~ 夢の途中 ~

強い?弱い?上手い?下手?そんなの関係ない!
全員が全力疾走!そんな『何か』を感じさせてくれるチームを応援します!

この夏、No1のヒールが登場

2017年08月11日 | 高校野球

第99回の甲子園大会が開幕。

大会初日に公立高校、しかも非常に偏差値の高い進学校が文武両道として・・・・


あまり興味はない。代表校が公立だろうが私立だろう偏差値が高かろうが低かろうがどっちでもいい。

ただただ頑張ってる球児を応援するのみ・・・です。(この文武両道の線引きってのがイマイチわからない。偏差値がどれくらいから?1日の練習量がどれくらい?)


しかし一部には「今年は公立高校が少ない。特に公立の商業高校が1校だけなんて寂しい」だの、
「野球留学の特待生ばっかりで応援したくない」、etc...。


公立の商業高校で野球をやっていた人間として言うならば・・・・「はぁ?そんなの関係ないし余計なお世話だよ」だ。
こんな言い方はハナっから私立が上で公立が下と言ってるようで必死に甲子園目指してる選手に対して失礼。

確かに昔見ていた甲子園では確かに商業高校が活躍していたでしょう。でもそんな思い出に浸って語られても・・・だ。


だいたい文武両道ってのは公立だけじゃないはず。
出場校の中の私立高校でも文武両道を目指し頑張ってる球児は大勢いるだろう。
公立高校より恵まれない環境で練習に励み甲子園を掴んだ高校もあるはず。

そりゃ勉強も県内トップクラスの進学校に通い野球では甲子園に・・・・そんな学生は素晴らしいけど、
「俺は勉強は苦手だし好きじゃない。でも全てを犠牲にしてでも甲子園目指す」そんな選手がいてもいい。

特待生にしてもそう。15歳で親元で親元離れて野球に打ち込む覚悟は立派だ。


これはこれで素晴らしい教育だと思う。


「地元出身の選手が少ない」、「大阪第二代表」・・・球児達はそんな言葉に惑わされる必要などない。

その県に所在する高校が、その県の予選を勝ち抜き、その県の代表となり甲子園に出場する・・・なんの問題もない。

ここ数年、その最たる批判は熊本・秀岳館に移った。

ベンチ入りメンバーに熊本県出身者が一人しかいない。熊本代表として認めない(いやいや、熊本代表でしょ)・・・もうここまでくれば好き嫌いでしかない。

例えば、早稲田佐賀は佐賀出身は二人だけど批判の声はあまり聞こえない。
話題を独占していた早実にしても沖縄出身の選手もいれば大阪や京都出身の選手もいてベンチ入りメンバーの半分くらいは他県出身者だ。

同じように批判を受けるならまだしも、応援される・避難されると両極端。結局伝統ある私立は応援され、新興勢力は批判される。
昔は強くて応援していた高校がパッと出の私立、しかも他県出身者ばっかりの高校に負ける・・・これはけしからん!こんな感じではないだろうか?


その秀岳館率いる鍛冶舎監督が今夏で勇退される。非常に残念だ。ここ数年、鍛冶舎監督は九州の高校野球に大きな影響を与えたと思う。

特に追い込まれてからのノーステップ打法は多くの高校が取り入れようと試みた。(秀岳館のように打てるかどうかは別として取り組む、試す、取り入れるが大事なんです)


大体からして鍛冶舎監督の風貌がヒール役にピッタリだ。
甲子園でのサイン盗み疑惑(真実はわからないけど鍛冶舎監督ならやるだろう・・・そう思わせる雰囲気も持ち合わせていらっしゃる)
招待試合の早実戦では清宮君の前の打者を敬遠で歩かせ清宮君と勝負したり。もう高野連から嫌われる要素満載だ。

しかし個人的には鍛冶舎監督の野球は大好きだ。

ムダを省き、いかに効率よく勝てるか、これを徹底的に追求してる。複数の投手による分業、ツーストライクからのバッティングなんか見ていて楽しい。

最後の夏、初戦は横浜高校と激突する。



最後の夏の鍛冶舎野球を思いっきり堪能したい。長々と書いたが・・・・言いたい事は鍛冶舎野球を見たい!これだけだった。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿