予告編3でお知らせした様に、全ての旅程が1日分ずつ後ろにずれた
中国ツアーの報告です。
乗継地が、上海から北京に変更になったのですが、機窓から見る北京の
上空は相変わらず凄いスモッグです。
旅行タイトルも色々考えたのですが、四川料理の本場へ行ったことだ
し、少しひねくれて斜視気味に悪口批判的な内容も書きたかったので、
今回の旅行のタイトルは”辛口中国旅行”です。
◆セントレアのドリームリフター

B787の主翼をアメリカのボーイング社へ空輸するB747の改造機
ドリームリフターが駐機されていました。
この機材は、セントレアではよく見かけます。
◆成都の夕方の渋滞

四川省は人口・約1000万人、内、省都である成都には、300万人が
住んでいて、車が200万台だそうです。道路も渋滞するわけです。
モータリゼーションやマナーが成熟しないままに、車の台数のみが
爆発的に増えてしまって打つ手がないような感じです。
今や、度胸とクラクションだけが道路交通を支配しています。
中国の交通事情については、追って書いてゆきます。
因みに、最終日(21日)にはホテルを出発して成都街中の遺跡
(古い街並みを再現したもの)を見学し、空港へ行くまでの半日間に
3件の交通事故を目撃しました。
(走行距離は8Kmくらいだったと思う)
他に、バスの窓から見ていたら”あっ、やった”と思ったのが2回程
あったのですが、これは事なきを得ました。
◆夕食

今回ツアーでは、ビールは全てこれです。
レストランで飲んだものは冷えていて美味しかったけど、帰りの飛行機
(中国のエアライン)の中で飲んだのは同銘柄の缶ビールで、常温の
ままで出て来て全く美味しくなかったのです。
他の飲み物にすればよかった。
(中国では、レストランでも特に注文しない限り常温のビールが出て
くるのだそうです)
◆夕食の四川料理 その1

◆ 同 その2

勿論、他にも種々出てきたのですが、以下略です。(たまたま
この二つは激辛ではなくて、閑人にも比較的食べやすかった)
◆中国のやっつけ工事 その1

壁のコンセントです。
基本的に、中国の技術は
①パクリ
②手抜き
③やっつけ
を旨としているかのようです。
◆ 同 その2

その1・その2ともに、共産党が支配する国なので、左に傾いて
います。豪壮な大型ホテルなのですが、細かい部分の仕上げはご覧
の通りです。夜中に2~3時間は完全に停電していたし。
翌日からは、持参した懐中電灯を枕元に置いて寝ることにしました。
(ホテルの部屋に、非常用懐中電灯が常備されているのは日本だけだと
思う)
後日の九寨溝のホテルでも同じく夜中の停電がありました。
翌朝は、成都市郊外の”パンダ繁育研究基地”を見学です。ここで繁殖
して、野生に返そうというのがこの施設の本来の目的だそうです。
◆入口

研究基地とは言っても、完全に観光地化しています。
(だから、我々観光客も見学できるのですが)
中国の主要観光地では、ご覧のように大量の人を捌く手法も少しは
取り入れられていますが、基本は割り込み天国で、厚かましい人が
勝ちます。
整然と列を作る習慣が身についてしまっている日本人は、絶対に
中国人には敵いません。
◆園内の見学路を覆う笹

笹はパンダの主食ですから、園内至るところは笹だらけです。
◆電光掲示板 その1

◆ 同 その2

中国語、英語、韓国語、日本語でこのメッセージが流れます。
◆食事中のパンダ その1

◆ 同 その2

行儀悪く、ヘソ天で寝ころがって食事中のパンダもいます。
◆赤ちゃんパンダ

屋内のベビーベッドのような板敷の柵の中に、4匹の赤ちゃん
パンダがいます。この頃から、ヘソ天の練習を始めるのです。
◆木登りパンダ

可愛いパンダを見学した後は、古の昔に茶馬交易で栄えた松潘の
古い街並みを訪ねます。