どうしてこんなに楽しいんだろう!

新しいことをはじめるって楽しいですね!美味しいお酒を飲んで、好きな音楽を聴いて、ヨカバンジャー!!

お帰り寅さん

2019年12月30日 20時54分27秒 | TV・映画
イオンシネマはハッピイマンデー・・
通常大人1,800円のところ、毎週月曜日は1,100円。
妻と二人で寅さんを見に行った。

「お帰り寅さん」男はつらいよ50

前作から22年ぶりの作品だ。

主演の寅さんこと渥美清氏は
すでに亡くなっている。

”お帰り”とは、いったい・・?!
興味津々だった。

映画はとても自然だった。

満男の回想シーンから物語は展開していく。

前作から22年・・満男も
その母:さくら・父:博も
それぞれ年をとった。

その経年変化したリアルな外見とは裏腹に
純粋な内面はみずみずしく新鮮に映った。

映画の中では寅さんは死んでいない。

また、ふらっと帰ってきて
私たちに語りかけてくれる。
そんな気分だった。

この作品の主役は満男なのだろう。

人生の節目節目で、
おじさんの言葉をかみしめ成長してきた。

気弱で、どこか頼りないが・・
純粋で、正直で、ここぞという時は
体当たりでぶつかっていく。

ドラえもんでいうのびたのようなキャラクターだ。

子ども達にとって、信頼できる大人という存在は
とても重要で、その言葉にも責任がある。

寅さんの映画は昭和という時代に生まれたが
平成・令和になっても変わらない
大切なものがあるということを
改めてこの最新作は気付かせてくれた。

テーマ曲
桑田さんには悪いが、
エンディングで渥美清のオリジナルが流れた時は
お帰り寅さん・・と涙ぐんでしまった。

誰一人立ち上がることなく、
余韻にひたり、聴き入っていた。

おそらく、この光景をを承知で
脇役としてオープニングを
引き受けてくれた桑田さんにも敬意を表する。

とにかく泣いた・・そして笑った。

ありがとう寅さん。

ありがとう山田洋次監督。


<お帰り寅さん 男はつらいよ50 official site >




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