トルコの車事情
①観光バス
今回供された大型観光バスはメルセデスの殆ど新車です。
30人乗り位で、3列シート、皮装で車内はまだ新車の匂いがプンプン
しています。
ドライバー席は、エアサス仕様になっているようです。
気になったのは、今までのヨーロッパの観光バスの車内は飲食禁止
だったのですが、今回は何のお咎めもなし。
新車だけにこちらが気を使ってしまいました。
国が変われば習慣もまた変わるということなのでしょうね。
②ウインカー
トルコでは、都市部以外では、車線変更の際にウインカーは殆ど
出しません。
イタリア、フランスなどでは結構几帳面に出して合図していたよう
に思うのですが。
③ダッシュボード上のフェイクファー
大型、小型を問わずトルコのドライバーはダッシュボードの上に
ふわふわの毛がある敷物を敷くのがお好きなようです。
日本でも一時期若者の間で流行ったことがありましたが、今は殆ど
見かけません。
デフロスターの機能を阻害すると思うのですが・・・・・・。
④大型トレーラー
トルコでも、ヨーロッパと同様大型トラックは90%以上が
トレーラーです。
ヘッド2車軸6輪、荷台3車軸6輪が多いのですが、空荷、軽い荷
の時は1~2本の車軸を釣り上げて走行しています。
これは最近では日本でも時々見かけるようになりました。
大型トレーラーは貨物の大量輸送には勿論有効なのですが、
問題は登坂時です。
極端にスピードが落ちるのです。這うようなスピードで路肩の方まで
避けて遠慮しながら走っているのを見ると気の毒になります。
日本では高速道路などでは、登坂車線が随分整備されてきて
いますが、トルコでは交通量の増加に先手を打って道路が整備されて
いるみたいで、都市部以外での渋滞は時間帯を問わず見ていません。
⑤小型トラック
1.5~2Tクラスの小型トラックは日本車を多く見かけました。
三菱ふそうのキャンター、いすゞのエルフなどがよく走っていました。
ちなみに大型バスも日本車を散見しましたが、やはり多いのはメルセデス
でしょうか。
(メルセデスの大きな車両組立工場をトルコで見かけました。
ついでにトヨタのも)
トルコ旅行記も、本編8回、おまけ3回にわたってしつこく連載して
きましたが、今回をもちまして一応の区切りとしたいと思います。
毎日、100件以上のアクセスを頂きましてありがとうございました。
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