日本共産党 佐藤伸ブログ

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子育て支援前進~大田区07年度予算案

2007年02月28日 | 日々の活動など
 今、開会中の2007年第1回定例大田区議会のなかで今年の4月以降の来年度の予算案が審議されていますが、この予算案には日本共産党が区民と力を合わせて運動してきた子育て支援策がもり込まれました。


中学3年生まで子どもの医療費無料化実現!

 現在は小学3年生までは通院・入院ともに医療費助成の対象で、小学4年から中学3年生は入院した時のみこの医療費助成の対象です。これが、予算案では中学3年生までの子どもの通院費・入院費・入院食事代が無料になります。

 日本共産党区議団は2年連続で中学3年生までの医療費無料化を求め条例提案してきました。一昨年の定例区議会に条例提案をしたさいは、自民党、公明党、民主党、生活ネットが「小学3年まで拡充したばかりだ」などと反対し否決しました。再提案をした昨年の区議会でも、公明党が「いい制度だから反対できない。継続しよう」と発言し、自民、公明、民主、ネットが条例化に賛成せず継続審議にしてしまいました。

 こういう中で区の来年度予算にもり込まれました。この拡充で無料化の対象となる子どもが区内で49800人から79000人に拡大されます。

 「個人負担は無料になるがその分は大田区が負担するんだから制度を利用するにはモラルを持って」などの医療抑制を求める意見も一部にありますが、私は病気は軽度のうちに診てもらい治療するのが基本だと思います。無理に我慢し、大病になってからでは治療に時間もかかりかえって医療費負担も重くなってしまうのではないでしょうか。


出産一時金制度金制度創設!

 私の政策の中には「出産祝い金制度(一人30万円)」の実現がありますが、大田区は07年度予算で第3子以降の子ども一人当たり5万円を出産費用の助成金として支給します。日本共産党が予算要望で出産一時金制度の創設を求めていたものが一部実現したものです。が、第3子以降、5万円ではまだまだ不十分です。

 我が家も昨年長女が生まれましたが、実費で約25万円の出産費用がかかりました。第一子から、子育て準備金も含めて少なくとも30万円の「出産祝い金」がやっぱり必要です。引き続きこの制度の拡充のためにがんばります。