許可されないでしょう。これは入浴がかなりの体力を要することなのです。

よく発熱時に風呂はだめか??? という質問を受けますが、体温を上昇させること
自体が「よくない」原因ではありません。
ウイルスや菌による発熱により、カラダが戦っている時に体力的に負荷をかけることがいいことなのか・・・
で判断されるとよいと思いますよ。このことは機会をみてまた書きますね。

ということは、のぼせない程度の入浴は血流改善、体温上昇、自律神経調整の面から
普段は「大変よい」手段なのです。

何度も言うようですが、たまの泊での温泉旅行で夜2回、朝1回という体にいい湯だからと
入っていると、湯あたりをして帰宅してから「けだるい症状や体調不良」を起こしますから
本当にリフレッシュしたいなら、適度に入ることです。温泉の湯は一晩中でも血行が
よい状態をキープするほどですから、湯あたりはきついですよ。

食生活では、「栄養のバランス」です。野菜・果物は当然ながら、ビタミンとミネラル
を補給することです。

疲労を取り除く努力をすることが免疫力を高めることにつながります。

皆さんの中には、休日になると体調が悪くなる・・って方はいませんか??
それは明らかに平日の緊張感がなくなるために、交感神経から副交感神経への
移行が行われた副作用(のようなもの)です。

この休日に免疫力がダウンしている場合もありますので、インフルエンザが流行る
この時期の休日には外出を控える、というのも対処策ではあります。

ただ、あまり控えていると抵抗力がなくなる、ということも考えねばなりませんが。
無理をせぬ程度に。


  さて、明日からは雨が続くという予報が出ました。
  ということは、冬の嵐で大荒れのようでも、春が近づいていることの
  証しでもあります。
  冷たい雨になるようですので、体を冷やさないようにしましょう。

明日は「免疫」最終回です。

皆さんご承知の「免疫力の暴走についてお話ししましょう。

免疫力の基礎知識4 免疫力はバランス

2009-02-20 20:38:42 | 健康(免疫と感染症)
「免疫力の基礎知識4」


―超単純!免疫力テスト―

私たちの体は皮膚や粘膜などのバリアに守られています。もし、そのバリアが破れても
免疫力が外敵から体を防衛してくれます。また、体内でがん細胞などの敵が発生しても
早期に発見し、免疫力が増殖を防いでくれます。
    
というところまでは、前3章で学びましたよね。

しかし、免疫力には個人差があり、体質や生活習慣などによって大きく左右されます。
この免疫力の差が、健康状態の差になるのです。

ストレスが多くて疲れやすい。なんとなく体調がいつも悪い。運動不足で、健康診断で
いつも要注意になる・・・。そんな毎日であれば、免疫力が低下している可能性があります。

ここでチェックしてみましょう。

1 疲れが残りやすい
2 口内炎ができやすい
3 下痢しやすい。便秘が続く
4 風邪をよくひく
5 手足や体の冷えを感じる
6 普段から体をあまり動かさない方だ
7 タバコを吸っている。もしくは受動喫煙の機会が多い
8 二日酔いをよくする
9 野菜や果物はあまり摂らない
10 心配症、神経質とよく言われる
11 不眠症なことがある
12 花粉症やアレルギーに悩んでいる

0-2個  免疫力抜群
3-5個  要注意。
6個以上  かなり低下しています。何かあれば即病院へ


―戦力はバランスが大切―

免疫力を計る一番の指標となるのは、「白血球の数とバランス」です。白血球は免疫を担当する
細胞であり、その数が多いほど敵に対する抵抗力は高まります。
しかし、重要なのは数だけではないのです。内訳が大事なのです。

マクロファージ、顆粒球、リンパ球に分かれると前回、説明しましたが、この比率が問題なのです。

マクロファージは司令塔なので、たくさんはいりません。白血球全体の0-8%程度でよいのです。

検査項目で白血球分類と日本語で書いてあったら、基準値が0-8%というように書かれて
その横に患者の数値が印字されます。この基準値は検査センター、医療機関によって若干違いますが、
わずかですから、気にすることはありません。

顆粒球は出番が多いので、白血球全体の42-73%程度、残りの18-59%がリンパ球という
比率が標準的です。

特にリンパ球の数は免疫力と比例すると言われており、リンパ球が低下すると病気にかかりやすくなります。

もちろん、免疫力を維持するためには、カラダの他の部分がしっかり働いている必要があるのです。
肝臓や腎臓、心臓などの臓器に病気があると免疫力は低下するし、栄養状態が
良すぎても悪すぎても免疫力を低下させる原因となります。

―免疫力を低下させる生活―


免疫力の低下はなぜ起こるのでしょうか?

大きく分けると二つの要素があります。


一つは自律神経です。自律神経は体温や脈拍、血圧、消化・吸収、排便・排尿、呼吸などを
無意識のうちに調整している神経です。
これには交感神経と副交感神経があります。(詳細は後日特集します)
交感神経は、体温や脈拍を高め、カラダを活性化させる働きがあります。

副交感神経は、消化や吸収や排便。排尿に関与し、リラックスさせる働きを担います。
この二つが、バランスをとりばがら働いているわけです。

免疫力も、この自律神経の影響を受けており、乱れると免疫力がみるみる低下してしまうのです、

ストレスや肉体疲労が重なると、風邪をひくのは自律神経が乱れるからなのです。

もう一つは白血球そのものの働きが鈍くなった場合です。

バランスの悪い食事や不摂生はてき面、免疫細胞の働きを下げてしまいます。
また体温が何らかの理由で下がってしまっても白血球は働くことができなくなります。

次のような状況にならないように気をつけましょう。

精神的ストレス、肉体疲労、運動不足、偏った食事、飲酒による深酒、
低体温・血行不良、食欲不振による低栄養状態、胃腸疾患、睡眠不足、
不眠、生活の乱れによる不摂生



今日の昼ドラ「ラブレター」最終回・・はよかったですね・・
  つい、録画して見ちゃいました。
  あみちゃん    よかったね。よかったね。本当によかった。美波ちゃん~

さぁ、明日から連休です。しこたま(岡山の方言??)働いた体を癒しましょうかね。              
                 
            すごく、とても という意