ayameじいちゃんの日記かな?

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伊勢神宮 内宮遷御

2013-10-03 10:33:53 | 日記
 今年は伊勢神宮で20年に一度の式年遷宮が行われるということで、多くの人々がお伊勢さんに参拝しているようです。

 その遷宮のクライマックスである内宮の遷御が昨日夜行われました。

 20年前にTV中継で見たとおり同じ道を東から西に向かう神主たちの厳かな行進を今年も見ることができました。

 次の遷宮まで20年、持病をいっぱい持ってるじいちゃんは多分生きてないでしょう。

 式年遷宮は日本の歴史の教科書でも最初の方に出てくる持統天皇の時代、690年から続いているもので戦国時代の中断や太平洋戦争後の混乱による延期を挟み、今回で62回目を迎えました。

 1300年以上前の技術がそのまま現代の匠たちに受け継がれてきています。

 お伊勢さんの遷宮に関わる宮大工さんたちは、世界でも有数の技を持っていると言われています。

 伝えられている技術は建物だけでなく、様々な装飾道具など700点以上あるそうで、それらの製作技法も当時のまま受け継がれています。

 天照大神を祭る伊勢神宮は日本の神道の中心地であり、天皇家の祖先を祭る日本人の心の拠り所でもあります。

 昨日の遷御には安倍首相も出席しました。

 首相の出席は戦後初めてのことだそうで、政教分離の憲法の精神に違反するのではという批判の声も聞こえてきますが、キリスト教の宣誓をして大統領が就任するアメリカが押し付けた訳のわからん憲法が存在している国ですから気にすることでもありません(と安倍首相に言いたいです)。

 アメリカが敗戦国の日本に「政教分離」なんていう憲法を押し付けたのは、うまくすればキリスト教の布教活動にも利用できると単純に思ったからでしょう。

 政教分離を本気で押し付ける気なら今でもアメリカ大統領戦に勝利した政治家が聖書に手を置いて神に宣誓して就任するなんて考えられません。

 つまり政教分離の思想は、敗戦当時の日本人の心の拠り所を日本古来の宗教である神道や天皇家から引き離すための道具にすぎないということでしょう。

 日本人は未来永劫、この国がある限り20年ごとの式年遷宮を続けて行くことでしょう。

 そして世界の人々から日本の古き良き文化を今以上に尊敬と畏敬の念で見られることになるでしょう。
  

 
コメント
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