2015年8月30日 説教要旨
使徒の働き15章35~41節
「パウロとバルナバはアンテオケにとどまって、ほかの多くの人々とともに、主のみことばを教え、宣べ伝えた。
幾日かたって後、パウロはバルナバにこう言った。「先に主のことばを伝えたすべての町々の兄弟たちのところに、またたずねて行って、どうしているか見て来ようではありませんか。」ところが、バルナバは、マルコとも呼ばれるヨハネもいっしょに連れて行くつもりであった。しかしパウロは、パンフリヤで一行から離れてしまい、仕事のために同行しなかったような者はいっしょに連れて行かないほうがよいと考えた。そして激しい反
目となり、その結果、互いに別行動をとることになって、バルナバはマルコを連れて、船でキプロスに渡って行った。
パウロはシラスを選び、兄弟たちから主の恵みにゆだねられて出発した。そして、シリヤおよびキリキヤを通り、諸教会を力づけた。」
マルコは奉仕の途中で帰ってしまい、パウロからは一緒に連れて行かない方が良いと言われてしまいました。しかし、後にマルコの福音書を書く人になり、パウロからも「役に立つ」と言われる働き人になりました。聖書の多くの器が失敗していますが、悔い改め、従っていった時に大きく用いられていったのを見ます。私たちは失敗をするものですが、信仰の対応をとり、主に従っていきましょう。
また、パウロとバルナバはいわゆるケンカをしてしまいましたが、神のみこころを行うためにぶつかってしまったことについて、神は益にして働きを進めてくださいました。みこころを行うことを中心に求めていきましょう。