古今和歌集は、今から千百年あまり前の
十世紀初頭に編まれた、初めての勅撰和歌集である。
著者の鈴木宏子氏は世代が近いだけに
表現が理解しやすい。
単に、古今集の解説をするのではなく
時代背景を想起させてくれるので、
和歌初心者の私にも理解しやすく興味がわいた。
それにしても千年以上前の和歌が
よくぞ継承されているものだ。
藤原定家などが何部も書写し、
後世の人々がそれを大切に保存し
今に至るらしい。
歴史というものは、資料によってしか確認できない。
現存する史実というものは、氷山の一角なのだろう。
春ごとに花の盛りはありなめど
あい見むことは命なりけり
(よみ人知らず)
春が来るごとに、花盛りの時は必ずあるのだけれど、
それに出会えるのは、命があってのことだなあ。
季節は、夏から秋へと変わろうとしている。
そして、すぐ・・寒い冬が到来する。
そんな季節を感じることができるのは
命あってのことだ。
あと、何回、この季節を感じることが出来るのだろう。
目先のことに、くよくよせず、
おおらかに生きて行きたいものだ。
十世紀初頭に編まれた、初めての勅撰和歌集である。
著者の鈴木宏子氏は世代が近いだけに
表現が理解しやすい。
単に、古今集の解説をするのではなく
時代背景を想起させてくれるので、
和歌初心者の私にも理解しやすく興味がわいた。
それにしても千年以上前の和歌が
よくぞ継承されているものだ。
藤原定家などが何部も書写し、
後世の人々がそれを大切に保存し
今に至るらしい。
歴史というものは、資料によってしか確認できない。
現存する史実というものは、氷山の一角なのだろう。
春ごとに花の盛りはありなめど
あい見むことは命なりけり
(よみ人知らず)
春が来るごとに、花盛りの時は必ずあるのだけれど、
それに出会えるのは、命があってのことだなあ。
季節は、夏から秋へと変わろうとしている。
そして、すぐ・・寒い冬が到来する。
そんな季節を感じることができるのは
命あってのことだ。
あと、何回、この季節を感じることが出来るのだろう。
目先のことに、くよくよせず、
おおらかに生きて行きたいものだ。