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黄昏人生徒然日暮らし

人生黄昏時になり今を大切に、趣味の仏像彫刻・歌声・写真・散策・読書・日記・フォトチャンネルを徒然なるままに掲載します。

舟形光背の透かし彫り

2018-08-21 | 仏像彫刻
舟形光背(高さ230mm)の透かし唐草の彫りに入っていますが、細かい1mm2mmの作業ですので神経が疲れます、何とか大きなミスが無いように慎重に彫っていますが技術が伴わないので悪戦苦闘です。


今日は使用する彫刻刀を研いでから彫り始めます。




彫刻刀を研ぐ

2018-08-09 | 仏像彫刻
昨日は台風が近づいているので外出もせず、舟形光背の透かし彫りのため細かい彫になるので、彫刻刀が切れないと無理な力が入り、折れる・欠けるなどのトラブルにならないように彫刻刀を研ぎます。

まず砥石に椿油をつけてから目が粗い荒砥石で形を整え、細めの砥石で細かく砥ぎます、最後は仕上げ用の電動研ぎ機で研いで完了ですが、実際に木を彫らないと切れ具合は解らないので、木端で切れ具合いを確かめ、切れが悪いとやり直しです。

研ぎは一番苦手な作業ですが、研ぎの良しあしが作品の出来栄えのすべてなので根気よく研がなければなりません、彫刻刀は60本ほどありますが今回取りあえず使う彫刻刀20本ほどを研ぎます。

台風は通り過ぎましたが、小雨がぱらついており外出もできないので根気よく彫刻刀を研ぎたいと思います。

荒目の砥石で研ぐ


細目の砥石で研ぐ


仕上げ用電動バフで研ぐ


台風は東北に向かっているようですが、被害のないことを祈ります。

舟型光背の透かし彫り作業に入りました。

2018-08-03 | 仏像彫刻
電動糸鋸での作業は音が出てうるさいので比較的隣家と離れている部屋で始めました、幸い故障中の部屋のエアコンも修理完了したので本日は1日くり抜き作業に集中しました。

小型の電動糸鋸はすぐに熱を持つので20分から30分ごとに少し休ませながらの作業ですが、細かいくり抜きですので切り過ぎたら終わりなので神経を使うので良い小休止になります。

糸鋸の刃を入れるため電動ドリルで2mm程度の穴をあけます。



電動糸鋸で不要部分をくり抜きます。



おおまかにくり抜きましたが、明日からは彫刻刀で神経を使う細かい彫の作業になります。



大日如来坐像の蓮華座が完成

2018-08-01 | 仏像彫刻
大日如来の台座は初めてのふき蓮華なので花びら48枚の彫に神経を使いました、薄さ1mmから2mmで彫っている最中にで割れてしまったり、蓮華座に釘打ちする際にも割れてしまうので神経を使いましたが、どうにか形になりました。

私の技術では精一杯なので不満はありますが今回はここまでとしましたが、日を置いて冷静な目で修正できるところは後日微調整します、次は舟形光背の彫りになります。

今日は我が家でも気温は35度とのことエアコンを入れパソコンに向かっています、熱中症に気をつけましょう。


大日如来の台座の彫に手こずりました。

2018-07-31 | 仏像彫刻
大日如来の台座は框座は4段でその上に返り花を彫りました、次に手間のかかる「ふき蓮華」は蓮肉の周りに8枚✖6段(サイズ違い)=48枚の花弁を彫って釘で止めます、ふき蓮華は初めてなので花びらを暑さ1mmから2mmにカーブを付けて彫るのに手間取りましたがどうにか形になりました。

3枚目の写真は48枚の花びらがうまく治まるかの具合を確かめるために逆さの状態で作業し、セロテープで仮止めして治まり具合を確認しました。次の工程は48枚の花弁を小さい釘で止めて蓮華座は完成で、最期は一番根気のいる舟形光背の作業になります。

一人仏像彫刻なので疑問点を聞くことが出来ないのでマニュアル本だけでなく関係図書などを開いて何とか今日も終わりました。今日は胃の調子も正常のようなので根気がいる面倒な作業もはかどりました。








蓮華座の返り花が彫れました。

2018-07-21 | 仏像彫刻
大日如来坐像の七段の蓮華座のうちの上から三段目の返り花を彫りましたが細かい修正は後日とし、一番下の厚さ13mmの下框(紙が貼ってある部分)の彫に入りましたが、1mm2mmの細かい彫なのでどうなることやら。

猛暑なので年寄りは外に出るなという事なので、クラーをつけ仏像彫刻や読書などで過ごしています。
歩かないといけないのですが、家の中の階段の往復・ストレッチなどでなんとか補っています?。




大日如来坐像本体のみが彫り上がりました。

2018-06-18 | 仏像彫刻
大日如来坐像本体が取りあえず彫り上がりました、1月頃から始めましたが、3月から5月は体調不良・娘の出産のため妻は娘宅に泊まり込みましたので慣れない一人暮らし・4月からは義母の様態悪化・逝去に伴う相続問題での弁護士との打ち合わせ・懐メロソング倶楽部会長の逝去・亡父の法事などが重なり仏像彫刻をする気にもならず、今月になってから再開し何とか彫り上がりました。

檜材を使用し寄木造りで高さ15cmと小さいので彫るのに苦労したので不満点も多数ありますが、なんとか彫り上がりました。しばらく時間をおいて視直すと修正点も出てくるので蓮華座・框・光背が彫り上がってから最終仕上げします。



これからは蓮華座・框など7段と船形光背の彫に入ります。

2ヶ月ぶりに大日如来の頭部の彫を再開しました。

2018-06-05 | 仏像彫刻
昨日は肺炎球菌の予防接種受診のため診療所に出かけましたが、喉の腫れと微熱があるので体調が良くなってからと言われ帰宅し家で静かにしていました。

体調も良くなってきたので今日は種々の事情で神経が集中できないので休止していた大日如来本体の彫を再開することにしました。

今日は一番使う彫刻刀の印刀の荒砥から始めました、不得手な研ぎですが彫の良しあしは彫刻刀の研ぎがすべてで、切れないとケガにもつながるので取りあえず印刀十数本の荒研ぎをしました。

単純で根気がいる作業ですので時間の経過とともに注意力が散漫になり、指が刃に触れてしまい2カ所ほど小さく切ったのでカットバンを貼り一時間ほど荒砥を続けました。

次に細かい目のヤスリで中研ぎをし、最後に電動のフェルトバフで仕上げ研ぎをして終了です、休息を入れて2時間ほどかかりました。

印刀以外の平刀・スクイ・変形刀など約50本の彫刻刀は使用して切れが悪くなった都度研いでいます、研ぎは何年経っても苦手です。素人では難しい変形刀など特殊な刀は製造販売元に研ぎに出しオーバーホールしています。

明日は農協の準組合員の農業塾のジャガイモの収穫ですが雨の予報なのでどうなることやら。

仏像彫刻が手につかず二ヶ月経ちました。

2018-05-06 | 仏像彫刻
三月初旬ごろから体がだるく仏像彫刻に珍しく気が乗らなくなりました、大日如来の小作りに入り頭部を彫るころから、集中力もなくなりケガをするといけないので、しばし休むことにしました。

6年前に始めてからは一番の趣味として殆ど開いている時間は最優先で彫っていたので初めての事です。

原因は娘の出産手伝いに妻が一月半ほど泊まり込みになることで、一人に暮らしの不安感と春バテで体調不良になりました。ストレス解消には外出し自然と親しむことが一番とのことなので外出を最優先に鎌倉や市内などを散策することがメインになり仏像彫刻は完全にお休みに。

妻が帰宅しても先月下旬からは2週間近く義母が生死をさまよい施設からの度重なる早朝深夜の呼び出し・逝去などで忙しく疲れたので仏像彫刻には手がつきません。他にもやらなければいけない事がめじろおしなので今月も仏像彫刻だけでなく市民大学・趣味のサークルなどもお休みします。

早く心を落ち着けて仏と向かい合いたいと思っていますが、どうなることやら。

小仏「大日如来坐像」を彫り始めて3週間

2018-02-05 | 仏像彫刻
大日如来坐像を彫り始めて3週間たちました、マニュアル本でも不明な点が多いので試行錯誤している時間が多いです。
鋸で切り込みを入れノミで大まかに削ります。


彫刻刀で削ります。


材料節約と経費削減のため寄木造りなので膝の部分を別に荒堀します。




肘から手(智拳印)にかけては彫るのが難しいので別に彫ります。


平均すれば1日2時間程度でしょうか、光背・蓮華座などすべて彫れ完成するのは半年を目安にしており、徒然なるままに楽しんで彫っていきます。