いつもと違う夏

マスクをして歩くと窒息しそうな蒸し暑さだった。

午後、早稲田界隈を歩いていると、
横断歩道でPTAのおじさんが旗をもって立っていた。
小学生が下校する時間なのだろう。

例年であれば今週あたり終業式があり、
夏休みに入るが・・・

今年はコロナの関係で短縮となり、
東京都では8月1日もしくは8日から
夏休みとなるようだ。

年寄に移すと危険だということで
田舎に帰省する家庭も少ないらしい。

なんとも、いたしかたないが・・すっきりしない夏だ。

本日、土用の丑の日。

私は元から土用の日にうなぎを食べる習慣はないが、
今年はなおさらそういう気分にならない。

明日から始まるGoToキャンペーン。
東京除外なので関係ないが、
除外でなくても、今旅行に行く気分ではない。

いったい、このため息ばかりの毎日をどこにぶつければよいのだ・・・

連休は近所を散策し、気分転換でもしよう・・・

Go To My Wayだ。

メロディ・フェア

コロナ禍・・いろんな情報が錯綜し、
世の中が混乱している。

何を信用したらよいのか・・・
精神的に疲れた一日だった。

本日の東京、めちゃくちゃ蒸し暑かった。


いつもならジャンボチョコモナカを買うが
たまらず、白くまを買った。

かき氷のような食感がとても良い。

今日も一日お疲れさん。

「メロディ・フェア」1969年～ビージーズ

誰もいないオリンピック村

雨が上がったので、東京オリンピックの選手村へ出かけた。

本来であれば、今週7月24日（金）が東京オリンピックの開会式。
世界各国から大勢の選手団が訪れ賑わっているはずだった。

選手村は歌舞伎座のある東銀座を起点にすると、
晴海通りを南に3ｋｍ行った晴海ふ頭に隣接する湾岸にある。

当然ながら、建物は完成していたが、
立入禁止となっており、誰もいなかった。

警備員やパトカーがパトロールしているのを見かけただけだった。

私は5年前、ジョギングでよくこの場所を訪れていた。
当時は更地があるだけだった。

どんな建物が建つのが楽しみにしていたが、
いざ完成しても、
人が存在しないと建物は生きないのだと実感した。

一年後、この場所はどうなっているのだろう？

願わくば、コロナが収束し、
平和の祭典が華やかに開催されることを祈るばかりだ。



環状二号線　晴海-汐留間（都道50号）は開通しているようだが、
自転車（側道）で朝潮運河は渡れなかった。

不条理と闘う勇気

不条理とは、物事の筋道が通らないこと。
道理に合わないこと。
と、辞書に書いてある。

いつの時代も不条理は世の中に蔓延している。

本日映画を3本見た。

ガンジー（1982年）監督：リチャード・アッテンボロー

ドリーム（2016年）監督：セオドア・メルフィ

カラーパープル（1985年）監督：スティーヴン・スピルバーグ

人種や宗教・性別などであからさまな差別が現代もあるが、
半世紀前は比べ物にならない程ひどい不条理な世の中だった。

その時代時代で、勇気をもって立ち上がった先人たちによって
少しずつ人間の尊厳というものが確立してきたのだ。

人間とは何なのか？　　
人の一生とは何なのか？

不条理と闘う人は立派だ。
だが同時に、不条理をあきらめ、
闘うこともなく静かに生きている人を非難することはできない。

私もそうだが、多くの人は不条理に失望しながら
日々を生きている。

時々、何のために生きているのかわからなくなる時もあるが・・・
そんな時は寅さんの言葉を思い出す。

「人間は生きてりゃ、生まれてきてよかった・・と思えることが何度かある。
　そのために生きているんじゃないのか・・」

まったくその通りだと思った。
人間は皆、今を生きているだけで尊い存在なのだ。


夕方のニュースで、三浦春馬氏（30）が死亡・・・と報じた。

私は「Youは何しに・・」というTV番組で彼を知った。
ロシア人の若い娘さんが彼のファンでわざわざ日本に来た時、
「どっきり」のようにファンの前に笑顔で現れた。

なかなかの好青年だと思った。

報道によると自殺らしい。

まじめな人間ほど、自分で逃げ場を塞いでしまうのかもしれない。

心よりご冥福をお祈りしたい。

合掌。


↓映画．COM作品情報リンク

<ガンジー（1982年）>

＜ドリーム（2016年）＞

<カラーパープル（1985年）>

東京除外

Go To・・は、なんと・・東京除外で実施。
しかもコロナ感染拡大の対策は皆無だ。

今日本は最もやってはいけないことをやろうとしている。

GoToをやるなら、東京を除外する必要はない。

キャンペーンを利用する人はすべてPCR検査を受ければよいのだ。
そこで陰性の人のみ旅行に行けるという仕組みにすればよい。

国内のPCR検査はまったく進んでいない。

ニューヨークでは一日6万件のPCR検査をしているという。
無症状でもいつでも受けられる。

ニューヨークや北京で実現していることが、
なぜ東京（日本）でできないのか？
日本の検査数は海外と比較して一桁少ない。

リーダーのやる気がないということなのだろう。
困ったもんだ。

GoTo以前に、日常の生活が心配だ。


外出自粛で飲み会もないので、ストレスもたまっている。

PCR検査を受けて、ゆっくりと温泉でも行きたいな～

藤井総太七段（17）最年少タイトル獲得

本日、東京の感染確認者286人。
急速に市中感染が進行している。

やり場のない気分に苛まれていると・・・

ニュース速報( ^^) _U~~

藤井総太七段（17）最年少タイトル獲得
30年ぶりに記録更新！

対戦相手の渡辺明棋聖には申し訳ないが、、、
なんか、一気に気分がすっとした。

勝利後のインタビューも実に冷静だった。

よりいっそう　精進して　
いい将棋ができるよう頑張りたい。

勝って奢らず。

あまりにも彼は若すぎるが、

私たちが学ぶべきことは実に多い。


＜最年少タイトル獲得30年ぶり記録更新＠Yahoo Japanニュース＞

感染拡大警報

残念ながら、コロナのニュースから解放されることはないようだ。

本日は東京で165人、全国で455人の感染確認。
全国に感染が広がってきているようだ。

小池知事は緊急会見を行い。
「感染拡大警報」を発表した。

次から次へといろんな言葉が出てくるので
何が何やらわからないが、
たいへんな事態になっていることは理解できる。

結局、国の対策が何も進まないまま再拡大期を迎えてしまった。

一方、悪評の「Go To キャンペーン」は延期になりそうだ。

このまま実施するのは自殺行為なので当然といえば当然だ。
実施したとしても参加する人はいないだろう。

そもそも観光地が経済的にたいへんなので支援するという目的であれば
感染対策を旅館や自治体に丸投げするのではなく、
まず国が責任をもってキャンペーンに参加する全員に事前PCR検査をすべきだ。

そうすれば参加する旅行者も受け入れ側も一定の安心感が得られる。

週末に延期の発表があるだろうが、
その際もただ延期ではなく、後々実施するための方策を示してほしい。

まあ、批判が多かったので当面延期すると発表するのが関の山だろうが・・・

とにかくPCR検査は徹底して行ってほしい。
そうしないとキャンペーンどころか、日常の経済活動が収縮し限界に近付きつつある。

アメリカを見習って、予約なしで国費でいつでも誰でも検査が受けられるような体制を
少なくとも東京では早急に整備してほしい。

そしてイベント参加者は感染確認アプリの登録を必須とする。

陽性となった人との連絡も電話ではなくアプリを使って行う。
万が一スマホを持っていない人には貸出をすればよい。

保健所の職員が、電話がつながらない・・・
といってうろたえているようではだめだ。

これは職員の問題ではなく政策の問題だ。

本気になればできるのだが・・・

コロナの影響？脱東京？

マンションの前に引っ越し屋のトラックが止まっていた。
通路とエレベーターを養生シートで覆っている。

住人の誰かが退去するようだ。

7月という季節に引っ越しは珍しい。

もしかして、コロナ関連の脱東京か！？

テレワークが定着する中で、
少なくとも仕事で東京に住む理由がなくなってきている。

もしそういう理由で脱東京なら、実にうらやましい。

まあ、現実的にそういう働き方ができるのは一部の大手企業だけだが・・・

・・・・・・・・・・・・・・・

メールのやり取りをしていると、
今月末で退社します・・・と連絡があった。

彼は若いのに礼儀正しく、立ち振る舞いがしっかりしている人間だ。

どんな事情か知らないが、

とにかく体には気を付けてお元気で！

お世話になりました。・・・と返信した。


今年の夏は、明らかにいつもと違う夏だ。

Take My Breath Away

小雨降る中、新橋の居酒屋で管をまいた。

チューハイ一杯100円という安い店だ。

同僚が、これは水じゃないか～と
あばれる一幕があったが、

ちゃんとした酒を飲みたいのなら、
お金を払って、ちゃんとした店に行けば良い。
水も酒だと思えば酒になる。
そういって、、、たしなめた。

しばらくすると、お互い100円のチューハイで
いい気分になってきた。

BGMはTake My Breath Away
トップガンのテーマ曲だ。

店内では、70年代から80年代の
懐かしいサウンドが流れる。

我々の世代は、100円チューハイの
完全なターゲットにされているな～

と思った。

当時はジャパン アズ ナンバーワンで
いけいけだったが、
いまは、たまに安い店で管をまくのが
関の山だ。

今日も一日、お疲れさん。

「Take My Breath Away」1986年～ベルリン

熙楽苑

外出自粛のムードが高まってきたので、ツタヤにてDVDレンタル。

本日6本。
ありがたいことに店内にすべて在庫があった。

カツベン（公開2019年）　監督：周防正行
栞（2018）　監督：榊原有祐　1986生　愛知県出身

ドリーム（2017）　監督：セオドア・メルフィ
カラーパープル（1985）　監督：スティーヴン・スピルバーグ

ガンジー（1982）　監督：リチャード・アッテンボロー
ブルースブラザーズ2000（1998）　監督：ジョン・ランディス

これだけの内容を視聴して、1,320円。
ツタヤには感謝するしかない。

「カツベン」のみ新作なので先に見た。

この映画はもともとロードショーに行きたかったが、
タイミングが合わず、かなわなかった。

期待以上の名作だった。

周防監督の人間描写の妙に、どんどん引き込まれていった。

時代は大正ロマン。
無声映画の活動弁士の物語。

もちろんYouTubeもAmazon Videoもない時代。

今と比べて、当時の人々の生活は不自由だったのか？
不幸だったのか？

少なくともこの映画では、そうは見えない。
むしろ、生き生きとしているように思えた。

大事なのは、コンテンツそのもの以上に、
それを伝える人、利用する人の生き様なのだ。

感動の余韻を携えながら、
浅草ROXへ返却に向かった。

浅草は普通に人通りはあるが、
以前と比べると格段に少ない。

一番異様なのは、外国人観光客がいないことだ。

・・・・・・・・・・・・・・・

ツタヤで返却した後
せっかくなので、お気に入りの焼肉屋で夕食。

半年くらい前、一度訪れたが、
あまりにもきれいになっているので別の店かと思い
入店しなかった。

その後、コロナでタイミングを逃していた。

店内は見違えるようにきれいで客席も広くなっていた。
見覚えのあるスタッフがいたので聞くと
1年前に大改装したそうだ。

オリンピックも控え、勝負をかけたのだろう。

いつものホルモンセットをオーダーしようと
メニューを見たら・・・単価が5割くらい高くなっていた。

まあ・・昔が安すぎたので、これが普通だ。

店内は3～4割くらいの入り。

昔は、ホルモン250ｇにライスやスープ、ナムル
生ビール1杯つけて1,500円だった。

本日は改装祝いのつもりでオーダーに拍車がかかり
お酒も進み、4,200円の勘定となった。

店内で、両隣のお客さんと心温まる物語があったが
文字数が1,000を超えたので、今日はそろそろ筆をおこう。

本来なら昨日行われる予定だった、隅田川の花火も中止となった。

静かな浅草。

本日、東京の感染確認者は206人。

できることなら浅草演芸ホールにでも行きたいが、

残念ながら、当面はまた自粛生活となりそうだ。