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燕喜館入り口に植えられていた木。
ちょっとだけ、紅葉しています。
先日、日中にちょっとだけ纏まった時間ができたので、新潟市中心街にある白山公園を撮影しながら散歩いたしました。
今年は、秋の訪れが遅れているようですが、公園内の木々が少しだけ赤みを帯びてきて、紅葉しつつあるようです。
最初に公園内の「燕喜館(えんきかん)」と言う建物を見学。
このお屋敷は、明治から昭和にかけて活躍した商人、三代目齋藤喜十郎氏の邸宅(一部)を白山公園内に移築した物です。
見た目は質素だけど、材料や作りに、とてもお金がかかっている建物でした。
昔を思い出すデザインの窓ガラスを通して庭を見ていると、何か悠久の時を感じさせてくれました。
ただし、ここへ住みたいかと問われれば、遠慮したいところです。
広すぎて、貧乏性の私には性に合いません。
見学は無料です。
次は、同じく白山公園に隣接する新潟県政記念館を見学。
この建物は、新潟県議会の議事堂として明治時代に建築されて、平成の世まで長らえている建物です。
明治時代に各県へ議事堂が建築されたけど、残っているのはこの建物だけだそうです。
その貴重さを評価されて、何と重要文化財に指定されています。
去年の秋まで二年の歳月をかけて平成の大修理が行われました。
私も、久しぶりの内部見学です。
こちらも、見学は無料です。
どちらの建物も、今様に運営が外部委託されていて、指定管理者と言われる組織が運営をしていました。
それが原因かは分かりませんが、担当の方は偉く愛想が良かったです。
画像は、APSフィルムからプリントした写真をスキャンしてデジタル化したものです。
プリントはヨドバシカメラ(新潟店)へ出しましたが、プリントのサイズを言わなかったので、担当の方が気を利かしてAPS-HとAPS-Cの両サイズにプリントしてありました。
もともと、ハイビジョンサイズ(APS-H)で撮影したので、何を言わなくてもハイビジョンサイズでプリントされるだろうと思いこんでいたのですが、受け取りに行ってビックリです。
しかも、プリント代は片方だけ請求されたので、焼け太りしちゃった感じです。
実際のプリントを見たら、結果的にトリミングされてしまったAPS-Cの方が収まりが良く感じたので、こちらを採用。
ヨドバシカメラのフィルム売場に行って驚いたのですが、フィルムが鎮座している冷蔵庫が半分の大きさになっていました。
売り場面積を減らしたわけです。
絶対的な種類は減っていないようでしたが、パッケージの種類(5本とか10本とか)が減っていました。
デジタルカメラに押されて凋落著しいフィルムカメラですが、ヨドバシでさえこんな感じでは、フィルム自体の入手が出来なくなるのも遠からずなのかな。
Nikon PURONEA S with IX-Nikkor 30-60mm Zoom
プリントからスキャナでデジタル化
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/11/bf13c6044949e8f8049e66bfba51d391.jpg)
燕喜館のとある座敷。
座敷の天井にぶら下がっていた電灯がとても手の込んだデザインでした。
当時、電灯を灯すことができたのですから、さすが豪商!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/75/d0bd71419b940b462b8f2b6d16ac156f.jpg)
県政記念館の全景(建物裏側から撮影)。
建築当時は、裏側は信濃川の波が建物を洗っていたそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/cd/794635e67936edda024302b6adfa0b02.jpg)
県政記念館正面から撮影。
入り口にはバルコニーがもうけられていて洋風に感じますが、建物自体は木造建築です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/aa/5f86b5cd668f2450f0f1cb8bb86c4f2f.jpg)
大修理が終わったばかりなので、白い漆喰が眩しく感じます。
この角度からの眺めは、函館を感じてしまいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/07/ea2327cd1e8de85f3bd77b628f2df0a5.jpg)
議場の様子。
正面の高いところが議長席だそうです。
管理者の方が「議長席へ座ってみませんか」と盛んに見学者へ勧めていました。
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