伊豆大島の土石流被害で大島町の警報が出遅れたことが大問題になっています。
当初、町長は「真夜中のことで警報を出しても住民が気付かないかもしれない。また夜中に避難していて事故が起きるかもしれないから、警報を出すのが遅れた」とか言ってました。
町長は公務で町にいなかったようですが、警報遅れの原因を探って行くと「土砂災害警戒情報」が出された午後六時過ぎには、台風が近づく夜中に集合しようということで職員が全く庁舎にいなかったという事実が判明しました。
また、気象庁の「防災連絡事務所」には気象庁から連絡もされていなかったようで、もちろんこちらの職員2名も自宅に帰っていました。
ということで、東京都から出された「土砂災害警戒情報」がFAXと機械音声(5分間鳴り続けるそうです)が流れた25日午後6時05分にはシルバー人材センターから派遣された警備員が一人しかおらず、彼は情報を伝える機械音声が聞こえない地下一階の宿直室にいたということです。
町役場には「土砂災害警戒情報」を知らせるFAXも届いていましたが、職員が登庁する真夜中までの約6時間ほったらかしになっていました。
国・都・町では、これを受け取ったという確認をするマニュアルはなく、誰も受信確認してなくてもほったらかしだったんですね。
こっちもおかしな話です。
大体、6時に職場に誰もいなくなるなんて民間企業では考えられないし、行政組織で台風が近づいてるんだから職員は交代で庁舎にいるべきなのに誰が「全員帰っていいよ」なんて決断をしたんでしょう。
一人でも部屋に残っていれば、この情報を入手して早めに幹部に連絡をして「非難警報」を出し、多くの人の命が助かったかもしれないのに・・・。
本当に行政というのは税金ばっか取って必要な時には何の役にも立たんということが、今回の災害でも分かりました。
あんなに危機管理が叫ばれてるのに、口ばっかりで政府も単純に何かを決めて、市や町に指示するだけ・・・。
お金のない市や町では、ただ警報を出すだけ。
「特別警報」なんて出しても住民が気付かなきゃそれまで・・・。
そんな甘ったるい危機管理が横行してる日本です。
利権が絡む治水工事は一生懸命するけど、危険な地域に民間人が家を建てたりするのは知らん顔・・・。
そう言えば、新潟県のある民間住宅の庭から水に混じった石油が噴き出して、この家の持ち主が自費で噴き出した石油汚水の処理をしてるとか・・・。
行政は、この持ち主に土のうなどを提供しただけで基本的に援助はしないと言っています。
これもどうなんでしょうね。
確かに、土地の所有者が持ち主なんだけど、この土地は以前に石油の採掘をしてたところを埋め立てて宅地にしたらしく、鉱山を閉鎖する際にきちんと最終処理をしてなかったんじゃないかと言われています。
行政は一体どのように検査(そんな検査もしてなかったというなら、これも大問題です)して宅地許可を出したんでしょうか?
「うっぱらった土地だから知らんよ」と企業は言うでしょうが、やっぱり許可を出した行政が企業と所有者の間に立って何らかの処置をしてあげないと所有者が余りにもかわいそうです。
まあ、ことほど左様に行政なんて、何もできんことが周知の事実で驚きもしませんが、三鷹市のストーカー殺人だって警察がもう少ししっかりと対応してれば18歳の娘が死なずに済んだかもしれません。
本当に、行政の失敗による「失われた20年」のデフレの間に、すべての行政組織が疲弊して、借金ばっかり増え、若者は正社員にもなれず年収は低下し結婚もできず少子化になって、老人ばっかり増えて行く「夢のない未来しかない日本」になってしまいました。
最初は安倍さんに期待してた国民も最近はだんだんと支持をする気概を無くして、支持率が下がっています。
やっぱり安倍さんも口だけだったんでしょうか(まあ、あの悪政続きの小泉政権を支えた人ですから口が先行するのも仕方ないか)。
それとも長いものに巻かれて考え方が徐々に変化してるのか(消費税増税や原発再稼働などでは完全に官庁に引きずられている気がする)・・・。
東京オリンピック招致で「福島原発は完全にコントロールされている」と嘘?を言っちゃった頃から、じいちゃんは何となく安倍さんが信用できなくなってるような気がします。
当初、町長は「真夜中のことで警報を出しても住民が気付かないかもしれない。また夜中に避難していて事故が起きるかもしれないから、警報を出すのが遅れた」とか言ってました。
町長は公務で町にいなかったようですが、警報遅れの原因を探って行くと「土砂災害警戒情報」が出された午後六時過ぎには、台風が近づく夜中に集合しようということで職員が全く庁舎にいなかったという事実が判明しました。
また、気象庁の「防災連絡事務所」には気象庁から連絡もされていなかったようで、もちろんこちらの職員2名も自宅に帰っていました。
ということで、東京都から出された「土砂災害警戒情報」がFAXと機械音声(5分間鳴り続けるそうです)が流れた25日午後6時05分にはシルバー人材センターから派遣された警備員が一人しかおらず、彼は情報を伝える機械音声が聞こえない地下一階の宿直室にいたということです。
町役場には「土砂災害警戒情報」を知らせるFAXも届いていましたが、職員が登庁する真夜中までの約6時間ほったらかしになっていました。
国・都・町では、これを受け取ったという確認をするマニュアルはなく、誰も受信確認してなくてもほったらかしだったんですね。
こっちもおかしな話です。
大体、6時に職場に誰もいなくなるなんて民間企業では考えられないし、行政組織で台風が近づいてるんだから職員は交代で庁舎にいるべきなのに誰が「全員帰っていいよ」なんて決断をしたんでしょう。
一人でも部屋に残っていれば、この情報を入手して早めに幹部に連絡をして「非難警報」を出し、多くの人の命が助かったかもしれないのに・・・。
本当に行政というのは税金ばっか取って必要な時には何の役にも立たんということが、今回の災害でも分かりました。
あんなに危機管理が叫ばれてるのに、口ばっかりで政府も単純に何かを決めて、市や町に指示するだけ・・・。
お金のない市や町では、ただ警報を出すだけ。
「特別警報」なんて出しても住民が気付かなきゃそれまで・・・。
そんな甘ったるい危機管理が横行してる日本です。
利権が絡む治水工事は一生懸命するけど、危険な地域に民間人が家を建てたりするのは知らん顔・・・。
そう言えば、新潟県のある民間住宅の庭から水に混じった石油が噴き出して、この家の持ち主が自費で噴き出した石油汚水の処理をしてるとか・・・。
行政は、この持ち主に土のうなどを提供しただけで基本的に援助はしないと言っています。
これもどうなんでしょうね。
確かに、土地の所有者が持ち主なんだけど、この土地は以前に石油の採掘をしてたところを埋め立てて宅地にしたらしく、鉱山を閉鎖する際にきちんと最終処理をしてなかったんじゃないかと言われています。
行政は一体どのように検査(そんな検査もしてなかったというなら、これも大問題です)して宅地許可を出したんでしょうか?
「うっぱらった土地だから知らんよ」と企業は言うでしょうが、やっぱり許可を出した行政が企業と所有者の間に立って何らかの処置をしてあげないと所有者が余りにもかわいそうです。
まあ、ことほど左様に行政なんて、何もできんことが周知の事実で驚きもしませんが、三鷹市のストーカー殺人だって警察がもう少ししっかりと対応してれば18歳の娘が死なずに済んだかもしれません。
本当に、行政の失敗による「失われた20年」のデフレの間に、すべての行政組織が疲弊して、借金ばっかり増え、若者は正社員にもなれず年収は低下し結婚もできず少子化になって、老人ばっかり増えて行く「夢のない未来しかない日本」になってしまいました。
最初は安倍さんに期待してた国民も最近はだんだんと支持をする気概を無くして、支持率が下がっています。
やっぱり安倍さんも口だけだったんでしょうか(まあ、あの悪政続きの小泉政権を支えた人ですから口が先行するのも仕方ないか)。
それとも長いものに巻かれて考え方が徐々に変化してるのか(消費税増税や原発再稼働などでは完全に官庁に引きずられている気がする)・・・。
東京オリンピック招致で「福島原発は完全にコントロールされている」と嘘?を言っちゃった頃から、じいちゃんは何となく安倍さんが信用できなくなってるような気がします。