チャイコフスキー
ピアノ協奏曲第1番
ピアノ…ダグラス
指揮…スラットキン
演奏…ロンドン交響楽団
好み度…4.5(5点満点)
少しゆっくりめの余裕あるテンポ運びで、ピアノもオケも力まず適度な力感を持ちながら、濁らず透明感のある響きの心地よい、実は隠れた名盤ではないだろうか。
ロシア的な重量感だったり陰影だったりというよりはヨーロッパ的な叙情性や優雅さと、押し付けがましくない情感も感じられ、高揚部でのオケの厚さや叙情部でのピアノの一音一音の美しさもなかなかによい。ピアノは強奏部での強くも透明感のある響きも心地よい。
第1楽章は上に書いたような印象、続く第2楽章は妖精の遊ぶ森のようなゆっくり静かな出だしに始まり、テンポを速めてからもどこか清楚。
終楽章も特にテンポを速めることなく、しっかりと、どことなく優雅に運んでゆく。フィナーレもゆったりしっかり謳ってなかなかに明るく雄大である。
スラットキンとロンドン響もしっかりと明るめに少しシャープなアンサンブルで、出るところはしっかり出て、独特の音運びも織り交ぜつつ、ダグラスのしっかりとした透明感のある響きとよい協演である。
ピアノ協奏曲第1番
ピアノ…ダグラス
指揮…スラットキン
演奏…ロンドン交響楽団
好み度…4.5(5点満点)
少しゆっくりめの余裕あるテンポ運びで、ピアノもオケも力まず適度な力感を持ちながら、濁らず透明感のある響きの心地よい、実は隠れた名盤ではないだろうか。
ロシア的な重量感だったり陰影だったりというよりはヨーロッパ的な叙情性や優雅さと、押し付けがましくない情感も感じられ、高揚部でのオケの厚さや叙情部でのピアノの一音一音の美しさもなかなかによい。ピアノは強奏部での強くも透明感のある響きも心地よい。
第1楽章は上に書いたような印象、続く第2楽章は妖精の遊ぶ森のようなゆっくり静かな出だしに始まり、テンポを速めてからもどこか清楚。
終楽章も特にテンポを速めることなく、しっかりと、どことなく優雅に運んでゆく。フィナーレもゆったりしっかり謳ってなかなかに明るく雄大である。
スラットキンとロンドン響もしっかりと明るめに少しシャープなアンサンブルで、出るところはしっかり出て、独特の音運びも織り交ぜつつ、ダグラスのしっかりとした透明感のある響きとよい協演である。
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