日本共産党 佐藤伸ブログ

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本当に必要?こんな蒲蒲線!?

2007年01月30日 | 日々の活動など
 いま、大田区は蒲蒲線計画を進めています。しかしこの計画が多くの一般区民が考える計画とは異次元の計画になっています。

 JR蒲田駅と京浜急行蒲田駅が離れており、この間の交通機関整備を求める声が区民の中にありました。「動く歩道」とか「シャトルバス」などの案も出ています。しかし大田区がいま進めようとしている計画は池袋からJR蒲田駅の地下を潜り羽田空港に至る壮大な計画になっています。毎日6万人を超える利用者を試算しながら大田区民の利用者は全体の一割ほどしかを見込んでいません。全体の総事業費は1080億円。大田区のはこのうち360億円以上を負担する予定です。

 しかも問題なことに、実際には肝心のJR蒲田駅と京急蒲田駅は繋がりません。京急蒲田駅の傍に地下駅の南蒲田駅を新設する計画です。また、既存の東急多摩川線の線路を田園調布駅から矢口の渡し駅まで使いますがその間は通過駅になるため大田区民には多摩川線が利用しづらくなるうえに新しい路線も利用しづらくなってしまいます。私の妻は実家が多摩川線武蔵新田駅の傍にありますが、この計画を聞いて「冗談じゃない」と怒っていました。こんな計画に区民の税金を大田区は支出する必要はありません。この計画を大幅に全面的に見直すように求めていきます。




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