「守屋純子カルテット」
@ふぇるまぁた
守屋純子(pf)
近藤和彦(as ss)、岸徹至(b)、高橋徹(ds)
2005年度の、「セロニアス・モンク・インターナショナル・ジャズ・
コンポーザーズ・コンペティション」でアジア人として初めて優勝
という栄誉に輝かれた

ジャズピアニスト守屋純子さん
2005年2月19日、10月22日、3回目の「ふぇるまぁた」来店。
2005年9月19日の授賞式の直後にライブをして下さったのに
2005年10月下旬は個人的事情で外出不可・・・ 泣く泣く断念。
「ふぇるまぁた」のライブ情報を知り、心から楽しみにしていた私
「セロニアス・モンク・コンポーザーズ・コンペティション」の受賞曲
テナー・サックス、トランペット、ギター、ピアノ、ベース、ドラムスの
セクステットのために書いた「Playground」を、カルテットで演奏。
セクステットの中でも主にギターの音を想定して作曲されたらしい。
そのキメのフレーズを、今回は近藤さんがソプラノサックスで披露。
1部ラストの「Guitar X」も、守屋さん御自身の活動にギタリストを
メンバーに入れようと決心して作曲したものの、機会に恵まれずに
結局は、サックス奏者(多くは近藤さん)の曲になりつつあるとか・・・
「スプリング」と「ホームカミング」は、最新の守屋さんのオリジナル曲。
「スプリング」は、今年の冬の寒さに震えながら「春が来ないかな~」
という想いで作られたらしい。春が、近くまで来ているようなメロディ♪
もう1曲「ホームカミング」は、千葉県「ふぇるまぁ」で本邦初公開(!?)
「新曲は、どのくらい新しいかと言うと~」と、守屋さんが語られた真実。
2006年6月22日、日本時間4:00にキックオフされたワールドカップ
「日本

ブラジル戦」の前後に作曲。なんと2日前に出来た最新曲

「試合結果に影響されたので、曲の最後は、勿論マイナーになります」
アンコールでは「リクエスト」を募って下さり、「Stella By Starlight」

私も「Dancing Puppet」か、この曲が聴きたいと思ったので、大感激。
楽曲も、大胆かつ緻密なアレンジも、大好き

な守屋純子さんだけれど
惹かれるのは、驕ることのない、気さくな御人柄と、MCの不思議な「間」
アルバム購入という声が掛かれば、「そんな貴方のために用意しました」
終演後、ピアノの上に置かれたアルバムを見て、「あっ あと1枚」と呟き
聞き逃さないお客さんが購入したいと手を挙げれば、「あっ 売れた・・・」
ステージの挨拶では、「守屋純子カルテットに」と言うべきであろうところを
「ふぇるまぁたに、ようこそお越し下さいました」と言葉を選ぶ。素晴らしい!
守屋純子さんのライブに行くと、守屋さんをオッカケしたくなってしまう私
1st.
「Love is a Many-Splendored Thing (慕情)」
「Flowers (守屋純子)」
「They can’t take that away from me (誰も奪えぬこの思い)」
「I Loves You Porgy」
「Guitar X (守屋純子)」
2nd.
「Bright Mississippi」
「スプリング (守屋純子) 表記不明」
「Playground」
「ホーム カミング (守屋純子) 表記不明」
「Caravan」
Enc.
「Stella By Starlight」
8月26日(土)「第8回ゆめジャズこんさーとinひめはるの里」(千葉県茂原市)
「守屋純子セクステット」御出演
守屋純子(pf)
松島啓之(tp)、近藤和彦(as)、片岡雄三(tb)、高瀬裕(b)、小山太郎(ds)
大好きな守屋さんオケのアルバム「Points Of Departure」に
サインをいただきたいという、1年間あたためた夢が叶う。嬉しい。