黄昏人生徒然日暮らし

人生黄昏時になり今を大切に、趣味の仏像彫刻・歌声・写真・散策・読書・日記・フォトチャンネルを徒然なるままに掲載します。

老夫婦で七段飾りのお雛様を飾りました。

2018-02-28 | 日記
雛祭りが近づいたので、朝から老夫婦二人で3ヶ所に保管している段ボールを2階に上げ、スチール製の七段の階段部品をくみ上げてから、お雛様の飾り付けをしました。

この七段飾りは長女が生まれた際に購入しました、以来40年になります。仕舞う際には人形を和紙で包み特にお顔の部分は丁寧に別に包み防虫剤などを入れ大事に保管していますので痛んでいません。

毎年娘や孫に飾って見せているのですが、今年は市内の長女や孫たちは用事で来られず、遠方の次女は産休なので来られないので飾るのを止めようかと思いましたが、お雛様がかわいそうなので老夫婦二人だけでお祝いをしようということになりました。

年と共に飾るのも仕舞うにも大変になってきたので何時まで飾れるのだろうか、何れどこかに寄付しようかなどと話しましたが、もうしばらくは飾ろうということになりました、飾り上がると華やかで明るい気分になりました。









懐メロソング倶楽部の伴奏者が突然の退会

2018-02-26 | 歌・音楽
懐メロソング倶楽部第32回例会は寒い曇り空の中200名近くの高齢者が参加しました。

曲目は「世界の国からこんにちは」「すみだ川」「人生いろいろ」「むらさき小唄」「もう一度逢いたい」「恍惚のブルース」「おかあさん」「君たちがいて僕がいた」「帰って来いよ」「おんなの宿」「せんせい」「花と竜」「また逢う日まで」以上13曲でした。

今日はスタッフとしての受付で元の職場の人と出会ってびっくりしたり、楽しく歌えました。

終了後スタッフ一同が集まり、会長から初回からピアノ伴奏をしていた音大卒のピアノ芸人が芸に専念するため突然辞めることを告げられ、ピアノ芸人からの挨拶もありビックリ。

仕事も収入もない時に声をかけてバックアップした会長もガッカリしていました、大手芸能プロに入ってから変わったようです、人生いろいろ芸人も色々。

なお、会長も気配を感じていたようでピアノ伴奏者は確保してあるそうなので一安心ですが。

読書「冬の水練」より心に残った言葉

2018-02-25 | 読書
 
南木佳士 著 岩波書店

医師であり作家でもある南木佳士氏の著書から心に残った言葉・共感できた言葉を引用し(太字)抜粋し一言コメントしました。

*良かったことと悪かったことの収支はバランスが取れている。
(コメント 人生山あり谷あり、禍福は糾える縄の如し。)

*生きていれば、いい時も悪い時もある、運を天にまかせるていうのは、とりあえず死なないでいれば何とかなることなんだと思います。
(コメント そう考えなければ生きていけないですよね。)

*一人暮らしの適度な緊張が心身を刺激しそれが元気の素だったらしい、集団の中の孤立の方が独りでいる孤独よりも個人の受けるダメージは大きい(老人ホームに入って)。
(コメント 集団の中の孤立・雑踏の中の孤立はより孤独感を味わう。)

妻を亡くした夫は哀れである多くの人が欝状態に落ち込む、「悲しむだけ悲しめばいいですよ、でも絶対後を追ってはだめですよ」と私がそうなったら医者からかけてもらいたい言葉をそのままそっくり差し出すことしかできない。
(コメント お婆さんの方が強いそうです。私も先にピンピンコロリとあの世にいきたいと思ってはいますが、、、、、)


東洋医学について受講したメモを読み直しました。

2018-02-24 | 生涯学習
増えるの診察券ばかりなので西洋医学ではなく以前受講した「東洋医学の考え方」を読み直していますが内容は主に西洋医学と東洋医学(漢方)について対比でした。

西洋医学は分析の科学であり部分的あるのに対して、東洋医学は人の全体にアプローチし人間の自然治癒力を重視し、元は中国の自然哲学であるとのこと。

よく聞く自然現象である風・諸・火・湿・燥・寒「六淫」と「七情」「経絡」「気」などについての解説と身近な事例をわかり易く話されたので楽しく受講できました。

特に人間活動の精神活動である七情(しちじょう)怒・喜・思・憂・悲・恐・驚により精神状態が悪くなると病気になることは西洋医学のストレスと同じであり、天気・元気・病は気から・やる気・気がめいる・気が乗らないなどで使われる「気」の大切さなどを学びました。

受講生は高齢者が殆どなので、皆熱心にメモをとっていましたので、講師が「こんなに熱心にメモを取り、真剣に講義を受ける学生は殆どいない」と話されていますが、学生とは違い高齢者は死が身近なことになっているので健康に対して真摯にならざるを得ないことが受講姿勢の違いになっているのでしょう。

ノートを読み直しすると殆ど忘れていることにガックリ、年は取りたくないものですね。

脳卒中予防十ヶ条

2018-02-23 | 健康
生活習慣病とメタボ
以前に生活習慣病とメタボリックシンドロームについての現状と対策と限りなく増える医療費の問題などの講義を受けました、要は高齢者が健康で長生きすることで、若い人の負担軽減にもなり医療費の削減につながるとのことでした。

最期にある病院の脳卒中予防十か条のカルタを紹介されました。
「予防には煙草を止める意思を持て」「不整脈見つかり次第すぐ受診」「高すぎるコレストロール見逃すな」「糖尿病ほおっておいたら悔い残る」「手始めに高血圧から直しましょう」「脳卒中起きたらすぐに病院へ」「万病の引き金になる太りすぎ」「体力に合った運動を続けよう」「お食事の塩分・脂肪控えめに」「アルコール控えめは薬 過ぎれば毒」以上です。

高齢者は健康第一に適度な運動・頭を使う・食事などに気を付けることが大切ですね、子供たちに迷惑かけないように「ぴんぴんころり」と逝けるように頑張るほかないですね。

メールトラブルで仁和寺展の連絡が取れず困った

2018-02-22 | 日記
「上野の仁和寺展にご一緒したい」とのメールの返事がメールのトラブルで送信できないので2時間ほどパソコンと格闘していましたがギブアップです。

発信者のブロ友との連絡はメールのみで住所氏名は不明なので返事が出来ずに困りましたので取りあえずブログに掲載しました。

このところ毎日オリンピック番組にくぎ付けですが、地味だけど女子のカーリングが頭脳戦でノンビリ見れるのでお気に入りです、女子のフィギアスケートも楽しみですね。


なんといっても優勝した小平選手と2位のライバル選手とのお互いを称え合う姿が感動的でした、残り少なくなってきましたが日本選手の健闘を祈ります。

徒然草73段より昔も今も嘘ばかり

2018-02-20 | 読書
徒然草73段より嘘の分析を要約すると「世の中に広く伝わる話しは、事実そのままだと受けないので、ほとんどが作り話や嘘で固められている。」
「嘘の多い世の中である、嘘とわかっても深くかかわらず、世間話と受け取って深くかかわりもせず世間話と受け取っておくのが無難である。教養のある人はおかしな事は口にしない」

今も昔も変わりませんね、記事捏造からテレビのバラエティ番組で芸人の馬鹿話しなどは最たるものですね、一番の大きな嘘は実現しなくても責任は負わない政治家の公約ではないでしょうか、後段は近隣・組織・知人などの中で波風を立てないために、まともに相手をせず、聞き流すしかないようですね。

朝から晩までオリンピック放送でテレビを視ればわかることなので、ブログはオリンピック以外のことにしました。

読書「生きる勇気死ぬ元気」より心に残った言葉

2018-02-18 | 読書
五木寛之(作家)・帯津良一(医師) 平凡社
著書より心に残った言葉を引用(太字部分)し一言コメントしました。


*浄土が美しい花が咲いているというだけでも、ものを考える余地もないほどの地獄のような生き方をしている人にとっては、本当にユートピアの場所でしょう。平安末期から鎌倉時代にかけては、生きていることじたいが、地獄のような苦しみであったから、そこに、光あふれる蓮の花が咲く、美しい浄土の思想をとかれたら、民衆はまっしぐらにそのイメージにすがりますね。
(コメント このような時代背景から鎌倉時代に仏教が武士だけではなく民衆にも広まったのでしょう。)

*厭離(おんり)穢土(えど)(この世を穢れた世界として厭(いと)い離れること)、欣求(ごんぐ)浄土(じょうど)(こころから喜んで浄土に往生することを願い求める)で一日も早く行きたいということになってくる。
(コメント 徳川家康の旗竿は厭離穢土・欣求浄土ですね、ただ浄土は西方浄土にではなく、心の中にあるのだとも言われていますが?)

*浄土とは一言で言うと、苦痛からの解放である。苦痛がなくなったとき浄土の光はさす。
(コメント まさにその通りだと思います。心身の苦痛からの解放された時が極楽浄土でしょう。)

*親鸞は「わが計らいにあらず」という言葉を残していますが、人の人生の出来事、生老病死を考えると、私はいつもこのことを思います。人生「なるようにしかならない」、そして、さらに「しかし、おのずとかならず、なるべきようになるのだ」と心の中で納得します。そうすると、不思議な安心感がどこからともなくやってきます。
(コメント たしかにそうなのですが、凡人は納得するのではなく安心感でもなく、諦めと開き直りですね。)

*仏教とは、頭で理解するのではなく「ギャーテー、ギャーテー」という言葉をいっせいに唱えるとき、そこから伝わってくる感覚そのものと思う。お経は大声で唱えることによって、霊験があらたかになる。
「ギャーテー、ギャーテー、ハラギャーテー、ハラソーギャーテー、ボージーソワカ」は般若心経の真言(マントラ)ですが、 以前に被災地にわらべ地蔵を贈るイベントに参加し、彫り上がった作品を本堂で開眼供養をした後に、僧侶数名・被災地の参加者・イベント参加者で般若心経を唱えた時の不思議な感動と一体感を、特定の宗派の信者でもない凡人でも感じたことが思い出されました。。

大日如来の膝の部分を彫っています。

2018-02-16 | 日記
大日如来坐像の膝と足の部分を彫っています、寄木造で膝部分と本体部分・手と腕の部分を別に彫り一つにします。
まずは足の部分を整えた後本体と接着し胴体部分を整えた後、顔と頭部の部分と手と腕の部分を整えて腕の部分を本体に着け仕上げ作業となりますが、徒然なるままにですので彫りあげるまでは先は長いです。



明日は孫の顔を見に出かけるので楽しみです。