チョコハナな日々

ちょこっとした日常のさまざまなことに対する想いを書いていきます。

アルコールの話

2015-11-05 | 障害者問題あれこれ
先月あった、いふくこんの講演でアルコールについて少し学びました。

講師の吉森先生は外見そのもの、親しみやすいドクター。

お話の中で患者さんのことを一生懸命考えてくれる先生だな、と思いました。


以下講演より

アルコールの節度ある量は成人男性で一日20gですが、飲むと赤くなる人は10~13gぐらいが適度

アルコール飲料に含まれるアルコール量の求め方は

アルコール飲料の容量×アルコール濃度×アルコール比重=アルコール量

缶ビール 500ml×0.05×0.8=20g

純アルコール約10gをⅠドリンクとするので缶ビール500mlには2ドリンクのアルコールを含んでいることになる。

アルコールが消費される時間は、日本酒1合、またはアルコール5%の缶ビールを飲むと体内から消失するまで約4時間かかる。

アルコールを長期間大量に摂取した後に中止、減量した場合にアルコール離脱状態が生じる。
発汗、高血圧、不眠、頭痛、一過性の視覚、聴覚、触覚に関する幻覚や錯覚、嘔吐、伸展した手の振戦などに...大発作性けいれん..も...。

大量飲酒により脳の委縮が起こったりする。
飲酒のとき使われるビタミンB1の欠乏によって生じるWernicke脳症

アルコールとうつ病、自殺

国際比較でもアルコールの消費量が高いと男性の自殺死亡率は高い。日本は、日本酒かさんで2.5合以上の飲酒は男性の自殺リスクを高める。

アルコールと不眠、

はじめは眠れるが睡眠薬よりも耐性の増加の度合いが非常に大きいので眠れなくなるのが早い。

自助グループ AA アルコーリック・アノニマス 1935年アメリカで始まる。
長崎にもあり、AAミーティングも教会や会館などで毎週行われている。
連絡先は、九州・沖縄地域セントラルオフィス ℡ 099-248-0057 平日10時~16時