黄昏人生徒然日暮らし

人生黄昏時になり今を大切に、趣味の仏像彫刻・歌声・写真・散策・読書・日記・フォトチャンネルを徒然なるままに掲載します。

鎌倉では静かな寺社巡りは難しい。

2017-04-30 | 寺社
鎌倉は年に数回以上訪れる好きな場所なのですが、静かに寺社巡りや散策することなど有名寺院周辺では不可能になっています、京都とは違い狭い山間に観光バスや車が押し寄せ大渋滞で市民生活にも支障が出ています。

平日でも大勢のマナーの悪い団体客・観光客や先生のいない野放し状態のグループ行動の小中高の修学旅行生などが溢れて寺社でも大騒ぎし、静かに参拝など出来る状態ではなく迷惑しています。

小中高生に寺社や仏像などを野放しで巡らせること自体何を考えているのか、無責任極まりない、ここにも躾・教育の放棄が。

寺は観光するところではなく参拝するところであることを教えなくてはいけないのに観光寺院は拝観料さえもらえれば良いので知らん顔状態です、さぞ仏様が怒り嘆いていると思います。

観光寺ではなく静かに参拝できる寺院もありますのでできるだけそういうところを選んで出かけています、年間1800万人も観光客が押し寄せ最近では外国人観光客も増加しており飽和状態に輪をかけており、観光業関係以外の市民は混雑・騒音などで迷惑し病院に行くのも買い物出かけるも道路の渋滞・バスの遅延など生活にも支障をきたしている現状です。

鎌倉では歩きかバスを利用することが多いので市民の方と話すことが多いのですが皆さん嘆いています、市民ファーストではないようですね。

お台場ミニ散歩

2017-04-29 | 風景写真
昨日はホビーショーの会場を後にして国際展示場正門駅前から散歩することにしました、のんびりと夢の大橋を渡りセンタープロムナードを歩きフジテレビに向かいました。

フジテレビの見学コースは高齢者が見るようなものはサザエさん関係の展示ぐらいで期待したほどではありませんで、1階のサザエさん専門店で連休に来る孫のためにザエさんクッキーのお土産を購入し、サザエさん焼き?を食べ一休みして、台場駅からゆりかもめで新橋駅へ向かい帰路に着きました。

ちなみに歩いた歩数は約14000歩(約8キロ)でいい運動になりました。

東京ビッグサイト




夢の大橋




パレットタウン大観覧車


フジテレビ

ホビーショーを見に東京ビッグサイトへ

2017-04-28 | 仏像彫刻
年一回東京ビッグサイトで開催される趣味関係の会社団体などが出店し、毎年3日間で10万人以上の入場者で賑わうホビーショーに出かけました。

今回は抽選で招待券が2名分当たりましたので、妻を連れてJRゆりかもめを乗り継ぎ2時間程で着きましたが大行列で大賑わいでした、圧倒的に若くないご夫人方ばかりで男性はちらほらでしたが目的の会社からの招待券があったのでスムーズに入場出来ました。

行く先は一つで彫刻刀及び関連商品を製造販売している兵庫県の会社のブースです。担当者や社長さんに幾つかの質問や情報等を聞き、割引価格で幾つかの商品を購入し、抽選会では切れ味の良い鋏が当たり記念品を手に会場を後にしてレストラン街で昼食後ビッグサイトを後にしました。


音楽の教科書からも日本が失われてゆく

2017-04-27 | ぼやき
今の音楽の教科書は日本の歌は少なく童謡唱歌も減らされ何処の国の音楽の教科書と思うような内容であり、テレビの幼児番組でさえカタカナ・英語・擬音にあふれ歌詞は無いに等しく音楽というよりも身体を動かすための音楽になっています、以前に著名人が音楽ではなく「音体育」と言ったニュアンスが解ります。

多くの諸外国は文化や伝統などは大事にしているとのことですが、日本はグローバルスタンダードの名の基に日本の文化や日本人らしさを吐き捨てている、外国人の方が日本の良さ日本人の素晴らしさを知っているとは皮肉なことです。

「最近は、お母さんは少なくなりママばかりです」との言葉のニュアンスが理解できるのは古い人間だけでしょうか。

テレビなどでは正しい日本語を話せない連中が謳歌しており、ますます日本語が乱れるとともに日本の良き風習文化・おもてなしの心なども過去になりつつあります、嘆かわしいことです。

BS放送番組モニターへ応募

2017-04-26 | テレビ
本日NHKBS放送の番組モニターに応募しました。
応募するためには指定されたいくつかの番組から1本を選び「番組のねらい」「取材・問題の掘り下げ」「構成・演出」「表現の仕方」などの観点から「よかった点」「改善した方が良い点」などを300字~600字内にまとめて感想文を書きます。

感想文は字数が多い方が書きやすいのですが、始めの下書きの文章は1200字以上あったので録画した番組を何回も視直し、誤りはないか・だぶりはないか・表現が妥当であるか・無駄はないかなどを考えて削り削りして600字以内に収まりました。

必要事項を記載してインターネットで発信しました。あとは結果待ちです。以前のモニター経験ですと1年間は月に10本感想文を放送日の翌々日までにつくようにインターネットで送付するというかなりハードで、謝礼は1本1500円ですので苦労の割にはよくないですが文書作成能力の向上にもなりますが、一番は年金生活者には貴重な収入源なので今回久しぶりに応募しました。

最近ではブログを始める6年前に地上波で経験しましたが時間に追われて大変でしたが文章の要点をつかみ感想文を書くトレーニングになりました。

作文とくに感想文は大の苦手でしたがモニター経験のおかげでなんとか感想らしきものを書くことが出来るようになり、5年ぐらい前からブログを始めることが出来ました。

あとは7月末の吉報を待つだけですが、受かったとしても問題はブログと共存できるか心配になります、応募しただけで不採用になる確率の方が高いのに、「今生(今を生きる)」に徹しきれない凡人のいらぬ心配ですね。

第22回懐メロソング倶楽部例会へ

2017-04-25 | 歌・音楽
昨日は横須賀の懐メロソング倶楽部に出席し約200名がピアニスト兼芸人の楽しいおしゃべりと素晴らしいピアノ伴奏で懐メロを歌い日頃のストレスを解消し楽しい時間を過ごすことが出来ました。

高齢者にはテンポは少し遅くするが常識となっていますが、ゆっくり目に弾くのが若いので不得手のようで、「一人酒場で」では森進一の曲なのでキーが高いので歌うのに苦労しておりおまけに伴奏テンポが速いので、歌い終わった後早すぎるとの司会者が指摘しました。

我々の娘のような年齢のピアニストは「若いのでつい早くなってしまう」と誤ったあとに「老人ホームで美空ひばりの真っ赤な太陽を普通のテンポで弾いたら、高齢の御婦人に「私を殺す気かと」叫ばれたとのくだりには会場の高齢者は大爆笑で逆転ホームラン、まさにピアノ芸人の面目躍如でした。

お酒の歌ということで曲目は「ふたり酒」「夢追い酒」「おひまなら来てよね」「雨の酒場で」「酒場にて」「酒は涙かため息か」「酒よ」「昔の名前で出ています」「水割り」「一人酒場で」
「氷雨」「赤いグラス」「北酒場」計13曲でした。

野毛の大道芸を見物に

2017-04-24 | 日記
昨日は天気が良いので気分転換に横浜の伊勢佐木町で買い物をしてから隣接している野毛の大道芸祭りの会場へ出かけました。
メインのストリートから脇の路地の細道まであちらこちらで大道芸・バンド演奏・装飾品などの露店などが並び大混雑しており人に酔ってしまったので、ほんの一部だけ見て2時間ほどで撤退し横浜賑わい座の前を通りみなと未来方面に向かい桜木町で遅い昼食を摂りJRで帰路に着きました。









お金を入れると笑顔になります。


リンゴに乗せたペットボトルのキャップがボトルの中へ






中高年のバンドもあちらこちらで演奏しています。

悲しい歌が歌われない日がくるとよい

2017-04-22 | 歌・音楽
大作曲家古賀政男氏が「私の歌を好きな人々はみんな悲しい人達ばかりだ、早くこんな歌が歌われなくなる日が来ると良い。みんなハッピーになって欲しい、日本人が明るく楽しく生きて行ける時代がくると良い」と生前言っていたそうです。

古賀政男氏の作品は暗いメロディーが多いですが、辛い・苦しい・悲しみの中で精一杯生きようとした人達の心の支えとなった希望の歌でもあります。

一部の富裕層だけが贅沢三昧の生活を謳歌している反面、契約社員・庶民や年金生活者は介護問題など先が見えない不安で苦しい生活を余儀なくされている現状では、貧富の差はむしろ拡大しています。

高齢者にとっては年と共に生老病死が身近になり、追い打ちをかける弱者切り捨ての政治なので明るい歌など出て来ません、出てくるのは古賀メロディーや懐メロです。

「雪もふれふれ夜道の果てに、やがて輝く曙に 我が世の春はきっと来る」などとささやかな希望が持てる歌をギターで弾いたり歌ったりしています。

古賀政男氏が望んだような世の中ではないので、残念ながら古賀メロディーは不滅のようです。


昨日は仏像彫刻展に、今日はゴロゴロ。

2017-04-21 | 仏像彫刻
昨日は仏像彫刻展に出かけました、5年前にコミュニティセンターの体験講座(1回2時間で5回)を受講した際の先生である仏師とその生徒さんの2年に1回の展覧会です。

講座終了の際に教室への入会を勧められましたが、年金生活者には高額な月謝等は支払えないのでお断りしましたが、仏像彫刻の楽しさに魅了されライフワークにしたいと思いマニュアル本やインターネットで調べながら一人でコツコツと彫り始めて5年目に入りました。

彫刻展目的は自分と同レベル以上の生徒の作品と仏師の作品を色々と視て回りました、特に仏師の作品は時間をかけてゆっくりと鑑賞し勉強になりました。

帰宅後は私のタンスの冬物と春夏秋ものと入れ替えをして防虫剤を入れ変え、空気清浄機の加湿器部分を掃除し予定より遅れている聖観音菩薩の彫りで黄昏時に成りました。

今日は息苦しいのと気温の変化についていけないようなので読書やゴロゴロして過ごしていると昼時には体調も良くなり山野草好きな顔なじみの写真屋さんにでかけ私のブログの話や野山の花の話に花を咲かせ、夕刻には仏像彫刻2時間ほどして宵闇に。

明日も良い日でありますように

読書「阿弥陀堂たより」より心に残った言葉 その2

2017-04-20 | 読書
南木圭士 文藝春秋


作家・医師である著者が大勢の患者の死を看取るという職務からパニック障害・鬱病を発症し絶望の淵から抜け出したいとの思いから書いた小説です。この中から心に残った言葉を太字で引用しコメントしました。

山の木がなければ冬の燃料がなく、長く寒い冬を越すことができません。ここでは人が生きているのではなく、山によって生かされていると言ったほうが正しいのです。なにか、目に見えない大いなる力によって自然とともに生かされている人間。山の暮らしは人間の小ささばかりを教えてくれます。
(コメント 山里で暮らしている人は実感できるのでしょうが、コンクリートジャングル・雑踏の中で生きている人間には無理なのでしょうか。自然に生かされている事を忘れ自然に学ぶこともせず経済最優先で破壊しつづけて、自然の怒りを受けているなげかわしい現状です。)

自然だけは人間達の言葉の遊びを無視して着実に時を刻んでいる
(コメント 自然の中に入ることも学ぶこともせずに、頭でっかちな机上の空論・理想論を得意げに論じている限りは大自然からしっぺ返しを食うだけでしょう。)

健康人の論理だけで物事を決める医師達のデリカシーのなさを軽蔑し、職場での人間不信はその極に達していた。
(コメント 著者自身も心の病を病んで、より患者目線で考えるようになったようです。)

どの場所でも周囲に人は大勢いるのだが底の見えない孤独感を覚えた。孤島にたった一人取り残され、冷えた風が体を吹き抜けるような、存在が希薄化する気分ばかり。
(コメント 鬱病の影響で人と話すこと接することをさけるようになり、より強く感じたのではないでしょうか。病気でない人でも大衆の中(雑踏の中の孤独)は一人で居る時の孤独感よりも強く感じると思います。)