みずほ銀行不正融資？？

　土曜日です。

　久しぶりにどんよりと曇っていて天気が悪いし、湿度も高そうで持病の腰が少し重い感じがします。

　さて、じいちゃんのメインバンク（といってもたいした金額は預金してないですが、主に仕事の入出金をしてる口座なんで）のみずほ銀行が暴力団関係者への不正融資をしていたとかで問題になっています。

　暴対法が成立してから昔のような「しのぎ」が集められない暴力団は、社会の陰に隠れてまっとうな会社を営んでいる様（サマ）で社会活動を行っています。

　ほとんどの銀行が裏に組織があると認識していても、表面上素人が経営している企業への融資はしていることでしょう。

　現在のこうした組織絡みの企業は本当に手がこんだ社員構成でできているようで、働いている本人ですら自分の会社が暴力団組織が裏にいることを知らないことも多いと聞きます。

　警察の手が入って初めて暴力団関係企業だということを知ったという社員もたくさんいるということです。

　昔は暴力団と言えば飲食店などが密集している繁華街などに縄張りをはり、素人さんが問題を起こすことがあっても、すぐさま解決してくれるという必要悪的な役割を果たしていましたが（決して肯定している訳ではありません）、バブルが吹き飛んでからは、構成員を食わして行くためや他組織との抗争などの高額の資金を手に入れるために、麻薬の販売や売春、総会屋といった常人では解決が難しい仕事を担い始めて（もともとやってたしのぎも多いが）、どんどんと反社会的な勢力になり下がって行きました。

　みずほ銀行も若い起業家や中小企業には金を貸さないくせに、暴力団には脅されてかどうか分かりませんが、ホイホイと融資する構造を持っていて、それを隠してきたんですから、本当に困ったもんです。

　こうしたお金が麻薬取引の資金になったりしていたら、それこそ大問題です。

　警察も政治家も単純に暴力団に融資していたのを見つけたと言って喜んでるんじゃなくて、どうしたらこうした融資がなくなるのか社会全体を見直して構造改革をしてほしいもんです。

　消費税が上がるのに経済対策は大企業中心のものばかり、特に建設業界などに大量のお金が流れて行くようですが、昔から建設業界は暴力団と深い関係がある職種です。

　本当に、こんなとこばっかにお金を回して「景気」がよくなるんでしょうか？？？

　まっとうな貧乏人にお金が回らなくて強盗などの犯罪を犯し「刑期」が長くなるなんて事態だけは政治家の責任として防いでほしいとじいちゃんは思います。