い・ち・に・ち

明日が今日になって昨日になるような毎日

八段

2020-07-04 | 階段
飲み頃になるまで待つ時間
木々を揺らす風を見ようか
ため息のあの日を思い出そうか

出来ることなら
立ちのぼる香りを吸い込んで
失くしてしまいたい苦さだけど

飲み干す大人の熱さまで
冷ます涙を拭わずに
子供のままでいるのもいい