ジジイのたわごと

ジジイが適当に思いついたことを書いてみます

お墓掃除

2010-03-20 16:34:07 | 日記



お墓正面 分家銘柱


周辺は緑がいっぱい お墓への入り口




 春のお彼岸なのでお墓掃除に出かけた。ここで思い出すのは、5年前の福岡西方地震である。やはりお墓掃除のため、地震当日、この場所へやってきたのだ。車がやけに揺れるのを地震とは思わず、お墓へ到着して目にしたのは、写真正面の左側石灯籠と分家銘柱が、お墓の下まで転がり落ちてたのである。
 右側石灯籠と本家銘柱と一番上の銘柱は、少し斜めにずれていたのである。
 てっきり、誰かの悪い悪戯だと思い、帰り道に警察へ寄って被害届を出さなきゃと、お墓周辺の雑草むしり取りを始めて、しばらくすると、地震である。倒れず残ってた右側の石灯籠が、ガタガタと音を立てながら揺れ出したのである。この時、車の中での揺れは地震だったのだと気が付いたのである。

 もちろん警察への被害届は中止!!地震当日は、何時もだったら、我が家から1時間でお墓へ到着出来る道を走るのに、この日に限って、1時間半ほどかかる、道を走ったのである。何故、時間が掛かる道を走ったのか、未だ分からない。もし、1時間の道を走って、早くお墓に到着してたら、お墓掃除をしてる時に地震に出くわしたかも知れない。運が悪ければ、転がり落ちてきた石灯籠や銘柱の下敷きになったかも知れない。

 お墓の中の両親やご先祖様が、「急いで来る必要は無い。ゆっくりやって来い」と言って、時間がかかる道を選ばせたのかも知れない。私は、そのように思うようにしてる。ご先祖様は有難い。