今から、15年ほど前に息子が酔った勢いで夜店でミドリガメを
買って来ました。
図体が大きくなってきたので、水槽は一度買い換えて来ましたが、
世話をする様子はありません。
当時、閑人宅では5才くらいの白兎を部屋飼いしていました。
この兎は、”ミミちゃん”という可愛い名前で、電気コードと部屋の
柱が大好物でした。
閑人にも餌を貰う関係で慣れてしまって、閑人が部屋でゴロン
と横になっていると顔を舐めに来てくれる程の仲になりました。
いずれは、この兎と成長した亀に徒競走をさせようと目論んで
いたのですが、兎は10年ほど前に天寿を全うしてみまかりました。
(兎としてはかなりの長寿だったと思います)
奥はそれ以降新たにペットを飼うことはしなくなりましたので、
閑人宅のペットは現在この亀だけです。
◆亀さん
ミシシッピーアカミミガメです。今、眠むそうな顔で首を擡げて
”餌をおくれ”と催促しているところです。
この2~3年は急に力も強くなってきて、甲羅を押さえ付けて
束子で洗っていても平気で頭・足・尾を出してきます。
この亀さんには未だ正式の名前がありません。
閑人は ①亀太郎
②亀之助
③亀左衛門
④亀之進
⑤亀夫
などなど色々と考えてやったのですが、どう呼んでも気に入ら
ないらしくて、返事もしません。
今のところ、家人も”亀さん”と一応呼んでいます。
相変わらず、餌やり、水槽洗いなど閑人が一手に引き受けて
います。
閑人の足音は覚えたのか、朝は傍に行くとゴソゴソと動き回り、
餌を催促します。
そう言えば、この亀さんと同じ”ミシシッピーアカミミガメが
奈良の猿沢の池にいるのを見たことがあります。
勝手に放流するのは、生態系を乱すし、交雑の惧れもあるので、
一度飼い始めたペットは命ある限り飼ってやるのが、飼い主の
責任であろうと思います。
◆亀さんのひなたボッコ
寝室の上に板を渡して、甲羅干しスペースにしてあります。
この場所は、けっこうお気に入りみたいです。