黄昏人生徒然日暮らし

人生黄昏時になり今を大切に、趣味の仏像彫刻・歌声・写真・散策・読書・日記・フォトチャンネルを徒然なるままに掲載します。

金沢文庫の運慶展に出かけました。

2018-01-31 | 仏像彫刻
昨日は神奈川県立金沢文庫の特別展「運慶」に出かけました、隣接する称名寺の浄土式庭園などを見てから入管しました。入館料800円ですが65歳以上200円で入館でき助かりました。
主催は金沢文庫・朝日新聞・文化庁主宰であり、昨年の上野の国立博物館「運慶展」と協力しながら異なる内容で開催しているとのこと。

平日の午前中であり混雑することもなくゆっくりと拝観できました、特に大日如来坐像は現在趣味の仏像彫刻で彫っていることもありゆっくりと細部まで拝観することが出来ました。当然撮影禁止なので、頭の中に記憶したつもりですが






浄土式庭園




懐メロソング倶楽部第31回例会出席

2018-01-29 | 日記
寒い中本日も例会に出かけました、前々回までは会員でしたが、前回から会の運営スタッフにと頼まれたので早めに集合し会場の椅子のセッテイング・受付の窓口の設営・片づけなどをしました。

今日は開会前に会の発展に貢献した会員の表彰があり、私も無欠席でしたので記念品を頂きました。

曲目は歌は世につれ世は歌につれ「喜び・悲しむ昭和歌謡」ヒット曲集として「鉾をおさめて」「愛して頂戴」「君だけを」「雪の渡り鳥」「ふるさとのはなしをしよう」「草原の輝き」「愛して愛して愛しちゃったのよ」「白い色は恋人の色」「長崎の夜はむらさき」「皆の衆」「松の木小唄」「祝い船」「東京五輪音頭」以上13曲でした。

他のスタッフとも慣れてきて和気あいあいと話も弾み新しい知人が増えていきます、知人が友人になればよいのですが、まずは楽しく会話ができることで満足しています。

仏像の寄木造について

2018-01-28 | 仏像彫刻

趣味で仏像彫刻をするうえで一番のネックは木材の価格で仏像彫刻に適した檜材などは高価ですので、小さい材を何枚か張り合わせて寄木造にすることにより一木で作るより材料の価格も安く・木材を削り捨てる無駄遣いも減り大幅に経費節減できます、また彫刻刀で彫るのが難しい個所などは部分的に彫ってあとで接着することも出来るので寄木造をしています。

昨日の「仏像の見方の講座」で寄木造についての歴史的背景について説明がありました、「平安時代中期に一本の木から彫る一木造から寄木造に変わり、大仏師定朝によって木割法に基づく一定の法則をもって完成され寄木造は確立した」そうです。

寄木造とは仏像の基本的な部分を二枚以上の複数材を使って接合して作成された仏像の事ですが、当時末法思想が広まり現実社会への不安が高まり貴族・武士を中心に仏像造立が増え、巨大な仏像建立が必要になりました。

寄木造は統一された企画で仏像工房にて仏師が一木を荒彫り後パーツごとに分解し分担してパーツごとに作れるので分業で期間が短縮されました、また寺院に所属し仏像の製作や修理をしていた仏師は寺院から離れ自分の工房で作ることが出来るので期間が短縮されました、仏像彫刻に適した大きな木材を確保するのが難しかったのも一因のようです。

毎日寒いですね、こんなに寒いのは記憶にありませんが年のせいもあるのかもしれませんが、今日は外出もせず制作中の大日如来坐像(全高15cm)は膝を除く本体部分・膝・腕と手の智拳印部分を寄木作りで彫っています。




四国八十八ヶ所歩き遍路をしたいと思いつつ

2018-01-26 | 寺社
五十歳頃、歩き遍路の体験記の本に出合ってからリタイヤ後は四国八十八ヶ所歩き遍路に挑戦したいと思い数冊の本を読み・テレビの遍路番組を視たりしました。

在職中夏休みに四国旅行を兼ねて観光地ほか札所10ヶ所のお寺を回って見分しましたが、車で回っているときに炎天下の中を黙々と歩く若人の姿を見ると納経帖を購入するのが恥ずかしくなり止めました。

札所で大学生の若者が就職を控え夏休みの間自分探しのため歩いているとのことでしたので若者が無事結願できますようにと祈りました、ほかにも一人歩きの若者を見ると世も捨てたものではないなと嬉しくなったことが想い出されます。

60歳を過ぎてからは好きなテニスで膝痛がでるのでテニスは止め、体力づくりにノルディックウォーキングなどを歩き始めました。2年前から足裏が痛む痺れなどで足底筋膜炎に悩まされていますが、症状は軽くなったので普通に歩くには問題はないのですが1日20から30キロ合計約1200キロ歩く歩き遍路は無理になりました。

観光バスやタクシーによる遍路では御朱印集めの観光旅行であり、お遍路さんではないので、せめて歩き遍路とバス・電車なども併用・何回かに分けての遍路などを考えてはいましたが、足の具合だけでなく家庭の事情などで長期間家を空けられないし体が年老いてきたので、せめて遍路関係の本を読んで気を紛らわしています。

人生思うようにはいかないのが現実、取りあえず当たり前のことが当たり前にできること、取りあえず健康で過ごせることを感謝して「今を生きる」しかないようですね。

お遍路さん旅日記を読んで

2018-01-24 | 読書
永田龍二 著  株式会社高木書房 刊

歩き遍路に対する四国の人々の対応・お接待・厳しい歩き遍路・足の痛みとの闘い、怠け心との葛藤・トイレ探しの苦労・国道のトンネル歩きの恐怖などを定年を迎えた著者が日記形式で綴っており楽しく読めました。

「歩きお遍路さんは誰もが同じ道を苦しい思いをして同じゴールに向かって歩くので同じ気持ちで語れる」「大自然の中の遍路道を歩きながら、改めて考えてみると大自然の中の一員として生かされていることを実感できた」「少しは悟りらしき物をもっただろうか、自分の今後の人生の座標は見つかったのだろうかと胸の中を探しても見当たらない」と述べています。

「結願し迎えに来た妻が髭も生えて,目も柔らかく、初めて見た時、一瞬キリスト様が出てきたような感じでしたよ」と言われたそうですが、お遍路を結願したことで風貌も変わったのではと感じます。

四国歩き遍路は長年の夢なのですが現実は難しい、観光バスでの札所巡りはお遍路ではなく御朱印集めの観光旅行なので参加する気はありませんが、高齢になり足にトラブルが出てくると止むをえないのかなとも思っていますが。


朝一で雪かきを

2018-01-23 | 日記
昨日からの大雪のため朝一で家の出入り口の雪かきと、2階ベランダに積もった雪をフエンス越しに捨てるので腰が痛くなりました。

路一つ離れた新興住宅地は若い夫婦が賑やかに雪かきをしていましたが、我が近所は高齢者ばかりなので家の出入り口とごみ置き場への歩く範囲のみの雪かきをし、駐車場の愛車に積もった雪を手で落としましたが、しばらく乗らないので落とした雪はそのままです。

昨年までは隣2軒に後期高齢者がいたので、そこの出入り口から大通りまでの雪かきしていたのですが施設入居・逝去などで空き家になっているので手を付けません。妻には腰を痛めるし転倒したら危ないので、もう止めたらと言われたので終了しました。

庭のナンテンが一部折れたり曲がったりしましたが、以前も同じようなことがあったので元気に復活し立ち上がると思います。

温暖な土地で暮しているので数年前までは雪が降ると大喜びで写真を撮りに出かけていたのですが気力体力も亡くなったので、ケガをして家族に迷惑を掛けたくないので今日は家で仏像彫刻をして過ごします。

年は取りたくないものです。


積雪による被害が無いことを祈ります。

2018-01-22 | 日記
今日は雪の予報がでており通勤通学・お仕事の皆さんは大変な事と思います、路面の凍結による転倒などに十分お気を付けください。

一昨日訪問した娘から昨日「孫はインフルエンザと診断されたので、お父さんお母さんは大丈夫か」との連絡がありましたので心配してくれて嬉しく思いました。

天気予報で雨・雪・強風などと出ると通勤・保育園への送り迎えをする娘は大変だなと心配しています、親は心配することしかできませんので、毎日神仏に手を合わせ家族・友人知人などの無事を祈っています。

今日は予定もなく悪天候のため外出はせず仏像彫刻と読書・ギターを弾いて過ごす予定です、皆さんインフルエンザにもお気をつけください。

川崎大師に参拝後孫に逢いました。

2018-01-20 | 寺社
地元の神社には元旦にお参りしましたが、毎年恒例の川崎大師に本日は出かけました。

お大師様参拝後に家内安全・交通安全・娘の安産祈願のお札を購入した後、いつもの達磨店で達磨を購入し、京浜急行からJRに乗り替えて次女宅へ向かいました。

次女夫婦・孫とお参りする予定でしたが4歳の孫娘は微熱があるとのことで参拝は取りやめたので心配しましたが、喜んで迎えてくれホッとしました。

爺婆とも孫娘に遊んでもらい楽しいひと時を過ごしましたが、孫の体調も考え3時間ほどの滞在で帰路に着きました。




昨日はデキシーランドジャズを楽しみました。

2018-01-19 | 歌・音楽
毎月参加している懐メロ倶楽部ではなく数年前から入会している童謡唱歌等を歌う会は童謡唱歌・外国民謡などがメインなのでゲストや曲目によって気の向いた時のみ参加しています。

後半は苦手な歌唱指導でもあるクラッシック歌手のオペラ系の歌を聞かされるのではなく、陽気なデキシーランドジャズバンドの演奏なので久しぶりにワクワクして参加しました。

デキシーランドの明るく陽気な演奏は舞台だけでなく客席を歩きながら演奏して会場を沸かせました、高齢者ばかり900名の参加者は手拍子したり立ち上がったりして大盛り上がりで、あっという間の1時間でした。



相田みつお氏の金言に癒されています

2018-01-18 | 読書

昨年ブックオフで書家の「相田みつを」氏の文庫本が一冊108円で販売されており、状態も良かつたので「にんげんだもの」「生きていてよかった」「いのちのバトン」「いちずに一本道いちずに一つ事」の四冊を購入しました。

相田氏は旧制中学の頃から短歌・禅に出会い独特の世界観を書で表現し、禅の教えを「短くわかり易い言葉」で表現し、現代人の心を優しく癒してくれます。数年前から日めくり「ひとりしずか」を毎日見るのが日課になっていました。

念願だった相田みつお記念館(東京)には一昨年出かけ、新しい日めくり「ひとりしずか」を購入して仏間にかけ毎日仏様と仏像に手を合わせた後、日めくりの短い金言を読み元気をもらったり癒されたりしています。