思い立ったその時に…

とあるマンションから綴っています。~ desde 2006 , en Fukuoka ~

ベルリン行ったり来たり…②

2015年10月08日 | ◆15 ドイツの旅
まだまだ続くベルリンのこと。

まずは、「ドイツ連邦議会議事堂」。いわゆる、ドイツの国会ですね。

 

今やベルリン観光の人気スポットのようで、内部見学も事前申込で可能なようです。
残念ながら、我が家はその事前予約を疎かにしてしまい、内部見学はできませんでした。
今回のベルリン旅行の後悔の一つかな…。
また、この建物の横には首相府もあり、このあたり一体がドイツの政治機能の中心地ということでしょうか。
現首相のメルケルさんもこのあたりでご活躍中です。

 

また、「ペルガモン博物館」にも行ってみました。
この博物館の特徴は、古代の遺跡群がそっくりそのまま再建、展示されている点です。

建物の中にさらに建物がある!?

何だか変な感覚を覚えますが、こうやって歴史ある巨大な遺跡を後世に残していくのも大切ですね。
ただし、残念ながら改修工事中で、一部見られない展示物がありました。

ベルリン行ったり来たり…①

2015年10月07日 | ◆15 ドイツの旅
この日はバスや徒歩でベルリン市内をうろうろと…。幾つか紹介します。

 

まずは、「フィルハーモニー」。世界的に有名なコンサートホールです。あのベルリン・フィルの本拠地。
昨年のウイーンのようにコンサートホールの内部ツアーがやっていないかなあ…、と思っていったのですが、
7月、8月は完全オフ。このあたりがヨーロッパらしいですよね。
残念でしたが、思わぬものを発見。フィルハーモニーの裏手にはある展示物が…。
よく見ると、この建物の地域は、第2次世界大戦中、軍施設や収容所があったようです。見入ってしまいました。

 

次は、「戦勝記念塔ジーゲスゾイレ」。19世紀に起こった周辺国との戦争に勝利した記念に建てられたものです。
この塔から“6月17日通り”の向こうには、ブランデンブルク門、そして、市庁舎が見えます。

 

最後は、左が「カイザー・ヴィルヘルム記念教会」。第2次世界大戦中の空襲の際に破壊され、塔が残ったままになっている教会です。
右は「絵画館」のホール。折角なので、美術館にも立ち寄ってきました。

ベルリンの壁

2015年10月06日 | ◆15 ドイツの旅
ベルリンといえば町を分断していた壁の歴史があまりにも有名です。
とはいっても、近現代史、とりわけ冷戦時代の東西ドイツの歴史、壁の崩壊に至った経緯、その後のドイツ史など、全くと言ってよいほどその内容は詳しく知りません。
そのような中で、今も現存する壁の跡を見て来ました…。

 

上の写真は「イーストサイドギャラリー」として壁が残っているところ。
壁の表面をキャンバスに見立て、様々な壁画が描かれています。
所々、壁の側面が見られるところがあります。壁の高さは4mほどあると言われています。
このような壁が一夜にして築かれ、ベルリンを西ベルリンと東ベルリンに分断した…。
想像すると恐ろしい出来事です…。

 

また、上の写真は、壁博物館と国境検問所跡。
この博物館では、当時のベルリン市民の生活の様子、とりわけ、東ベルリンから西ベルリンへと逃走を試みようとした人々のエピソードが紹介されています。

ドイツといえばEUの中心であり、現代の一リーダーとしての強固なイメージがある国ですが、
ベルリンの町に触れると、まだまだ第2次世界大戦や冷戦時代の名残が、今もなお、深く残っていると感じます。
改めて、ドイツという国の複雑さを目の当たりにした気持ちです。

サッカー・ブンデスリーガ観戦

2015年10月05日 | ◆15 ドイツの旅
ベルリン2日目の後半。待望のサッカー観戦。
世界的にもレベルが高いドイツ・ブンデスリーガ。
ベルリンを本拠地にかまえる「ヘルタ・ベルリン」の試合を見てきました。元浦和の原口選手も試合に出ましたよ!

 

試合会場は、オリンピア・シュタディオン。1936年のベルリン五輪のメインスタジアムです。
また、今年の5月、チャンピオンズリーグの決勝戦会場にもなったところです。

この日の試合相手はヴェルダー・ブレーメン。かつて、奥寺選手が所属していたチームですよね…。

 

正直、海外での初めてのサッカー観戦ですので、何事も無事に進むか心配でしたが、何とかなるものです…。

チケットは、当日券で購入。試合開始2時間前から販売開始でした。
少し早めに試合会場に入場。グッズを買ったり名物“カリー・ヴルスト”を食べたりしながら楽しみました。
あるドイツ人夫婦からは声を掛けられ、何と、ヘルタ・ベルリンのマフラーまでいただきました。
「日本は素晴らしいところだ!」とも言われ、感激!!

試合は1対1の引き分けでしたが、スタジアム内の独特の雰囲気、大歓声に満足。素晴らしいの一言です。
そして、常にビールを飲み続けるドイツ人の皆さんにも驚き!何という酒量でしょうか…。

ベルリン大聖堂

2015年10月04日 | ◆15 ドイツの旅
ベルリン2日目。前半はベルリン大聖堂を中心に観光。

 

訪れた日は、丁度お昼の時間帯にミサが行なわれたので、無料で中に入ることができました。
ぼーっとミサの様子を見たり聞いたりしました。
その後、改めてチケットを購入し、教会内部へ入りました。

 

この大聖堂内は、見どころ満載。
広大な礼拝堂を上から眺められたり、階段を上って天井ドームまで行ったりすることができます。
途中にはこの大聖堂の歴史を伝える展示物もありました。
ドームの外にも出られ、ベルリン市内360度を一望できます。改めて、ベルリンの広さが実感できます。

 

その後、大聖堂横の道を川沿いに散策。ハッケシャー・マルクト駅方面まで行ってみました。
市内観光クルーズ船、カフェ、博物館などが建ち並び、たいへん賑やかな大聖堂周辺です。

ベルリン街歩き②

2015年10月03日 | ◆15 ドイツの旅
ベルリンのメインストリート「ウンター・デン・リンデン」沿いをさらに歩きます。

 

左は、フンボルト大学。ベルリン最古の大学で、かつて、日本の著名人もこの大学に留学されたようです。
森鴎外、北里柴三郎もここで学んだとか…。
右は、ブランデンブルク門。プロイセン王国の凱旋門として建てられたものです。
東西ドイツの統一を象徴する建物として、世界的にも有名ですね。さすがに、この建物周辺は、観光客で賑わっていました。

 

左は、ユダヤ人犠牲者記念館。地下に展示室があります。様々な高さの記念碑が建ち並び、幾何学模様の迷路のようでした。
右は、ポツダム広場。東西ドイツ統一後、高層ビル群が建設され、近代的なエリアとなりました。

 

左は、ジャンダルメンマルクト。ベルリンでいちばん美しい広場と言われているそうです。
コンツェルトハウス・ベルリンが広場正面に建ち、その両側によく似た2つの教会があります。
そして、夕暮れのベルリン。さすがに疲れました…。

ベルリン街歩き①

2015年10月02日 | ◆15 ドイツの旅
我が家の旅行スタイル。初日はとにかく歩いて、その街の大体をつかむ。
交通機関は使わず、歩くので、その街の人々、通りの様子が分かります。

今回、ベルリンには昼過ぎに到着したので、それから夕暮れまで、主な通りを歩いて、主な建物を見て回りました。

言ってみれば、「市内観光バス」ならぬ「市内観光徒歩」でしょうか…。

 

まずは、左は、ベルリン市庁舎。赤茶色の煉瓦造りが他の建物と異なり、印象的でした。
右は、マリエン教会とテレビ塔。このテレビ塔はベルリンを代表する建物で、高さ368mと、立派です。
下から見上げると何だか恐ろしい感じがしました。

 

つぎは、左は、ベルリン大聖堂。ガイドブックの写真で見るより実物は重厚でした。後日、上層のドームにまで上がりました。
右は、旧博物館。建ち並んでいる柱が外観上の特徴でもあります。建物の前では、多くの人が日光浴をしていました。
また、この辺りはたくさんの博物館や美術館などが建ち並び、「博物館の島」と呼ばれています。

 

さらに、左は、フンボルト・ボックス。かつてこの場所にはベルリン城があったそうです。
右は、ベルリン国立歌劇場。ベルリンはクラッシック音楽界でも有名な街です。

さらにドイツ・ベルリンへ

2015年10月01日 | ◆15 ドイツの旅
ポーランド、バスク地方と続いてきたこの夏の家族旅行。
実はまだ続きがありまして、ドイツの首都ベルリン方面へ行って来ました。
実際には、8月下旬の7日間の旅行。こうやってブログで整理していますが、回想録のような感じです。

一度は行ってみたかったドイツ。
様々な地方があり、町があり、数多くの町を見てみたいところですが、
今回は、ベルリンとその周辺を訪ねて、少しだけドイツという国を感じてみたいと思いました。

個人的にも、車、サッカー、ビールなど、好みのものもありますので、楽しみに家族旅行を迎えました。

 

出発は、マドリード・バラハス空港T2から。
前回、ワルシャワに行った時と同様に、ルフトハンザ航空を利用し、ミュンヘン経由でベルリンに入りました。

 

印象的だったのがベルリン・テーゲル空港。
旧東ドイツ時代から使われている空港で、空港の雰囲気、造りに重々しい感じがしました。
明らかにこれまで利用したことのある空港とは違いました。
ちなみに、ベルリンには新空港が建設中で、ドイツの首都にふさわしい近代的な空港が近々開港するそうです…。

また、右の写真は、宿泊したホテルの近くにあった運河です。