雪のない白馬村今年は気温が高くてもう溶けてしまったのだろうか?ゴンドラリフトと二本のリフトを乗り継いで八方池山荘前へと登る。山荘前から雪道を登り始める。今年は雪が少なくてここまで来ないとスキーはできない。展望の尾根コースを登り、八方山ケルン第二第三ケルンで八方池までさらに丸山ケルンまで登る、右手に白馬三山、左手に五竜岳や鹿島槍ヶ岳を望みながらの爽快な雪の尾根道だ。まさに大絶景が広がっている。息は切れるが左右の素晴らしい展望に癒されて一歩一歩足が進む今日は下山の時間が決められているのでのんびりとはしていられない。リーダーが時計を見ながら頂上まで行けるかどうか計っている。3時20分のリフトに乗れるように降りなければならない、天気は雲一つない絶好日和視界も良い、風もない純白の世界は異界に入り込んだようだ。こんな機会はめったにはない。しかし、歳など考えるとそう無理もできない行けるところまでという気持ちもある。矛盾した気持ちを持ちながらも足は進む。やっとの思いで頂上に着いたときは達成感と展望の素晴らしさに酔った。
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