チョコハナな日々

ちょこっとした日常のさまざまなことに対する想いを書いていきます。

はればれ

2011-04-28 | チョコハナ
5年ぐらい前、住民反対にも負けず知的障害通所施設るーちぇが誕生したが、数ヶ月で閉所した。今までにない立派な、施設だったので、「やめる」と聞いたときは、がっくりときた。

3年前、るーちぇがコミュ二ティーに替わると聞いたとき、わたしの頭に可愛い花柄のテーブルとカラフルな椅子が浮かんだ。「講演会に行っても大人数では質問するのも躊躇する、ここなら、考えるきっかけ作りとして...ゆっくりと質問できる雰囲気..500円でコーヒーお菓子付きで講師は...知り合いにタダでお願いできないか...」と、浮かび上がったまま、「4月からお話を聞く場...、時間は90分、1時間のお話のあと30分が質問タイム。わたし、しようと思う..」とコミセンを借りることに決めた。

思いつきで始めたちょことした話を聞く場...ちょこっとしたいい話を聞く場...チョコハナと付けよう。
最初で、少人数の集いというのは、参加者によってかなり雰囲気が変わってしまうことを実感する。サークルのように決まった人が参加するのではないので、そのときそのときの参加者で感じが変わってしまう。コーヒーを準備している間に「えっ?」という雰囲気になっていることもあった。場の雰囲気を戻そうとしたり、...運営してみないと分からないこともあった。コーヒーによって味が濃くなったりもするし。また、始めのうちは発言を遠慮していたけど、参加者のひとりとして参加すると自分も面白くなった。

参加者数が少な過ぎると、講師の方に申し訳ない感じがして、毎回何人参加するのか、これが一番の悩みだったかも。それと、一度だけ講師の人が遅刻したときがあった。地図も郵送していたのだが、本人持ってくるのを忘れていた。こちらがボランティアでするとしても参加者から500円頂くのだから、もし、講師が来なかったらどうしようとハラハラしたときがあった。

いろいろあったけど、いろんなお話を36回全部聞けたのが一番良かった。ボランティアで講師をしてくれた人たち、お手伝いをしてくれた福島さんにも感謝である。

障害者自立支援法反対署名活動で集まった募金の残り(これは某お店に置いていた募金箱分。お店のオーナーが自分の子ども用にしようとしていたのを取り返してもらったもの)をチョコハナの活動資金として使用し、残金はNPO法人ゆめ風基金に振り込む。コーヒーメーカー3台は、コミセンへ寄贈。

実際、みなさんに「考える」きっかけ作りとなったかどうかは疑わしいけど、ホームレスへなどへの寄付も出来、ちょこっとだけ社会的貢献も出来たと思う。それに、「チョコハナ、とても興味深いテーマです。続けてください。半年に1回でもいいですから、また、連絡を待っています」という人たちも出来た。うれしかった。
先日、「記事を読んで、36回がどんな話だったのか、興味があります。ぜひお会いできませんか?」という連絡もあったが、36回のお話は実にさまざまだった。テーマは、講師かわたしが付けた。面白い題になっていると思う。

スタート時から36回目を目標にし、達成し、今は気分が晴れ晴れとしている。
しばらく、ハレバレ...感につかって、次は何しようか、新聞記事のコメントのことも思案中です。次、活動するなら4度目になるのかな...もう何もしないのかもしれない。


4月23日の記録

2011-04-26 | チョコハナ
最後のチョコハナ、参加者はまぁまぁの人数だろうと思って、遊歩さんからお菓子を20個購入。

当日は、いつもより遅く着いてしまい、ドタバタと準備している間に福田先生が来てしまった。

それから、福島さんが「平山さんに」と小さな植木鉢を抱えて入ってくる。

予定時刻の13時30分、あれっ..○○さんや○○さんや...まだ来ていない。

10分遅れの挨拶のあと、最後のチョコハナにぴったりのお話が始まる。

福田先生のいっぱい伝えたいお話の中、参加者が増える。

プロジェクター使用のお話は1時間よりかなりオーバーしてしまい、15時15分ごろに質疑応答タイム。

教育の話がでると、新聞記事で参加された方が日頃の悩みを話しだし、

ここでの時間がかなりオーバーしてきたので、16時ごろ、一旦終了。

わたしから福田先生へお礼と拍手。

福田先生からわたしへ「36回も、よう、がんばった」と拍手。

わたしから福島さんへ感謝の拍手。

その後も教育のお話....(どうぞ、お母さんがた、あさりのように砂を吐いていってください...)

16時半ごろ、お片づけが終わり、残ったみなさんで「万歳しましょう」と、万歳三唱。

参加者のひとりから私たちふたりに可愛い花束を頂く。

「少し休んでから、また(チョコハナを)始めてください」という言葉と一緒に。

17時前にコミセンを出る。





最後のチョコハナ

2011-03-22 | チョコハナ
ついに、やっと、念願の、目標であった36回目がきました!

最後のチョコハナは、誰に...

福田先生に...いや、あまりにも忙しいのに悪いか...

昨年新聞で見た児童養護施設の施設長に連絡とってお願いしてみようか...

チョコハナの残金はそちらの子どもたちへの支援に使っていただこうか...

う~ん、福島さんも「最後は福田先生?」といっていたよね...

福田先生も覚えているよね、

えい、ダメモトで連絡してみよう!

...ということで、福田先生から快諾をいただきました。

ちゃんと、「36回目は自分」だと覚えていらっしゃって...有難いことです。

最後のチョコハナのテーマは、

子育ての原点をみつめて

~アフリカの子どもたちの笑顔と障がいのある子どもと親たち~

日時.....2011年(土)13時30分~

お話をする人...小児科医 福田 雅文さん

参加費...500円 (コーヒー&お菓子付)

場所...コミュニティーセンター みずほ

ただの主婦が思いつきで始めたチョコハナも、今回で36回目となります。
最後は特別みなさんのこころに残るお話になるかもしれません。

よろしかったら、ご参加ください!

話題は

2011-03-20 | チョコハナ
金曜日のチョコハナ、話し手の山崎さん入れて8名でテーブルを囲みました。
参加者の中には「こんなときにあるの?」という質問があって、なぜそんなことを聞くのだろうかと思うと、山崎さんが県職だと勘違いしたようです。
確かに誤解しやすい名称かもしれませんね。

昨年の4月~今年の3月までにメルカ築町5Fの会議室でハローワーク門前相談会をしたところ、111名の来場があり、そのうち45件が深刻な相談でした。格差と貧困がさらに進んでいるという現状。解雇されても5人に1人しか失業保険がもらえない。国保の月約1900円も払えないで無保険になり、10割負担になるので病院へ行けない、など。

貧困になったときの医療は、「無低診」の利用でしょうか。社会福祉法人の規定によって、医療機関は「無低診」を、長崎県(長崎市においては長崎市)に申請すれば行うことができます。
現在実施しているのは、長崎市で新大工のサイセイ会病院、新地の十善会、県庁近くのエキサイ会、花丘診療所、大浦診療所、香焼民主診療所、上戸町診療所です。
ご相談は、大浦診療所へどうぞ、℡095-821-1367
五島は、マリア病院ががんばっているそうです。

消費税は増額しないでも、法人税の減額や証券優遇税制の2年延長や米軍への「思いやり予算」を5年間約束したことをやめれば十分。大企業は、もうけている。大銀行は、消費税を1円も負担していないでけでなく、法人税も1円も支払っていない。黒字となっているのに。

貧困で医療に困っている方へ、4月14日(木)15時~17時までメルカ築町5Fの会議室で再度、ハローワーク門前相談会をします。気になる方はどうぞ参加してください!

今回は、話題に原発問題なども出ました。
「高齢者や赤ちゃんはテレビで映っているが、障害のある人はどうしているのだろうか?」、わたしはずっと気になっています。避難所生活は高齢者らも大変でしょう。が、そこにも受け入れが難しいうちの子のような人たちはどうしているのでしょうか?
自分なら、自宅が残っていたら自宅で過ごすか、無理なら車中生活ですね。
高齢者以上に弱者の立場ですので、長崎は大丈夫といっても、万が一のために準備しとく必要があると思いました。
身体は老いる一方ですが、最愛の子どもをどうしたら守れるのか、今回の震災で深く思いました。

弱者のために奔走している山崎さん、多忙の中ありがとうございました~!

さて、最後のチョコハナは、4月23日です~

今度も金曜日

2011-03-08 | チョコハナ
第35回のチョコハナの案内です~

今回も金曜日にしますので、ご都合の良い方は参加くださいね!


「貧困になったとき医療は?消費税増額しないで社会保障は改善できるの?」

日時...2011年3月18日の10時~

お話をする人...長崎県社保協事務局長 山崎倉俊さん

参加費...コーヒーとお菓子つきの500円

場所...いつものコミュニティーセンターみずほ

金曜日のチョコハナ

2011-02-22 | チョコハナ
18日の参加人数はまずまずでした。

平日開催なので同じ学校の保護者も参加してくれましたが、チラシを見て来た方もいて、とても熱心に質問をされていました。

参加者のひとり、Tさんは手作りのバナナケーキを持参してくれました。わたしは味見ができなかったのですが、みなさん「甘くなくておいしい!」といっていました。うちの子へのプレゼントもありがとうございました!

今回も2時間たっぷり使いました。

東山先生のお話途中で遭難者救助のためララなめしまで迎えに行っていたので最後のお話が聞けませんでしたが、レジュメがあったので助かりました。

感想ですが、「知的障害者の場合、親は代弁者というが違う。重度の人の代弁者は、軽度の人が代弁者である。親と子のニーズが違う。親は子の代弁者にはならない」といわれたことに「なるほど」と思いました。
施設入所している知的障害者のほとんどが自分が望んで入ったわけではなく、親が自分の安心のために入れている...というのを思い出しました。
親は当事者をサポートしていく立場で運動していかないといけないと思います。親同士で連携していくにはまずそこが分かっていないと無理ですね。

あと、興味を引いたのが、千葉県が委託している地域相談員、これが6~700人いるそうですが、差別を受けた側と与えた側の間に立って解決の糸口を導く役割を担っています。それで無理なら調整委員会で解決するようにしています。

障害者差別禁止法の県条例が県民に必要な理由というのは、「障害とは、社会参加が妨げられている状態をいいます。これからの障害者の範囲は、手帳を持っている人だけでなく、将来にわたり社会参加に支障をきたす可能性を持つ人も、社会から離脱しないように予防的な意味から障害者の概念に含まれています。つまり、県民全体が対象となります」。

当日わたしから参加した方たちに質問してみました。「県条例は必要だと思いますか?」、「その活動に関わりたいですか?」と。みなさん、必要で勝手に決められないように関わりたいという意見でした。

ともかく34回目も無事に終わりました~、もうすぐ娘の卒業式です。何か忙しいです。

平日にあります!

2011-01-26 | チョコハナ
第34回チョコハナ(ちょこっとしたいい話)のお知らせ

平和で誰でも安心して暮らせる社会づくり
 
 ~障がい者差別禁止法の長崎県条例の制定をめざして~

日時:2011年 2月18日(金)10時~12時ごろ

お話をする人:障がい者差別禁止法を実現する長崎ネットワーク 代表 東山 敬さん

場所:コミュニティーセンター みずほ 
    長崎市葉山2-28-10 滑石口バス停徒歩3分ぐらい ララなめし店前方葵団地入り口

参加費:500円 (コーヒー&お菓子つき)

★いっしょに話し合いましょう!初めての平日開催です。お気軽にご参加くださいね!

第33回の報告です!

2011-01-25 | チョコハナ
今回も前回と同じぐらい超少人数の集いとなりましたが、その分話し込んでしまいました。
14時スタートし、16時15分で終わったのですが、それから番外編...何杯かのコーヒーにトイレへ行きたいのも我慢して深刻な話を聞きました。この話のおかげで、わたしもますます悩み、福島さんから「平山さん、また動くんじゃない?」といわれるほど怒りのエネルギーが溜まってきました。
障害の中でも知的な障害がある方たちはホント...深刻な状況です。何とかしないといけません...。

本題のお話、「通級指導教室の中で」の感想です。
古賀野先生は今や特別支援教育の大ベテランです。でも、最初は通常学級を受け持っていて、障害のある子どもに興味はなかったようです。ところが、頼まれて支援学級の担任になり、実際に障害のある児童に接して気持ちが変わっていきました。以下お話の1部です。

1校時が理科だったんですけど、親学級(通常学級)に交流に行った生徒が泣きながら支援学級に戻ってきました。わたしは「どうしたの?」と尋ねました。「先生が1校時は終わったんだから自分の教室へ戻りなさいといった」というので、わたしは何て意地悪なと思い、「いいさ、もう親学級に行かないで先生といっしょに勉強しようよ」と、子どもに言いました。ところが、子どもは交流の時間になったら「お友達に会える」と喜んで交流に行くんですよ。...中には交流も親学級の担任次第で全然しないところもあります。「交流で障害のある子どもが伸びるのは認めますが、相手(障害のない子ども)にとっては迷惑だと思います」という教員。...などなど

「障害児は障害児の学級や学校で学ぶ」のが当たり前だと思っていた古賀野先生ですが、分けられる側に立って「それが差別だ」と気づいたそうです。
わたしも「学籍の一元化」には賛成です。同じ籍で必要なら個別指導も受けることができる、ということにすればほとんどが問題はないでしょう。
たかが学籍だと思われるでしょうが、籍がどこにあるかというのは本当に大事です。わたしも痛感しています。

「分けない社会は分けない教育から」...どこかのブログで拝見しましたが、まさにその通りだと思います。

さて、あと3回...まだ次が決まっていません...
「チョコハナの案内をお願いします。今年はなるべく参加します。」というはがきも頂きました...し、もう少しがんばります!

通級指導教室の中で

2010-12-23 | チョコハナ
第33回チョコハナの予定が決まりました

テーマ...「通級指導教室の中で」~障がい児教育のベテラン教員がつぶやきます

日時...2011年 1月 22日(土)14時~15時30分

お話をする人...古賀野 真知子さん (通級指導教室教諭)

参加費...500円 (コーヒー&お菓子)

場所...コミュニティーセンター みずほ   095-855-9000
    長崎市葉山2-28-10 滑石口バス停徒歩3分 ララなめし店前方

☆ どなたでもお気軽にご参加ください
■ 気になる子どもの就学も一緒に考えましょう     

32回の報告です!

2010-12-13 | チョコハナ
当日の参加人数はアウンミャッウインさんのときを更新し、わたしたちは浅田さんと向き合ってお話を聞きました。
なんだか面談を受けている感じでしたが、県庁舎移転の話だけでなく県議会の様子、政務調査費についてなどなど聞くお話は山ほどありました。
今回も、より多く時間を取っていたのですが、それよりオーバーしてしまいました。
130分でも話し足りませんでした。

移転問題については、先日ちょうど県庁周辺にある商店街の方々が「反対」の署名簿を提出していました。新幹線に対しては「賛成」で、これに関しては「税金の無駄」と言っても共感は少ないかなと思いますが、長崎県民はどう思っているのでしょうか?

浅田県議も言われていたように、県庁へ用がある人というのは業者が圧倒的で一般の県民はほとんど行くことはないです。確かに建物は古いようだから建て直しも必要かな...ぐらいでしょうか。わたしも水浸しになりそうな魚市跡地でないなら建替えも要るかな、耐震改修は無理だと言っているし..ぐらいでした。

しかし、県庁舎の移転には跡地も絡んで、空いた場所の有効活用だ、移転先の周辺整備だと...お金はあれもこれもと使うようになっているんです。今現在ニッセイビルを賃貸していますが、この賃貸料も今や築30年というのに当初と同じ金額を支払っているとか。この賃貸料は値下げしてもらい、周辺にいくらでも空きビルはあるのでそこを利用したり、またグランドホテルの跡を買い取りしていれば、防災面でもお金の面でもいいのではないか、と賛同する声も出ました。県職のための立派な庁舎は不要だということですね。

政務調査費については、議員としていろいろな知識を身につけるためには必要だということですが、私的に流用かどうかの判断が難しいです。浅田さんご本人もブログなどを活用して情報発信していますので全ての議員もそういった努力をするべきなのでしょう。

一番の問題は、シナリオを演じる議会の在り方よりもわたしたち県民の関心のなさだと思いました。

「県議会の傍聴へ行きましょう

一度は行かないと...わたしも反省しています。
浅田県議、チョコハナへ来てくださって有難うございました