~ 夢の途中 ~

強い?弱い?上手い?下手?そんなの関係ない!
全員が全力疾走!そんな『何か』を感じさせてくれるチームを応援します!

野球とベースボール

2012年09月10日 | 高校野球

U18世界大会が終わった。日本は最終戦で韓国に敗れ6位。

お人柄は優しくていい人なんだろうと想像できる小倉監督の苦言が記事になっていた。


【スポニチアネックスより】

~~小倉監督「あのプレーはない」米国の荒過ぎるタックルに苦言~~


 ◇18U世界野球選手権第8日 日本5―10米国(2012年9月7日 ソウル)

「あのプレーはないなと思いますね。あれじゃあうちの選手が怪我しちゃいますから」。日本代表の小倉監督は苦言を呈した。

日本が1点リードして迎えた7回、米国は無死二、三塁からゴロの間にホームを狙った三塁走者が捕手の森に体当たり。森はボールをこぼさなかったものの、負傷して一時試合が中断した。

完全にタイミングはアウトだったが、肘を突き出すようにした危険なタックルで、日本の高校野球ではまず有り得ないプレーだ。同点に追いつかれ、1死一、二塁から右前打を浴びると、クロスプレーで再び森は危険なスライディングをくらい吹き飛ばされた。

結局この回逆転を許し、その後守備では本塁送球を避けるシーンも。ルールの範囲内とは言え、あまりに荒っぽいプレーに小倉監督「あのプレーで一つおかしくなったなって思いますね」と苦々しげに振り返った。











「あれじゃあうちの選手が怪我しちゃいますから」....まぁ、あんな選手起用しながらどの口が「怪我しちゃいますから」って云うのか不思議な気がしないでもないんだが・・・。(これは明日にでも書こう)


で、このプレーに非難轟々。「アマチュアなのに危険だ」、「卑怯なタックルだ」、「野球をやる資格ない」。

そりゃそうだ!端(はな)から彼等は“野球”なんてしてない。ベースボールをやってる。

良くも悪くもこれがベースボール。このプレーはグローバルスタンダード(って云っても米、中南米ぐらいだが)なんである。

で、挙句の果てには関係者からも「来年からこんな大会は出ない」そんな声も聞こえてきたらしい。

どこまで野球鎖国の島国根性なんだろうか? 世界が日本の“野球”を受け入れるだろうか?・・・否である。

MLB観ててもわかるだろう、あのタックルはそんなに珍しいプレーではない。現場の人間は「危険なプレーもしてくるからな!」って対処法の一つでも教えておくべきだったろう。

無論、私も大嫌いだしムカつくし虫唾が走るようなプレーだ。だが個人の嫌いと言う感情とルールは別。

ルールで禁止されてない以上、各チーム・各選手のモラルやマナーの範疇になるんだろう。(もし禁止されてるのなら守備妨害でアウトになってるだろうから)

 

だが、日本の高校やプロでもある意味タックルより危険な『足上げスラ』をやってる選手もいる。もちろん明らかにミットを狙って。






まぁ、こんな話を書いてると「捕手のブロックと走者の生きる道」になり論争が尽きない。

「走路をブロックするキャッチャーが悪い」、「いや、ベースの一角は空けていた」etc.

これから日本の高校野球がどっちの方向に進むのか?ベースボール?武道精神の野球道?

まぁ高野連が存在する限り野球道を推進するだろう・・・国際大会では勝てないだろうが・・・・。


ちなみに・・・・私は潔い『野球道』が圧倒的に好きではあるが・・・。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿